大学院入学試験について
志望専攻・分野および希望指導教員について
大学院芸術学研究科へ出願する場合,博士前期課程,後期課程ともに出願前に希望指導教授との事前面談が必要になります。
希望指導教授の指定にあたっては,各専攻のページをご覧いただき,研究指導の可否及び研究領域を確認してください。
希望指導教授が決まりましたら,「事前相談・連絡申込フォーム」に回答してください。
後日,大学院係より事前面談の日時・実施方法等をメールにてご連絡いたします(研究指導領域の相違や研究テーマ・研究内容によっては事前面談をお受けできない場合があります)事前面談を経て,指導教授や研究内容等の確認完了後,大学院係より「事前連絡確認書」が交付されます。
出願される際は,他の出願書類とともに「事前連絡確認書」を提出してください。
事前面談の申込みにつきましては以下の期日までに「事前相談・連絡申込フォーム」に回答してください。
- 博士前期課程(一般入学試験)
- 事前相談・連絡申込フォーム
- 申込締切日:令和2年(2020年)12月18日(金)17:00
- 博士後期課程(一般・社会人入学試験)
- 事前相談・連絡申込フォーム
- 申込締切日:令和3年(2021年)1月15日(金)17:00
大学院芸術学研究科入学試験について
- 外国人留学生入学試験
- ∟外国人留学生入試の詳細は、日本大学ホームページ を参照してください。
- 令和3年度(2021年度)外国人留学生入学試験の出願受付は終了しました。
- 博士前期課程
- ∟博士前期課程一般入学試験概要を参照してください。
- 博士後期課程
- ∟博士後期課程一般・社会人入学試験概要を参照してください。
- 博士前期課程(一般入学試験)・博士後期課程(一般・社会人入学試験)
- ∟入学試験要項・出願書類等は日本大学ホームページ よりダウンロードしてください。
お問い合わせ
事務取扱時間
平 日 9:00-17:00
土曜日 9:00-12:00
※祝祭日及び事務休業日を除きます。
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令和3年度(2021年度)大学院芸術学研究科博士前期課程一般入学試験案内
志望専攻・分野および希望指導教員について
大学院芸術学研究科へ出願する場合,出願前に希望指導教授との事前面談が必要になります。
希望指導教授の指定にあたっては,各専攻のページをご覧いただき,研究指導の可否及び研究領域を確認してください。
希望指導教授が決まりましたら,「事前相談・連絡申込フォーム」に回答してください。
後日,大学院係より事前面談の日時・実施方法等をメールにてご連絡いたします(研究指導領域の相違や研究テーマ・研究内容によっては事前面談をお受けできない場合があります)事前面談を経て,指導教授や研究内容等の確認完了後,大学院係より「事前連絡確認書」が交付されます。
出願される際は,他の出願書類とともに「事前連絡確認書」を提出してください。
事前面談の申込みにつきましては以下の期日までに「事前相談・連絡申込フォーム」に回答してください。
- 博士前期課程(一般入学試験)
- 事前相談・連絡申込フォーム
- 申込締切日:令和2年(2020年)12月18日(金)17:00
出願資格
- 大学を卒業した者及び2021年3月までに卒業見込みの者
- 学校教育法第104条第4項の規定により学士の学位を授与された者及び2021年3月までに学位を授与される見込みの者
- 外国において学校教育における16年の課程を修了した者及び2021年3月までに修了見込みの者
- 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における16年の課程を修了した者及び2021年3月までに修了見込みの者
- 我が国において、外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における16年の課程を修了したとされるものに限る)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者及び2021年3月までに修了見込みの者
- 外国の大学等において、修業年限が3年以上である課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された者及び2021年3月までに授与される見込みがある者
- 専修学校の専門課程(修業年限が4年以上であることその他文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以降に修了した者及び2021年3月までに修了見込みの者
- 文部科学大臣の指定した者
- 学校教育法第102条第2項の規定により大学院に入学した者であって、本大学院において、大学院における教育を受けるにふさわしい学力があると認めたもの(<注>を参照のこと)
