映像芸術専攻 教育研究上の目的

今日の情報環境の中で役割が拡大してきている写真、映画、TV等各専門領域・専門分野の深化・総合化を図る。映像の各分野の歴史研究や作品研究、さらに各メディアの総合化の実験、他の芸術領域との統合を図るなど、高度な創作活動、理論的研究を通じて、より新しく専門的な表現実験に意欲的に取り組む人材、専門的な教育研究に従事する人材の養成と新たな総合的研究領域の形成を図る。

今日の芸術表現および情報環境の中で、映像の持つ役割は大きくなっています。写真、映画、テレビ、モバイル機器などのメディアの変化とデジタル映像処理技術や通信技術との融合で視聴覚空間は拡大しています。
映像芸術専攻は、こうした映像のさまざまなメディアを総合化した理念でとらえています。また、それぞれのメディア領域の本質は映像であるということを基調とし、人と社会をつなぐ芸術メディアとしてデザインする研究と創作活動を通じて専門的知識を追究することを目的としています。ことに映像は、技術によって成立する芸術表現であり、社会的機能つまり伝達特性を持っています。本専攻では、それを踏まえ科学的知識、専門的表現技術および創作研究を重要視しています。

教員紹介

躍進する修了生

日本文化に触れたことで、私はそれ以前の自分とは別の自分になってしまった気がします。

Patrick Rathnayake パトリック・ラタナヤケ, 博士後期課程芸術専攻修了

大学院で学んだことを生かし、これからも現代音楽の作曲、幅広いジャンルとの共同制作によるパフォーマンスも行なっていきたい

松本 真結子(作曲家), 博士前期課程音楽芸術専攻修了

研究を続けていきたい、深めていきたいと思っているのであれば、研究環境が整っている芸術学研究科で研究のためだけに時間を費やすこともお勧めです。

伊藤 景(日本大学芸術学部文芸学科 助教), 博士後期課程芸術専攻修了

舞台芸術専攻は、実践と実技がすごく隣にあるもので実践研究ができる環境が整っているのが一番の魅力だと思います。

田中 幸乃(日本大学芸術学部演劇学科 助手), 博士前期課程舞台芸術専攻修了