芸術専攻 教育研究上の目的
近年の芸術は,異なった分野・領域の芸術が,先端的なメディア等を介在しながらクロスし,さらに密接な関係が成立している。専門の分野をより深く研究することを目的としつつ,どの分野からでも自らの研究に必要な他分野も研究し,新たな表現と理論の開発にも有効に機能するよう,芸術の学問と創作研究を確立し,自立した研究活動と高度な専門的活動に従事するに必要な高度な表現研究能力と豊かな学識を持った人材を養成する。
近年の芸術環境は、異なった分野・領域の芸術が、先端的なメディア等を介在させながらクロスオーバーしており、互いに密接な関係を結んでいます。博士後期課程の専攻を1専攻とし、博士前期課程の文芸学専攻、映像芸術専攻、造形芸術専攻、音楽芸術専攻、舞台芸術専攻の5専攻を総合化したのは、そういった現代の芸術環境があってのことです。そして、それは自らの専門分野の探究を目的としながら、他分野の研究を視野に入れて、新たな創造理論を構築する場として機能しています。社会人の入学枠を設け(大学院設置基準第14条による教育方法の特例)、昼夜開講制を取り入れたことも大きな特色です。
すでに博士前期または修士課程を修了し、教育・研究機関や企業に従事しながら、より高度な芸術の専門領域について研究を継続したり、フィールドを越えて新たな芸術研究に取り組もうとする新進の研究者への門戸が開かれています。
- 2019年度博士後期課程芸術専攻履修科目一覧(PDF:958KB)
- 2020年度博士後期課程芸術専攻履修科目一覧(PDF:969KB)
- 2021年度博士後期課程芸術専攻履修科目一覧(PDF:967KB)
- 2022年度博士後期課程芸術専攻履修科目一覧(PDF:594KB)
- 2023年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 2024年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 単位履修規定に則り,必修科目を含め10単位以上を修得すること。
- 学位論文を提出し,最終審査及び試験に合格すること。
時期 | 内容 |
---|---|
2年次 7月上旬 |
1. 論文提出希望者は事前に指導教授に申し出た上、以下の書類を提出すること
|
11月~12月 | 2. 第1次予備試験(口述試験)実施及び結果を通知する ◎外国語及び専門知識についての試験を実施する |
12月中旬 | 3. 3年次生の論文要旨発表・説明を傍聴する |
1月中旬 | 4. 中間報告書を提出すること |
3月中旬 | 5. 第2次予備試験<研究中間発表会及び面接>実施及び結果を通知する ◎学位請求論文の内容についての試験を実施する |
3年次 10月下旬 |
6. 大学院芸術学研究科長あてに学位請求論文等提出すること ◎提出書類等については別に指示する |
11月中旬 | 7. 学位請求論文受理について可否を通知する |
12月中旬 | 8. 最終試験等(学位請求論文審査・口頭発表)を実施する ※ ◎大学院分科委員会において論文要旨を発表・説明し質疑に応答すること 審査委員により最終試験(専門知識)を実施する ◎論文に創作成果を加える場合は、最終試験前に作品を発表すること 原則として学内において発表を行う |
2月中旬 | 9. 学位授与最終審議を行う ※ |
2月下旬 | 10. 学位授与審査結果を通知する |
3月上旬 | 11. 博士後期課程修了者(修了要件を満たした者)を発表する |
3月25日 | 12. 大学院芸術学研究科修了式において学位授与を行う |
学位授与から3ヶ月以内 | 13. 学位を授与された日から3ヶ月以内に論文の内容の要旨、論文審査の結果の要旨をインターネットの利用により公表すること |
学位授与から1年以内 | 14. 学位を授与された日から1年以内に学位論文の全文をインターネットの利用により公表すること |
- 学位授与最終審議における不合格及び最終試験等終了後の取下げについては、再度第2次予備試験を課す。ただし、研究中間発表会は免除とし、試験委員による面接試験のみとする。なお、最終試験のうち口頭発表前の取下げについては、研究中間発表会を課す。
- 注意事項
- 上記日程は2016年4月現在の内容であり、今後、都合により変更される場合もある。
- 作成・審査等手続き日程の詳細は対象者に別途通知する。
- I. 論文指導
- (1)学位論文指導はC領域の教員とする。
- (2)学位論文指導には、指導教員以外に副指導教員を設け、指導を受けることができる。
- (3)副指導教員を設ける場合は、指導教員と相談の上、決めること。
- (4)副指導教員を設けた場合は、その教員の授業を履修することが望ましい。
- Ⅱ. 論文枚数等
- (1)論文審査の場合
- 400字詰原稿用紙200枚以上(本文のみとし、表等資料・注釈・引用文献等は含まない)とする。
- 論文は簡易印刷またはワープロ作成とし、表紙・背表紙をつけて製本すること。
- A4判4頁(4,000字)以内の内容の要旨を添付すること。要旨は、タイプ印刷またはワープロ作成とする。
- (2)論文に創作成果を加えて審査する場合
- 400字詰原稿用紙100枚以上(本文のみとし、表等資料・注釈・引用文献等は含まない)とする。
- 創作作品は学位論文に対応する内容とするが、作品のサイズ・数量・体裁等の詳細は別に定める。
- 論文の体裁等は (1) と同様とする。
- (1)論文審査の場合
- 上記をめやすとし、指導教員と相談の上、決定すること。
学位 (博士)論文審査基準(PDF:147KB)
教員紹介
上田 薫
昭和39年04月07日生
略歴
昭和63年03月
日本大学芸術学部文芸学科卒業
平成02年03月
日本大学芸術学部芸術研究所修了
平成03年04月
日本大学芸術学部副手
平成07年04月
日本大学芸術学部助手
平成10年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成17年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
思想・哲学(アラン論、森有正論、一遍上人論)
ライフワークとしてのアラン研究を続けながら、森有正の「経験と体験」や、一遍上人の「遍歴」というテーマで研究している他、古典芸能の説教節に関する研究及び創作もおこなう。
研究業績
著書
「布切れの思考―アラン哲学に倣いて―」
「感性の哲学 アラン」
「コギトへの思索―森有正論―」
「小栗半官と照手姫 翻案朗読本」
「新版説経 蜂子皇子物語(現代語版)」
共著
「一遍上人と遊行の旅」
社会活動
江古田文学会編集長
ソコロワ 山下 聖美(山下 聖美)
昭和47年08月26日生
略歴
平成07年03月
日本女子大学文学部卒業
平成10年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。
平成12年04月
日本大学芸術学部副手
平成13年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)取得
平成14年04月
日本大学芸術学部助手
平成19年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成23年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
・宮沢賢治を中心とした日本近代文学
・林芙美子などを中心とした近現女性作家研究
研究業績
『林茉美子とインドネシア 作品と研究』 鳥影社
『女脳文学特講 芙美子・翠・晶子・らいてう・野枝・弥生子・みすゞ』 三省堂
『新書で入門 宮沢賢治のちから』 新潮新書
『賢治文学「呪い」の構造』 三修社
『一〇〇年の坊っちゃん』 D文学研究会
『検証・宮沢賢治の詩(2)』 鳥影社
『宮沢賢治を読む』 D文学研究会
社会活動
日本近代文学会会員
楊 逸(百木逸楊)
昭和39年06月18日生
略歴
平成07年03月
お茶の水女子大学文教育学部地理学科卒業
平成21年04月
関東学院大学文学部客員教授
平成24年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成27年04月
日本大学芸術学部特任教授
平成28年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
創作・比較文学
言語と生活習慣などによる「異」は、価値感や思想にどう影響を与え、またどう表現されるべきかについて研究し、異文化を一つのディテールとして創作活動をしている。授業では「外向けの目」を重視して指導している。
研究業績
「ワンちゃん」 文藝春秋社 文学界新人賞受賞
「時が滲む朝」 文藝春秋社 芥川賞受賞
「孔子さまへの進言」 文藝春秋社
「楊逸が読む『聊斎志異』」 明治書院
「すき・やき」 新潮社
「流転の魔女」 文藝春秋社
「蚕食鯨呑」 岩波書店
「エーゲ海に強がりな月が」 潮出版社
未来型ウェブ文芸誌「トゥヌーヴ」 主催
社会活動
日本ペンクラブ会員
日本文芸家協会会員