- 本大学院において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達したもの及び2021年3月までに22歳に達するもの(<注>を参照のこと)
<注>出願資格8・9該当者については、事前に入学資格審査を行いますので、芸術学部教務課大学院係あてお問い合わせの上、2020年11月27日までに、入学資格審査申請書、入学資格審査調査書及び入学検定料を除く出願書類一式を、所定の封筒を使用して芸術学部教務課大学院係あてに送付してください。なお、出願書類は、入学資格審査が終了するまでその受領を保留します。
専攻名及び入学定員
専攻 | 文芸学 | 映像芸術 | 造形芸術 | 音楽芸術 | 舞台芸術 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
入学定員 | 20名 | 20名 | 15名 | 10名 | 10名 | 75名 |
出願期間
2021年1月8日(金)~1月19日(火)
試験期日
2021年2月12日(金)
合格発表期日
2021年2月24日(水)
- 合格・不合格にかかわらず、上記期日に郵送にて通知します。
入学手続期間
2021年2月25日(木)~3月9日(火)
出願書類等一覧
- ○=必要 ×=不要 △=卒業論文・作品・制作に代えることも可(所定用紙=提出作品届を提出すること)
専攻 | 志願者区分 | 入学志願票 | 成績証明書 | 卒業証明書 ・ 卒業見込証明書 |
指導教授 又はこれに準ずる者の推薦書 |
提出作品 ・ 論文等証明書※(2)参照 |
研究計画概要書 | 入学検定料(試験料) 振込証明書(大学院提出用) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
※発行日が出願前3ヶ月以内のもの | ||||||||
文芸学専攻 | 芸術学部卒業見込者 | ○ | ○ | ○(卒業見込証明書) | × | × | ○ | ○ |
芸術学部卒業者 | ○ | ○ | ○(卒業証明書) | ○ | × | ○ | ○ | |
日本大学他学部卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | |
他大学卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | |
映像芸術専攻 | 芸術学部卒業見込者 | ○ | ○ | ○(卒業見込証明書) | × | △ | ○ | ○ |
芸術学部卒業者 | ○ | ○ | ○(卒業証明書) | ○ | △ | ○ | ○ | |
日本大学他学部卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
他大学卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
造形芸術専攻 | 芸術学部卒業見込者 | ○ | ○ | ○(卒業見込証明書) | × | △ | ○ | ○ |
芸術学部卒業者 | ○ | ○ | ○(卒業証明書) | ○ | △ | ○ | ○ | |
日本大学他学部卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
他大学卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
音楽芸術専攻 | 芸術学部卒業見込者 | ○ | ○ | ○(卒業見込証明書) | × | △※(3) | ○ | ○ |
芸術学部卒業者 | ○ | ○ | ○(卒業証明書) | ○ | △※(3) | ○ | ○ | |
日本大学他学部卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○※(3) | ○ | ○ | |
他大学卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○※(3) | ○ | ○ | |
舞台芸術専攻 | 芸術学部卒業見込者 | ○ | ○ | ○(卒業見込証明書) | × | △ | ○ | ○ |
芸術学部卒業者 | ○ | ○ | ○(卒業証明書) | ○ | △ | ○ | ○ | |
日本大学他学部卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
他大学卒業見込者及び卒業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
- 注意事項
-
- 「指導教授又はこれに準ずる者の推薦書」・「提出作品・論文等証明書」・「研究計画概要書」は、本研究科所定用紙または所定用紙に準じた様式で作成すること。
- 提出作品・論文等については、「提出作品・論文等の詳細」を参照すること。また、提出する作品・論文等が自己のものであることの証明書(本研究科所定用紙)を必ず提出すること。なお、証明書が提出されない場合は、作品・論文等は受理しない。
