舞台芸術専攻 教育研究上の目的

舞台芸術の領域において時代に即応した思考の多様化や領域のボーダレス化にも対応した先駆的かつ挑戦的な学術研究と共に実践研究を行うことを主眼とする。先行研究を尊重しつつも既存の固定概念に囚われることのない多角的な思考力や創造を膨らませた実験や研究発表等を通し、新たな芸術創造の可能性を学術、創作及び実験、検証を主軸とした研究方法で養いながら高度な専門知識と実践力を有する人材を養成する。

演劇の実践教育及びその芸術表現を基盤に、戯曲、演出、舞台美術の空間表現と、演技、舞踊など身体表現の教育研究を主眼とする。ことに、映像メディアを活用した身体表現や創作実験の場の提供による表現など創造的研究を行う。従来の西洋演劇を中心にした学問体系のみならず日本の伝統芸能、民俗芸術等を基盤として、これらの歴史研究、調査研究を実施し、高度な専門知識と実践的能力を有する人材を養成する。

舞台芸術におけるより高度な研究には、固定概念に捉われず常に社会を観察する洞察力が必要です。先人たちが何を理想とし、また何を創造してきたのか、内外の歴史を知りそれを広く自らの研究領域に活用しなければなりません。言わば「温故知新」の姿勢が必要です。確固たる理論の研究や歴史への理解に加え、常に開拓者の精神で望む創造への挑戦は、理論研究であれ、それに基づく実践的研究であっても本質的に何も違いはありません。社会のニーズにあった研究者の育成はもちろん、専攻での研究成果を活かした様々なシーンで活躍できる優れた表現者の育成も行っています。

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