お茶の水地理学会会員
西垣 仁美
昭和36年06月07日生
略歴
昭和59年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和61年03月
日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修了
平成02年04月
日本大学芸術学部助手
平成07年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成14年04月
日本大学芸術学部助教授(現 准教授)
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
近代および現代写真の写真思潮、表現研究。20世紀以降の写真作品の表現と作者の思想研究。過去の作品研究と同時に現代写真を日本の作家を中心に研究している。研究が主であるが創作活動も作家の心を考えるために継続している。
研究業績
学術論文
・マン・レイの写真作品における現代性の考察(日本写真芸術学会誌第17巻第2号)
評論
・「2023年写真の動向」10写真芸術 日本写真学会誌第87巻第3号(2005年~2024年毎年執筆)
出版
・『50冊で学ぶ写真表現入門』(共著) 日本カメラ社、2019 年
・『「超」写真表現力 カメラワークの新思考法』(共著) 青弓社、2019 年
・『写真の百科事典』(共著) 朝倉書店、2014 年
作品発表
・日本大学芸術学部写真学科女子卒業生有志の会 あじさい会写真展に出品(1984年~2022年)
・日本大学芸術学部紀要〈創作篇〉に発表(1987年~2024年)
・ソニーイメージングギャラリー企画写真展「わたしのともだち~写真家と愛しい存在の物語~」に出品(2021年)
社会活動
日本写真芸術学会副会長、日本写真学会会員
日本映像学会会員、(公社)日本写真協会会員
奥野 邦利
昭和44年04月18日生
略歴
平成05年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修了
平成07年04月
日本大学芸術学部補助員
平成08年04月
日本大学芸術学部副手
平成10年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成15年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成23年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
メディアアートを中心とした映像表現1960年代に登場したビデオアートが、現在のメディアアートへと拡大して行くプロセスに光を当て、エレクトロニクスとアートの関係、マスメディアとパーソナルメディアの関係、コンテクストと物語の関係などを探求している。創作としてはシングルチャンネルのビデオ作品の他、インスタレーションも手掛けており、近年はコンサートや演劇とのコラボレーションにも積極的にアプローチしている。
研究業績
評論
「映像領域におけるデジタル化と前衛」映像学102号(2019)
創作
オムニバス映画「見るということ」(共同監督)
山形国際ドキュメンタリー映画祭・企画上映(2009)
映像作品「喪失の記憶」(監督)
ブルックリン国際映画祭正式上映(2010)
実験映画・ビデオフェスティバル イン ソウル
正式上映(2010)
社会活動
日本映像学会理事
日本アニメーション学会会員
日本映画テレビ技術協会会員
上倉 泉
昭和47年03月20日生
略歴
平成06年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成16年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画技術、おもに映画の録音の研究。各国のエンジニアとディスカッションをしながら映画のアナログサウンドトラック、シアンダイトラックの研究を主に行い、さらに年間数十本の映像作品を制作している。
研究業績
「アナログシアンダイトラックの再生に関する諸問題」(映画テレビ技術誌)
「ふるさとをください」冨永憲治監督 ジェームス三木脚本 文部科学省選定映画 ステレオ/モノミックスミキサー
「喪失の記憶」 録音・ミキサー
「Pray for Japan Film」Stu Levy監督 ミキサー
「Little kyota Neon Hood」Satsuki Okawa監督 ミキサー
「旅するボール」J リーグ 20 周年記念特別ショートフィルム 大川五月監督 ミキサー
社会活動
日本映画テレビ録音協会会員
日本映像学会会員
日本映画テレビ技術協会会員
ISO(国際標準化機構)/ TC36国内委員
文化庁委託映画スタッフ育成事業検討委員
古賀 太
昭和36年06月15日生
略歴
昭和61年03月
九州大学文学部仏文学科卒業
昭和62年03月
早稲田大学文学部大学院芸術学専攻修士課程中退
昭和62年04月~平成05年09月
国際交流基金勤務
平成05年10月~平成21年03月
朝日新聞社勤務(文化事業部企画委員及び文化部記者)
平成09年04月~平成16年03月
東京大学非常勤講師(表象文化論)
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画史の新たな読解をテーマとする。現在は、初期映画の図像学的解釈や海外における日本映画の評価の歴史、戦時中の日本映画及び外国映画などを調査中。
また映画興行や映画祭など映画上映のマネージメント面からの研究をサブテーマとする。
研究業績
主な著書
『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』
集英社
『美術展の不都合な真実』新潮社
『映画伝来』(共著)岩波書店
『魔術師メリエス』(翻訳)フィルムアート社
『リュミエール元年』(共訳)筑摩書房
『日本映画史叢書(15)日本映画の誕生』(共著)森話社
『日本映画の海外進出』(共著)森話社
『日本戦前映画論集』(共著)ゆまに書房
『戦時下の映画』(共著)森話社
そのほか、朝日新聞社において「ジャン・ルノワール、映画のすべて」「イタリア映画祭」など20以上の映画祭を企画・運営。
社会活動
フランス政府より国家功労勲章シュヴァリエ(騎士)章
イタリア政府より「イタリアの星」勲章カヴァリエーレ(騎士)章
齊藤 裕人
昭和40年12月25日生
略歴
平成02年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
平成07年04月
日本大学芸術学部助手
平成10年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程満期退学
平成10年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成15年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専門分野:映画演出・映画制作
物語の構成や画面構成、キャメラワークなどにおける映画演出の研究を主として、映画制作の創作的なあり方を研究テーマとしている。また、ドキュメンタリーや短編映画など長編劇映画以外の分野に関する研究を行っており、様々な映像制作法を考察することもテーマの一つである。
研究業績
「酒中日記」劇映画(編集)
「こころ豊かに」PRビデオ(構成・演出・編集)
「幸せの黄色い自転車」広報ビデオ(構成・演出・編集)
「星になったおじいちゃん」ビデオ作品(共同脚本・監督・編集)
「Gyration」ミュージッククリップ(ライブアクションディレクター)
「シネマ・ヨーロッパ#1~6」テレビ番組(日本語版監修)
社会活動
日本映像学会会員
美学会会員
志村 三代子
昭和44年03月01日生
略歴
平成13年03月
早稲田大学文学研究科演像映像専修修士課程卒業
平成17年04月~平成19年03月
早稲田大学演劇博物館演劇研究センター客員研究助手
平成18年07月~平成18年12月
コロンビア大学東アジア言語学科客員研究員
平成21年03月
早稲田大学文学研究科演劇映像専修博士後期課程単位取得満期退学
平成22年06月
博士(文学)号取得(早稲田大学)
平成27年04月~令和03年03月
都留文科大学文学部比較文化学科准教授
令和03年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
日本文学と日本映画の相関関係、特に1920年代から現代までのメディア・ミックスに関する動向と、菊池寛、川端康成、松本清張など映画界に深く関わった作家と映画界との関係を中心に研究。他には映像メディアに表れた日米関係、とりわけ占領期以後の日本映画のなかのハワイ表象に注目している。
研究業績
単著
『映画人・菊池寛』藤原書店
共編著
『日活ロマンポルノ 性の美学と政治学』水声社
『渋谷実 巨匠にして異端』水声社
『大学的富士山ガイド』昭和堂
『川島雄三は二度生まれる』水声社
『リメイク映画の創造力』水声社
『淡島千景 女優というプリズム』青弓社