- 音楽芸術専攻への志願者の提出作品・論文等については、上記の志願者区分にかかわらず、「提出作品・論文等の詳細」を参照すること。
- 音楽芸術専攻の実技試験実施分野(声楽、器楽、音楽学、音楽教育)への志願者は、上記の志願者区分にかかわらず入学試験実技曲目届出書(本研究科所定用紙)を提出すること。
- 志願者は、別途「事前連絡確認書」(研究科発行)を必ず出願時に提出すること。提出できない志願者は、出願を受理しない。
- 身体の機能に著しい障害のある方は、受験及び就学が不可能な場合もありますので、出願前のできるだけ早い時期に、必ず芸術学部教務課大学院係に相談してください。
- いったん提出された出願書類及び納入された入学検定料は返還しません。また、提出後の専攻・分野の変更は認めません。
-
試験科目
専攻 | 試 験 科 目 |
---|---|
文芸学 | ◆外国語試験 英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択 ただし外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可 ◆日本語による小論文試験 ◆日本語による口述試験 |
映像芸術 | ◆外国語試験 英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択 ただし外国人留学生に限り日本語選択も可 ※辞書参照可 ◆日本語による小論文試験 ◆論文(日本語)または作品審査 ◆日本語による口述試験 |
造形芸術 | ◆外国語試験(造形理論分野のみ実施) 英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択 ただし外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可 ◆日本語による小論文試験または実技試験 ◆作品または論文(日本語)審査 ◆日本語による口述試験 |
音楽芸術 | ◆外国語試験 英・独・仏・伊語のうち自国語を除く1ヶ国語選択 ただし外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可 ◆日本語による小論文試験 ◆実技(筆記を含む)試験または論文(日本語)・作品審査 ◆日本語による口述試験 |
舞台芸術 | ◆外国語試験 英・独・仏語のうち自国語を除く1ヶ国語選択 ただし外国人留学生に限り日本語選択も可※辞書参照可 ◆日本語による小論文試験 ◆論文(日本語)または作品・資料審査 ◆日本語による口述試験 |
- 論文及び小論文試験のテーマ・字数・時間等は、原則として当日の試験時に指示します。
- 論文及び小論文試験はすべて辞書参照不可です。また、外国語試験において、辞書参照可とする場合の辞書は書籍辞書のみとし、電子辞書等は不可とします。
小論文試験・実技試験の詳細
専攻 | 小論文試験・実技試験の詳細 |
---|---|
文芸学 | 小論文試験 試験当日に与えられたテーマで記述する |
映像芸術 | 小論文試験(全分野を対象) 試験当日に与えられたテーマで記述する |
造形芸術 |
|
音楽芸術 |
|
舞台芸術 | 小論文試験 試験当日に与えられたテーマで記述する |
- 小論文試験のテーマ・字数・時間等は原則として当日の試験時に指示します。
- 小論文試験はすべて辞書参照不可です。
- 芸術学研究科では、一般・社会人入学試験の過去問題は公表しておりません。
提出作品・論文等の詳細
専攻 | 提出作品・論文の詳細 |
---|---|
文芸学 | なし |
映像芸術 | ◆次のいずれかを提出すること(1~4は入学後の研究領域に属するものとする)
|
造形芸術 | ◆次のいずれかを提出すること
|
音楽芸術 | ◆次のいずれかを提出すること
|
舞台芸術 | ◆次のいずれかを提出すること(1~4は入学後の研究領域に属するものとする)
|
作品・論文を提出する場合は、自己の作品・論文であることを証明する担当教員の書類(別紙様式)を添付し、上記のいずれかを出願専攻、氏名を明記の上、試験区分ごとの出願受付期間最終日までに必着するよう芸術学研究科教務課あて持参または郵送すること。(絵画作品等の大きい作品については別途、大学院係に御相談下さい。)
- 提出作品・論文は、試験終了後、返却します。
令和3年度(2021年度)大学院芸術学研究科博士後期課程一般・社会人入学試験案内
志望分野および希望指導教員について
大学院芸術学研究科へ出願する場合,出願前に希望指導教授との事前面談が必要になります。
希望指導教授の指定にあたっては,各専攻のページをご覧いただき,研究指導の可否及び研究領域を確認してください。
希望指導教授が決まりましたら,「事前相談・連絡申込フォーム」に回答してください。