主要論文
「冷戦初期における米国国防総省の映画製作 -『二世部隊』の製作協力をめぐって」
『intelligence』15号、2015年、20世紀メディア研究会
平成23年11月
第7回河上肇賞受賞
社会活動
日本映像学会理事
玉木 則順
昭和37年07月20日生
略歴
昭和62年03月
京都教育大学教育学部特修理学科卒業
以後、中学校理科教員、プラネタリウム解説員、CG制作会社、ノンリニア編集機メーカー、海外映像機器の輸入代理店を経て、国内の撮影所、放送局、ポストプロダクションのデジタルシステムの構築に関わる
平成23年04月
日本大学芸術学部特任教授
平成23年09月
日本映画大学非常勤講師
平成26年04月
日本大学芸術学部任期制教授
研究領域
ポストプロダクションのデジタル技術全般フィルムが作り上げた色彩表現の遺産をデジタル技術で引き継ぐとともに、その先の表現の可能性について、カラーマネージメント技術を基盤に人間の知覚特性(記憶色)に適合した手法を考察している
研究業績
東宝スタジオ 新ポストプロダクションセンター構築(映像&ネットワーク担当)
REDカメラ・RAW現像ソフトウェア
「simple@post」プロトタイプ制作
「Avidでの24p編集と音処理」録音166号
「Avidでの24p編集ー最近の動向ー」録音170号
鳥山 正晴
昭和36年05月14日生
略歴
昭和60年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成03年04月
日本大学芸術学部助手
平成07年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成12年04月
日本大学芸術学部助教授
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画を主とする映像作品の演出と研究、及びそれに関わるシナリオの創作。古今東西の映画作家たちの映画演出法の共通点にアプローチすると同時に、制作する際の演出法については、インディぺデントな作り方を「ドグマ’95」「マンブルコア映画」を参考に研究している。
研究業績
シナリオ「もりもりぼっくん」東映テレビ・フジテレビ放映
PR ビデオ(19分)「モクネット21 二つ井」構成脚本・演出
ドキュメンタリー(20分)「震災の記憶、記憶の未来-語りの底力」構成・演出・編集
論文
「映像ストリ−ミング配信サービスの現状と今後」(日本大学芸術学部紀要第69号)
「マンブルコア映画はどこに向かうのか?~ジョー・スワンバーグの映画を中心に~」(日本大学芸術学部紀要第71号)
・Global Chinese Univ. Student Film and Television Festival(香港)審査員(2009年)
・2009 Taipei Country Film Festival, International Student Film Golden Lion Award(台湾)審査員(2009年)
社会活動
日本映像学会理事
日本映画テレビ技術協会員
松島 哲也
昭和35年05月11日生
略歴
昭和57年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和57年04月
映画テレビ制作会社ティンダーボックス入社
平成05年03月
フリーとなり、映画、テレビドラマ、ドキュメンタリーの監督、脚本に従事
平成11年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画演出及び脚本表現研究
劇場用映画の脚本・監督を行っている。
多様化する映像メディアの作術・演出術を研究しながら、進化を遂げるデジタルシネマの制作も行っている。
テレビドラマの変遷を研究し、新たな企画立案から制作・プロデュースに至る表現研究を行っている。
研究業績
作品
テレビドラマ「ぬくもり」
日本テレビ火曜サスペンス劇場
劇場用映画「新しい風」
松竹全国公開作品 ヒューストン国際映画祭グランプリ
テレビドラマ「親子弁護士の探偵帖」
TBS月曜ドラマスペシャル
劇場用映画「ゴーヤーちゃんぷるー」
東京都写真美術館公開作品
劇場用映画「ソ満国境15歳の夏」
全国公開作品
社会活動
日本映像学会員
日本映画監督協会専務理事
兼高 聖雄
昭和35年02月02日生
略歴
昭和57年03月
慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業
昭和59年03月
慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了
平成02年03月
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了
(社会学博士取得)
平成02年04月
尚美学園短期大学専任講師
平成05年04月
尚美学園短期大学助教授
平成12年04月
尚美学園大学総合政策学部助教授
平成16年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
現実の放送表現とその効果について、受け手の心理プロセスを軸にして考えている。できるだけ表現そのものについて、コミュニケーションの枠組みからとらえている。また、メディアによる表現全般や文化・社会現象について、実証的な社会心理学の手法で研究している。
研究業績
「コミュニケーション学入門」大修館書店
「受け手の特性から見た広告メッセージのリーチについて」 放送と表現Vol.2
「広告コミュニケーションにおける受容者の自己過程について」 広告科学Vol.27
「若年層の広告接触と消費態度」 平成国際大学論集3
「居場所と文化に関する考察」 Institunt van noeck
社会活動
放送批評懇談会会員
FMナックファイブ番組審議委員
中町 綾子
昭和46年08月生
略歴
平成06年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
平成08年03月
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻博士前期課程修了
平成08年04月
日本大学芸術学部助手
平成12年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成16年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
テレビ番組の分析。脚本研究。
主として、テレビドラマの脚本領域、および映像(演技、演出、ストーリーを含む)を分析・読解する。テレビドラマは制作される時代の影響を強くうけるメディアである。時代的な背景、あるいは表現技法(技術)を前提として、そこに表現されるメッセージを読み解く。
研究業績
『演劇年鑑』(日本演劇協会/共著、小学館)
『なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?』(メディアファクトリー新書)
『ニッポンのテレビドラマ21の名セリフ』(弘文堂)
「テレビドラマに見る食の諸相」『放送と表現』
「日本のテレビドラマにおけるメロドラマ概観」日本大学芸術学部紀要
「あのドラマこのセリフ」日本経済新聞(連載)
社会活動
国際ドラマフェスティバルin Tokyo 東京ドラマ アウォード審査委員長
日本メディア学会
放送批評懇談会
BS朝日番組審議委員
星野 裕
昭和36年04月24日生
略歴
昭和60年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和60年04月
第一企画株式会社入社 CMプランナー、コピーライター、プロデューサー
平成元年08月
株式会社電通入社 CMプランナー
その後クリエーティブディレクター、シニアクリエーティブディレクター
平成17年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成25年04月
株式会社電通クリエーティブX 執行役員
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
広告ビジネスにおけるコミュニケーション全般。現場経験を活かした視点からの考察を得意とする。
放送広告の表現と社会的役割の変遷に関する研究、広告表現のクリエーティブなアイディア発想の源泉についての研究などを行う。
研究業績
カタログハウス「通販生活」
再春館製薬所「ドモホルンリンクル」
イトーヨーカドー「いってみヨーカドー!」
ニベア花王「ニベアクリーム」など
わかりやすく広告効果の高いテレビCM等広告作品を多数企画、制作。
ACC賞、電通賞、読売広告大賞、カンヌ国際広告祭銀賞、IBA等国内外広告賞多数受賞。
日本大学芸術学部創設100周年記念産官学連携プロジェクト推進。
社会活動
日本広告学会
日本映像学会
一般財団法人こまつ里山SDGs倶楽部顧問
森中 愼也
昭和35年08月05日生
略歴
昭和60年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和60年04月
札幌テレビ放送株式会社入社
アナウンサーとして主に情報番組、ニュースに従事。
平成25年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
現代マスメディアにおけるテレビ報道分析および情報番組の音声表現法の考察による現代キャスター論。テレビ史。
研究業績
日本テレビ系列共同制作『ズームイン!!朝!』『ズームイン!SUPER』『ズームイン!サタデー』、「第1回北方領土ビザなし渡航」
取材・報道、「第4回世界陸上競技選手権シュトゥットガルト大会」取材・報道
「東日本大震災」NNN取材班にて報道
『生放送~最高権力者との6分間~」放送と表現 Vol.18
産学共同制作番組TOKYO FM「バス旅スト」メインパーソナリティー
社会活動
日本映像学会会員
鞍掛 純一
昭和42年09月24日生
略歴
平成02年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成03年04月
跡見学園短期大学生活造形科実習助手
平成04年04月
日本大学芸術学部学科補助員
平成06年04月
日本大学芸術学部非常勤助手
平成07年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成09年04月
武蔵野美術大学特別講師
平成13年04月
日本大学芸術学部助手
平成16年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
鉄を主な表現素材とし、自然から受け取るものを作品に置き換えることを日常制作の元にしている。近年は個人の制作活動のみならず、ワークショップをはじめ、多くの人数で一つのものを造り上げる制作方法も同時に行っており、過疎化地域におけるアート制作による地域活性化を目標にしている。
研究業績
柳瀬荘アート・教育プロジェクト
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ/脱皮する家2006/コロッケハウス2009/やまのうえした2012/大地のおくりもの2015/大地のおくりもの2018/はなしるべ/脱皮する時2021/木湯2024
瀬戸内国際芸術祭2013夏
社会活動
KEENパートナー
星峠の棚田を守る会
練馬区文化振興財団理事
所沢市総合計画審議会委員
笹井 祐子(奥村 祐子)
昭和41年12月19日生
略歴
平成02年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成07年04月
日本大学芸術学部副手
平成12年04月
日本大学芸術学部助手
平成16年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
平面による版画・絵画表現を専門としている。絵画表現では、線によるドローイングを中心に植物や人物といった生命力をかたちに表現している。版画表現では、版を使って「写す」ことをテーマに凹版、凸版、平版といった様々な版種を使い表現している。特に版画と活字を組み合わせた表現の研究を試みている。
研究業績
「現代日本の美術の動勢 版/写すこと/の試み」富山県立近代美術館
「現代版画の潮流展」町田市立国際版画美術館・松本市美術館
「ドローイングをめぐって」茨城県つくば美術館
「一期一会」メキシコ自治大学チョッポ美術館
「第28回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」損保ジャパン東郷青児美術館
「第77回日本版画協会展 招待作家」東京都美術館
社会活動
版画学会
瀬島 匠
昭和37年08月05日生
略歴
平成元年03月
武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業
平成元年04月~平成06年03月
武蔵野美術大学短期大学部美術科助手
平成08年04月~平成14年03月
武蔵野美術大学短期大学部通信美術科コース非常勤講師
平成14年04月~平成31年03月
武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科絵画コース非常勤講師
平成22年04月~平成25年03月
横浜美術大学絵画コース非常勤講師
平成23年04月~平成31年03月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成24年04月~平成25年03月
東北芸術工科大学芸術学部洋画非常勤講師
平成25年04月~平成31年03月
東北芸術工科大学芸術学部洋コース画准教授
平成31年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
多様化する表現素材の研究
科学の進歩にともない、絵具となる素材も幅広く開発され、様々な表現方法が生まれてきた。伝統的な素材と新素材を組み合わせる中で、新たな可能性を持った独創的な絵画空間を追求していく。
研究業績
瀬島匠個展 落石岬 無線局跡 根室市 北海道「’90」
「表現としての場」6人展 広島現代美術館「’93」瀬島匠個展 シテ・インターナショナル・デザール、パリ フランス「’95」
62回独立展 安田火災美術財団奨励賞「’95」
瀬島匠個展 ピカソ洗濯船 バトーラボアーモンマルトル パリ フランス「2000」
71回独立展独立賞受賞 東京都美術館「’03」
損保ジャパン大賞展 東郷青児美術館「’11」
29回上野の森美術館大賞展 大賞受賞「’11」
都美セレクション新鋭美術家作家展「’15」
第五回 蔵と現代美術展 「響き合う空間」
招待作家 川越市「’07」
社会活動
フランス美術家協会会員「’99~01」
独立美術協会会員「’04~」
田中 修二
昭和43年8月10日
略歴
平成03年03月
成城大学文芸学部芸術学科卒業
平成05年03月
成城大学大学院文学研究科博士課程前期修了
平成11年03月
成城大学大学院文学研究科博士課程後期修了
平成13年04月
大分大学教育福祉科学部専任講師
平成17年04月
大分大学教育福祉科学部助教授
平成27年04月
大分大学教育福祉科学部教授
平成28年04月
大分大学教育学部教授
令和6年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
近代日本美術史
江戸時代中期頃から現在に至る日本彫刻の動向を、大工彫刻や陶磁器、人形など立体造形の多様なあり方をふまえつつ研究する。それと関連して屋外彫刻作品の保存・メンテナンスや、彫刻をさわる鑑賞の活動にも携わる。また西山翠嶂や福田平八郎ら明治~昭和期の京都の画家についてや、全国の県美展の歴史など地域(地方)の美術活動の動向に関しても研究を進めている。
研究業績
『近代日本最初の彫刻家』単著(吉川弘文館、平成6年)
『彫刻家・新海竹太郎論』単著(東北出版企画、平成14年)
『近代日本彫刻集成』全3巻、編共著(国書刊行会、平成22~25年)[第三巻で第26回倫雅美術奨励賞〈美術史研究部門〉受賞]
『近代日本彫刻史』単著(国書刊行会、平成30年)
『福田平八郎 人と言葉』編著(国書刊行会、令和6年)
社会活動
自治体等と連携した屋外彫刻メンテナンス活動(大分市、竹田市ほか)
大分県立美術館美術資料収集委員
大分市美術館協議会委員
福島 唯史
昭和42年03月28日生
略歴
平成01年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成04年04月
日本大学芸術学部実習助手
平成07年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成08年04月
日本大学芸術学部助手
平成12年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成16年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
油彩画による絵画制作。
特に基底材及び溶材の研究が、油彩画の技法やマティエールに与える影響を試みている。油彩画の生命線とも言える堅牢な絵具のつき、それに伴う絵肌の美しさを大切に思いながら、特に色面、空間感、コンポジションに重きを置いて制作している。
研究業績
昭和会展招待出品(日動画廊)[’92~’94]
第29回昭和会展日動美術財団賞受賞[’94]
前田寛治大賞展(日本橋髙島屋/他)[’98 ’01 ’04]
和の会招待出品(銀座和光)[’99~’01]
立軌展招待出品(東京セントラル美術館)[’99 ’00]
立軌会同人となる[’01~]
日本現代洋画の精鋭(笠間日動美術館)[’01]
昭和会受賞作家選抜展(笠間日動美術館)[’11]
N+N展 油絵の魅力(練馬区立美術館)[’14]
奏彩 ー7つの視点ー(横浜高島屋)[’21 ’22 ’24]
稜の会(日本橋髙島屋/大阪、名古屋を巡回)[’21~]
福島唯史展(日動画廊)[’97 ’07 ’11 ’16 ’21]
福島唯史展 gris sur gris(日本橋高島屋)[’23]
その他、個展、グループ展
社会活動
立軌会運営委員
前田寛治大賞展推薦委員(倉吉博物館主催)
未来展実行委員、審査委員(日動画廊主催)
笠井 則幸
昭和47年03月24日生
略歴
平成07年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成07年04月
株式会社 アド・ギルド入社
平成08年10月
株式会社 日本デザインセンター入社
平成19年04月
和光大学表現学部専任講師
平成23年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成25年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻:グラフィックデザイン
近年、グラフィックデザインは平面のみならず、あらゆるメディアを媒介としたコミュニケーションデザインとして必要性を増している。特にタイポグラフィはメディアにより視認性が大きく変化するので、美しいデザインと時代性に沿った情報伝達の在り方を考え、実践しなければならない。
研究業績
文化庁メディア芸術祭推薦作品推挙
東京モーターショー トヨタブース、サインデザイン SDA賞 準優秀賞
ミッドランドスクエア名古屋 ワールドマップデザイン(トヨタ自動車)SDA賞 最優秀賞
Graphis Poster Annual 2012 Platinum award(最高賞)受賞(NY)
第64回全国カレンダー展 日本商工会議所会頭賞/第3部門金賞受賞
日本タイポグラフィ年鑑2017 研究実験部門ベストワーク受賞
ASIA DESIGN PRIZE グランプリ
社会活動
日本グラフィックデザイナー協会会員
日本タイポグラフィ協会会員監事
日本デザイン学会会員
ANBD JAPAN 常任理事
China International Design Educator
Association 会員
佐藤 徹
昭和43年11月29日生
略歴
平成03年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成03年04月
三菱電気デザイン研究所勤務
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成15年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成20年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
持続可能なライフスタイルの実現に向けて、工業製品による環境負荷やエコロジー素材、再利用法などをエコデザインの観点から研究。JIDA環境委員会にて学生指導や主催展示も行っている。また工業デザインの現場におけるコンピュータの活用状況を調査し、3Dデータによる模型製作などを実践、検証している。
研究業績
「美しい椅子がわかる本」(共著)成美堂出版社
「エコデザイン」(共著)日本デザイン学会誌特集号
「conof.シリーズ」シュレッダー、電話機、デスクライトのシリーズ
「Slow coffee styleシリーズ」ドリッパー、カラフェ、マグ等のシリーズデザイン
「libroシリーズ」ソファベンチ、ソファテーブル等のシリーズデザイン
社会活動
日本デザイン学会会員
日本インダストリアルデザイン協会会員
東日本ブロック エコデザイン研究会副会長
東日本ブロック 運営委員
長瀬 浩明
昭和38年08月17日生
略歴
平成元年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成元年04月
日本大学芸術学部美術学科補助員
平成04年04月
東京都立工業技術センター研究員
平成07年04月
長野県情報技術試験場研究員
平成17年04月
長野県工業技術総合センター研究員
平成22年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
感性工学や人間工学に基づくユーザー志向のものづくり(プロダクトデザイン、UXデザイン)を専門としている。筋電計やモーションキャプチャ等の生体計測技術を応用した製品や試作品等の定量的検証を通じ、福祉機器や生活支援用具等の研究開発を実践している。また企業や地域と連携して製品開発やブランド構築の支援やプロデュースを手掛けている。
研究業績
「姿勢調節障害のリハビリテーション装置の開
発—実証試験方法の確立のための予備的検
討—」人間生活工学. Vol.9, No.1(2008)
「Lateral Inclination of the Trunk and Falling Frequency in Parkinson’s Disease Patients」Electromyography and Clinical Neurophysiology. 50(2010)
「Postural Control While Sitting and Its Association with Risk of Falls in Patients with Parkinson’s Disease」INTECH.(2011)
「動作解析とインタビューによる起立補助椅子の有効性評価」日本感性工学会論文誌. Vol.11. No.1(2012)
「欧州における福祉機器の市場動向 —REHACARE INTERNATIONAL の調査から—」日本大学芸術学部紀要第66号(2017)
社会活動
日本感性工学会会員
公益財団法人共用品推進機構理事
森 香織
昭和36年01月27日生
略歴
昭和62年03月
筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了
昭和63年04月
東京純心女子短期大学美術科助手
平成01年04月
東京純心女子短期大学美術科専任講師
平成06年04月
東京純心女子短期大学美術科助教授
平成08年04月
東京純心女子大学現代文化学部助教授
平成15年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻分野:基礎デザイン・視覚伝達デザイン・デザイン教育
デザイン・造形の基盤となる形態や色彩の研究を通して美的秩序や構成を、歴史的・地域的・文化的などの多方面から探求する。また、近年では大学教育におけるデザインの基礎分野について、カリキュラムや課題を通しての新しい可能性を探る試みを各国での実践例などと比較しながら構築している。
研究業績
○「グラフィックデザイン全史」(共訳) 淡交社
○「日本のかたちⅠ—構成要因と分類—」 東京純心女子短期大学紀要3
○「日本のかたちⅡ—連続と間—」 東京純心女子短期大学紀要4
○エディトリアルデザイン:雑誌「アイデア」「MJ無線と実験」(誠文堂新光社)、雑誌「Agora」(日本航空)
○「造形基礎と基礎デザイン—デザイン分野における基礎教育の目的と可能性」日本大学芸術学部紀要48号
社会活動
○日本デザイン学会教育部会主査
○基礎デザイン学会理事
○日本色彩研究所評議員
○日本色彩教育研究会理事
伊藤 弘之
昭和38年04月01日生
略歴
昭和61年03月
山形大学教育学部卒業
昭和62年08月
東京音楽大学研究科中退
平成01年06月
カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部大学院修士課程修了(MAを得る)
平成06年09月
カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部大学院博士課程修了(PhDを得る)
平成14年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成22年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
作曲。「揺れるイメージ」「フラジャイルな美しさ」と言うコンセプトのもと、独奏、室内楽、合唱、オーケストラと多様な編成で作品を書いている。邦楽器を用いた作品もある。細部まで緻密に構成し四分音を多用する音響づくりが特徴的である。現代の記譜法の研究、作曲ツールとしてのコンピュータの使用、コンサートのプロデュース活動なども行っている。
研究業績
受賞歴:芥川作曲賞、ヌオヴェシンクロニー国際作曲コンクール第1位、他
作品:オーケストラのための「ミラー II」(サントリー音楽財団委嘱、新日本フィルハーモニー交響楽団により初演)、「弦楽四重奏曲」(武生国際音楽祭委嘱、アルディッティ弦楽四重奏団により初演)、他多数
CD:「伊藤弘之作品集:Swaying time,Trembling time」(ミュージックスケイプ)、「伊藤弘之作品集:Swaying into Darkness」「伊藤弘之合唱作品集」(フォンテック)、他
論文:”Swaying Sensation and Fragile Beauty” in Music of Japan Today (Newcastle: Cambridge Scholars Publishing, 2008), 6-11.
社会活動
芥川作曲賞選考委員
日本音楽コンクール(作曲部門)審査員
武生国際作曲ワークショップ講師
アンサンブル・コンテンポラリーα副代表
川上 央
昭和43年08月08日生
略歴
平成14年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程中退
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
音楽を中心とした芸術文化領域の拡張。
異なる領域の技術や文化を活用し、音楽の新たな価値を生み出し社会に還元する。 これまでの音楽の研究は作品分析や表現の領域が主であったが、現在は、音楽と他領域に活用し、新たな価値を見出す研究も盛んである。音楽だけにフォー カスするのではなく、社会の中で音楽がどのように存在し、どのような文化となっているのか、その価値について検討を行う。
研究業績
①音態学講座10「音響学の展開」、コロナ社(2021年)
②音響キーワドブック,コロナ社 (2016年)
社会活動
日本音楽知覚認知学会理事
日本音響学会音のデザイン調査委員会委員
髙久 暁
昭和37年11月14日生
略歴
昭和62年03月
東京大学理学部地学科卒業
平成元年03月
東京大学文学部第一類美学芸術学専修課程卒業
平成03年04月
東京芸術大学大学院音楽研究科修了
平成13年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
西洋音楽史・演奏史。批判校訂版楽譜の作成も行う。過去に手掛けた研究主題として、近現代ギリシャ芸術音楽史研究、亡命移民ロシア人音楽家研究、日本での外来音楽家の活動に関する研究、近現代日本の作曲家研究、台湾および朝鮮半島での日本の音楽文化の影響についての研究など。またアジア諸国におけるピアノ文化に関心を持ち、歴史的研究やフィールドワークを行っている。
研究業績
著書
『日本戦後音楽史』(平凡社・共著)
『青春の音楽・原田力男の仕事』(共著)
『篠原眞の電子音楽』(Engine Books・共著)
校訂・編集楽譜
ニコライ・メトネル『忘れられた調べ・第1巻』op.38(全音楽譜出版社)
マルク=アンドレ・アムラン『コン・インティミッシモ・センティメント』(音楽之友社/Edition Peters)
訳書
サックス『トスカニーニの時代』(音楽之友社)
パパーノ『回想・モスクワの音楽家たち』(音楽之友社)
クロッグ『ギリシャ近現代史』(新評論)
社会活動
日本音楽学会会員、東洋音楽学会会員、日本ギリシャ語・ギリシャ文学会会員
郭芝苑音樂協進會(台湾)理事、京都国際音楽コンクール顧問
音楽評論活動
萩原 貴子(緒方 貴子)
昭和45年09月25日生
略歴
平成06年03月 東京藝術大学音楽学部器楽科卒業
平成03年06月 ミュンヘン音楽大学中退
平成09年03月 東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了
平成09年09月 武蔵野音楽大学非常勤講師
平成12年04月 東京藝術大学非常勤講師
平成12年04月 洗足学園音楽大学非常勤講師
平成27年09月 日本大学芸術学部非常勤講師
平成28年04月 日本大学芸術学部教授
平成28年04月 洗足学園音楽大学客員教授
研究領域
フルート奏法及び、フルート教育法研究。バロックから現代までの幅広いレパートリーに対応した演奏表現の実践。
“人の心に響く””音を出す”ということが何であるか、特に、管楽器奏法の基礎である呼吸法、物理的に理にかなった体の動かし方と結びつけることを研究テーマにしている。
研究業績
第61回日本音楽コンクールに於いて、当時史上最年少優勝。加藤賞受賞。ソリストとして国内外の主要オーケストラや演奏家とコンチェルトや室内楽を演奏する。
CD 美空ひばりオン・フルート「愛燦燦」(日本コロムビア)
CD カルメンファンタジー2001(日本コロムビア)
CD モーツアルトフルート四重奏曲集with
ザルツブルク・モーツァルテウム弦楽四重奏団~トルコ行進曲~(日本コロムビア)
CD アジアに吹く風(NHK-BSサウンドトラック)
Hollywood in Japan
バンドジャーナル連載
ワンポイントレッスン
ムラマツオリジナルシリーズCDを20年にわたり録音
社会活動
全日本学生音楽コンクール審査員
全日本吹奏楽コンクール審査員
大学評価・学位授与機構音楽部会委員
アジアフルート連盟理事
国際音楽文化協会理事
小林 直弥
昭和44年07月10日生
略歴
平成04年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成04年04月
日本大学芸術学部演劇学科補助員
平成08年03月
日本大学大学院芸術学研究科舞台芸術専攻修了
平成08年04月
日本大学芸術学部副手
平成12年04月
舞踊文化研究所主任研究員
平成14年03月
日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻満期退学
平成14年04月
日本大学芸術学部助手(助教)
平成18年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成21年04月
日本大学芸術学部准教授
平成26年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
日本の演劇史及び芸能史、また民俗芸能の立場から日本芸能や日本舞踊をはじめとする我が国の舞踊文化について研究している。また、中国や韓国をはじめ、広くアジアの舞踊・芸能との身体的かつ歴史的な観点からの比較研究や実践的な文化交流を行いながら、これからの日本の舞踊文化における創作舞踊領域の可能性について実践的な作品創作も行いながら研究している。
研究業績
論文『日本における舞踊文化概念から創作する舞踊とは何か−近代舞踊創作の方法論からの考察−』日本大学芸術学部芸術研究所紀要通巻120号
社会活動
舞踊学会理事
日本演劇学会会員
民族藝術学会会員
藝能学会会員
日本舞踊協会会員
日本舞踊振興財団会員
范 旅(FAN LYU)
昭和34年07月20日生
略歴
昭和59年07月
国立北京舞踊学院卒業
昭和59年09月
中国広東省歌舞劇院入団
昭和63年09月
留学のため来日
平成02年03月
東京サンシャイン外国語学校修了
平成05年03月
日本大学芸術学部芸術研究所修了
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
平成07年04月
日本大学芸術学部演劇科副手
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成14年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
アジアの文化と伝統芸能の視点から、東洋的な身体表現法を中心に、その歴史と体系、現状と形態を研究する。また従来の東洋的な表現特徴を分析しつつ、西洋の身体論と比較し、現代における舞踊表現の可能性と作品創作法を探る。
研究業績
論文
「胡楽・胡舞~日・中芸能史研究の課題として~」日本大学芸術学部紀要第32号
「時代に翻弄された京劇舞台の裏表」日本大学芸術学部紀要第56号
「身体表現の視点から”演劇の未来の表現”をどう創造するか」平成30年度学部長指定研究
創作
身体表現演劇『蛛網』総合演出・振付
舞踊創作『エンのメッセージ』/演出・振付
舞踊創作『ミズカガミ』/演出・振付
現代舞踊作品『極』『砂塵』『輪』等
身体表現演劇『ecstasy~方円の恍惚』総合演出・振付
伊藤 博明
昭和30年04月14日生
略歴
昭和52年03月
北海道大学文学部哲学科 卒業
昭和54年03月
北海道大学大学院文学研究科修士課程哲学専攻 修了
昭和59年~昭和61年
フィレンツェ大学留学(イタリア政府給費留学生)
昭和61年03月
北海道大学文学院文学研究科博士後期課程 単位取得退学
昭和61年04月
北海道大学文学部哲学科助手
昭和63年04月
埼玉大学教養学部講師
以降、同大学教養学部助教授、教授、教養学部長、副学長
平成30年04月
専修大学文学部教授
令和3年04月
専修大学大学院文学研究科長
研究領域
思想史・芸術論。とりわけ、ルネサンスからバロックにおける、イメージとテキストの関係をめぐる諸問題。
研究業績
『象徴と寓意』(「アートギャラリー10」集英社)
『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫)
『ヨーロッパ美術における寓意と表象』(ありな書房)
『綺想の表象学』(ありな書房)
『ルネサンス』(「哲学の歴史4」、編著、中央公論新社)
『哲学史入門−古代ギリシアからルネサンスまで』(共著、NHK出版新書)
社会活動
日本学術会議連携会員
山本 雅男
昭和25年07月25日生
略歴
昭和49年03月
中央大学文学部哲学科卒業
昭和51年03月
日本大学大学院文学研究科修士課程修了
昭和55年03月
日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学
昭和55年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成06年04月
静岡県立大学国際関係学部助教授(大学院兼任)
平成09年10月
日本大学芸術学部助教授
平成14年04月
日本大学芸術学部教授
平成31年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
現代のイギリス社会や文化の核心部分は18世紀に形づくられたと考えられる。とりわけ社会生活や文化活動の末端にまで浸透している階級性の端緒を、当時のジェントルマン層の動向に焦点を当てつつイギリス文化の全体像を見通そうとしている。
文化の現象と基層を貫く基本的構造の分析が当面の課題である。近代文化の批判的考察を通し、文化基礎論の構築を目指す新たな視点を模索中である。
研究業績
『ヨーロッパ「近代」の終焉』 講談社
『ダービー卿のイギリス』 PHP研究所
『競馬の文化誌』 松柏社
『近代文化の終焉』 彩流社
『イギリス文化と近代競馬』 彩流社
『倫敦路地裏犯科帖』(翻訳) 東洋書林
『英国競馬事典』(編訳) 競馬国際交流協会
社会活動
日本スポーツ社会学会会員
日本ウマ科学会会員
(社)日英協会会員
日本文藝家協会会員
日本中央競馬会委員会委員
(公財)ジャパンスタッドブック評議員
川崎 賢子
昭和31年08月02日生
略歴
昭和54年03月31日
東京女子大学文理学部卒業
昭和56年03月31日
東京女子大学大学院文学研究科修了 文学修士
平成16年4月01日
早稲田大学政治経済学術院非常勤講師(現在に至る)
平成24年04月01日
日本映画大学教授(平成29年3月31日まで)
平成28年03月31日
立教大学において博士号取得。 博士(文学)
平成29年04月01日
立教大学特任教授(令和04年03月31日まで)
令和03年07月01日
清華大学日本研究センター客員研究員(現在に至る)
令和06年04月01日
日本大学芸術研究所研究員
研究領域
日本近現代文学文化、演劇、映画。貫戦期(日中戦争、太平洋戦争、GHQ占領期、冷戦期)における、モダニズム文化の植民地(旧満洲国、上海租界など含む)への越境と表現者の移動を主たるテーマとする。キーワードは検閲、プロパガンダ、インテリジェンス、ジェンダー/セクシュアリティなど。映画研究のキーパーソンは山内光/岡田桑三、李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ。
研究業績
『彼等の昭和:長谷川海太郎・䈳二郎・濬・四郎』平成6年、白水社、サントリー学芸賞受賞。
『岡田桑三 映像の世紀:グラフィズム・プロパガンダ・科学映画』平成14年、平凡社、原田健一と共著。
『尾崎翠 砂丘の彼方へ』平成22年、岩波書店、学位論文。
『もう一人の彼女 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ』平成31年、岩波書店。
『宝塚:変容を続ける「日本モダニズム」』令和4年、岩波現代文庫。
社会活動
財団法人日中イノベーションセンター主席研究員(令和3年7月1日 現在に至る)
早稲田大学エクステンションセンター講師
20世紀メディア研究所(早稲田大学現代政治経済研究所内)編集委員
瀬島 久美子
昭和25年06月26日生
略歴
1973年03月
東京音楽大学芸術学士取得卒業
2006年~2007年
名古屋学芸大学講師
2008年~2014年
名古屋学芸大学特任教授
研究領域
現代美術としての音・映像・情報の研究。
研究業績
1970年代:音・映像によるArt & Designの企画制作多数。
1980年代:Sound Designのためのオブジェ企画制作展示
1988-1992年映像空間から建築、都市へと活動領域を拡げ、都市開発、商業地形成事業に参画
1990年代:音・映像・情報のInstallation研究。「Installation Age」展、インスタレーションシリーズ「EIZO EXPLORER」展、“Video Art The First 25years”など。
2000年代:日韓共催FIFAワールドカップ記念文化催事映像制作
「愛・地球博」瀬戸日本館ギャラリーのキュレーション
2023年:草間彌生とのコラボレーション映像再上映「Self-Obliteration 1983」/草間彌生
美術館
社会活動
1989:通産省デザインイヤー企画調整委員
1993:東京都「東京フロンティアへの市民参加の有効実施に関する調査」研究委員
1996~2000:農林水産省日本農村システム協会地域活性化情報映像検討委員会専門委員
1999:地域創造アドバイザリー会議アドバイザー
1986~ 日本映像学会会員
2018~2019:日本映像学会監事
寺脇 研
昭和27年07月13日生
略歴
昭和50年03月
東京大学法学部卒業
昭和50年04月
文部省入省
平成11年04月
文部省大臣官房政策課長
平成13年01月
文部科学省大臣官房審議官生涯学習政策担当
平成14年08月
文化庁文化部長
平成16年04月
日本大学芸術学部研究所教授(非常勤)
平成26年
日本大学芸術学部客員教授
研究領域
映画をはじめとする文化行政を担当した立場から、日本の文化政策の全体像及びその中で映画を取り巻く行政的環境と今後の方向性。韓国との文化交流に携わる立場から韓国映画の状況、産業構造及び日本映画との関係。映画評論家として8千本を超す日本映画を観てきた立場から、観客の側から見た映画の在り方について。ジャパンフィルムコミッション前理事長の立場から、日本及びアジアのフィルムコミッションの状況。近年プロデューサーとして映画製作に当たる立場から、現在の日本映画の制作、配給、興行の状況。
研究業績
「映画を追いかけて」 弘文出版
「映画を見つめて」 弘文出版
「映画に恋して」 弘文出版
「韓国映画ベスト100」 朝日新書
「新編 ロマンポルノの時代」 光文社知恵の森文庫
「昭和アイドル映画の時代」 光文社知恵の森文庫
社会活動
一般社団法人落語協会外部顧問
NPO日本映画映像文化振興センター顧問
NPO青春基地幹事
NPO「スクール・ボイス・プロジェクト」アドバイザー
宮沢 誠一
昭和24年08月18日生
略歴
昭和47年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成17年09月
日本大学芸術学部次長
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
令和02年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
映画監督・製作・編集を行っているが、特に創作が中心である。 創作領域は、劇場用劇映画・ドキュメント・PR・CM・TV・ミュージッククリップなど広範囲にわたり、デジタルシネマの製作にも取り組んでいる。
研究業績
「夏の別れ」35mm劇場用劇映画 編集担当
1981年上映
「TECHNO ADVENTURE」16mmPR映画 脚本・監督・編集担当
1981年度産業映画コンクール奨励賞
「絵の中のぼくの村」35mm劇場用映画 ネガ編集担当
1996年度ベルリン国際映画祭銀熊賞
「田中純一郎~人と仕事 映画にかけた生涯~」16mm記録映画 監督・編集担当
1999年度産業映画コンクール奨励賞
「宇宙の夏」デジタルシネマ(30分)劇映画 製作・編集担当 2003年度WORLDFEST
HOUSTON GOLD SPECIAL JURY AWARD(審査員特別賞)
「飛べ!ダコタ」2013年劇場用映画、DCP上映作品、118分、編集担当
「ソ満国境 15 歳の夏」2015 年劇場用映画、DCP上映作品、94分、編集・制作担当
「あなたの安心のために」2022年 PV 90秒、日本弁護士連合会、制作・編集担当
社会活動
日本映画・テレビ編集協会
日本映画テレビ技術協会
大熊 敏之
昭和34年01月01日生
略歴
昭和57年03月
早稲田大学美術史学専攻卒業
昭和58年04月
北海道立近代美術館学芸員
平成04年04月
北海道立近代美術館主任学芸員
平成05年04月
宮内庁三の丸尚蔵館研究員
平成10年01月
宮内庁三の丸尚蔵館主任研究官
平成17年10月
富山大学芸術文化学部准教授
平成23年04月
富山大学大学院芸術文化学研究科准教授
平成26年01月
富山大学大学院芸術文化学研究科教授
平成31年04月~令和06年03月
日本大学芸術学部教授
研究領域
日欧近世近代美術交流史と伝統的造型技芸史を主な研究分野とする。江戸後期以降の日本美術を対象とした歴史研究にみられる記述手法の問題点を多角的に検証する一方、置物やレリーフ画、額縁等のこれまで日本美術史では論じられることの少なかった複数の造型分野の境界線上に存立する造型物や書、生花、盆栽、人形、模型、手芸など美術史記述の枠外に排除されてきた多様な視覚・造型領域を史的に位置づけ直す試みを研究課題としている。
研究業績
「美術のゆくえ、美術史の現在−日本・近代・美術」(共著)平凡社
「感覚と構成のはざまで−1930年代の日本画のモダニズム」(日本美術院百年史第6巻)日本美術院
「工芸と美術史学:絵画性と彫刻性の相克−近代日本における浮彫表現の位相をめぐって」(日本における美術史学の成立と展開)東京国立文化財研究所
第4回 倫雅美術奨励賞・美術史研究評論部門受賞
社会活動
富山県立近代美術館収蔵作品評価委員ほか
小林 昭世
昭和30年10月21日生
略歴
昭和56年03月
武蔵野美術大学大学院修士課程修了
平成04年04月
武蔵野美術大学専任講師
平成08年04月
武蔵野美術大学助教授
平成12年04月
武蔵野美術大学教授
この間、(株)三菱総合研究所社会システム部、育英工業高等専門学校講師、イリノイ工科大学研究員、日本大学、名古屋大学大学院、慶応義塾大学大学院、早稲田大学等非常勤講師。
研究領域
デザイン、特に、情報デザインやインタラクションデザインを対象とするデザイン方法論とその理論。また記号論に基づくデザイン理論研究。デザインという概念の成立と変遷に関する歴史、デザイン史。色と形についての、美術、表象文化、生物学等の学際的な思想とその歴史。
研究業績
『意味論的転回―デザインの新しい基礎理論』共訳、『現代デザイン事典2010』-『現代デザイン事典2015』共著、『かたち・機能のデザイン事典』共著、『グラフィックデザイン』共著、『デザイン科学事典』共著、『デザインに哲学は必要か』共著等
社会活動
日本デザイン学会、バウハウス協会、
ANBD(Asia Network Beyond Design)等。
山中 敏正
昭和32年生
略歴
昭和57年03月
千葉大学工学研究科修了(工業意匠)
昭和57年04月
旭光学工業(株)(現リコー(株))工業デザイン室デザイナー・研究員
平成02年10月
イリノイ工科大学デザイン方法論研究室特別研究員
平成06年02月
筑波大学芸術学系講師
平成14年04月
デルフト工科大学工業デザイン学部特別研究員
平成17年04月
筑波大学人間総合科学研究科教授
平成27年04月
筑波大学芸術係長
令和05年04月
筑波大学特命教授(数学マネジメント室長)
令和05年06月
筑波大学名誉教授
研究領域
感性科学の研究とデザインプロセスにおける感性評価,人間工学,認知科学などを用いた情報・プロダクトデザイン方法の研究デザイン教育の理論と実践
研究業績
学術論文・著書
LEVY Pierre, YAMANAKA Toshimasa, Kasnei Studies Description and Mapping through Kansei Study Keywords, Kasnei Engineering International Journal vol.8 No.2, Japan Society of Kansei Engineerig, 2009
Design is the Future: design discourse, DPD: Degree Program in Design 2020– 2021, University of Tsukuba, 2021, ISBN: 9784910114149
社会活動
国際デザイン学会連合(IASDR)運営(会長:2019~2023)
日本デザイン学会理事(会長:2012~2015)
グッドデザイン賞審査員(2001, 2003)
キッズデザイン賞審査員(2006~)
日本感性工学会参与
笠羽 映子
昭和24年06月25日生
略歴
昭和47年03月
東京芸術大学音楽学部楽理科卒業
昭和51年03月
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了
昭和56年03月
パリ第4大学音楽学研究科博士課程修了
昭和58年04月
早稲田大学社会科学部専任講師
昭和60年04月
早稲田大学社会科学部助教授
平成02年04月
早稲田大学社会科学部教授
令和02年04月
早稲田大学名誉教授
研究領域
西欧近・現代の芸術音楽史及び作品研究ドビュッシーからブーレーズに至るフランスの作曲家の作品研究及び音楽思想の研究を軸に、幅広く西欧音楽芸術の変遷を考察しつつ、日本における音楽芸術の諸問題や芸術・文化の国際交流なども探究している。
研究業績
学術論文
《La musique de Debussy au Japon》
(Cahiers Debussy No 10)
《Retour sur Le Martyre de Saint Sébastien》
(Cahiers Debussy No 24)
Claude Debussy,《Le Martyre de saint Sébastien》
(OEuvres Complètes de Claude Debussy, SérieVI, volume 4, édition de Pierre Boulezet Eiko Kasaba, Éditions Durand, 2009)
訳書
ドビュッシー『ドビュッシー書簡集』
ルシュール『伝記クロード・ドビュッシー』(以上音楽之友社)
ストラヴィンスキー『音楽の詩学』(未来社)
ブーレーズ/ケージ『往復書簡』(みすず書房)他
社会活動
日本音楽学会会員
Société Française de Musicologie 会員