後日,大学院係より事前面談の日時・実施方法等をメールにてご連絡いたします(研究指導領域の相違や研究テーマ・研究内容によっては事前面談をお受けできない場合があります)事前面談を経て,指導教授や研究内容等の確認完了後,大学院係より「事前連絡確認書」が交付されます。
出願される際は,他の出願書類とともに「事前連絡確認書」を提出してください。
事前面談の申込みにつきましては以下の期日までに「事前相談・連絡申込フォーム」に回答してください。
- 博士後期課程(一般・社会人入学試験)
- 事前相談・連絡申込フォーム
- 申込締切日:令和3年(2021年)1月15日(金)17:00
出願資格
<一般入試>
- 修士の学位若しくは専門職学位を有する者及び2021年3月までに取得する見込みの者
- 外国において修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者及び2021年3月までに授与される見込みのある者
- 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修し、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者及び2021年3月までに授与される見込みのある者
- 我が国において、外国の大学院の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、 文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了し、修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者及び2021年3月までに授与される見込みのある者
- 国際連合大学の課程を修了し、修士の学位に相当する学位を授与された者及び2021年3月までに授与される見込みの者
- 外国の学校、第4号の指定を受けた教育施設又は国際連合大学の教育課程を履修し、修士論文又は特定課題の研究成果の審査と試験の合格に代える審査に相当するものに合格し、修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認められた者
- 文部科学大臣の指定した者
- 本大学院において、個別の入学資格審査により、修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者で、 24歳に達したもの及び2021年3月までに24歳に達するもの (<注>を参照のこと)
<注>出願資格8.該当者については、事前に入学資格審査を行いますので、芸術学部教務課大学院係あてお問い合わせの上、2020年12月18日までに、入学資格審査申請書、入学資格審査調書及び入学検定料を除く出願書類一式を、所定の封筒を使用して芸術学部教務課大学院係あて送付してください。なお、出願書類は、入学資格審査が終了するまでその受領を保留します。
<社会人入試>
- 修士の学位若しくは専門職学位を有する者及び2021年3月までに取得する見込みの者で、日本国内の公共機関、企業等に現に勤務し、入学後も継続して勤務を続ける者
- 本大学院において、個別の入学資格審査により、修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者で、 24歳に達したもの及び2021年3月までに24歳に達するもので、日本国内の公共機関、企業等に現に勤務し、入学後も継続して勤務を続ける者(<注>を参照のこと)
<注>出願資格2.該当者については、事前に入学資格審査を行いますので、芸術学部教務課大学院係あてお問い合わせの上、2020年12月18日までに、入学資格審査申請書、入学資格審査調書及び入学検定料を除く出願書類一式を、所定の封筒を使用して芸術学部教務課大学院係あて送付してください。なお、出願書類は、入学資格審査が終了するまでその受領を保留します。
専攻名及び入学定員
芸術専攻 | 一般入試 | 社会人入試 | 計 |
---|---|---|---|
入学定員 | 5名 | 3名 | 8名 |
出願期間
2021年1月20日(水)~2月3日(水)
試験期日
2021年2月20日(土)
合格発表期日
2021年3月3日(水)
- 合格・不合格にかかわらず、上記期日に郵送にて通知します。
入学手続期間
2021年3月5日(金)~3月22日(月)
出願書類等一覧
- ○=必要 ×=不要 △=修士論文・作品・制作に代えることも可(所定用紙=提出作品届を提出すること)
志願者区分 | 入学志願票 | 成績証明書 | 修了証明書・ 修了見込証明書 |
指導教授 又はこれに準ずる者の推薦書 |
提出作品・ 論文等証明書 ※(2)参照 |
研究計画書等一式 (調査票、計画書、創作業績リスト) |
入学検定料(試験料) 振込証明書(大学院提出用) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
※発行日が出願前3ヶ月以内のもの | |||||||
芸術学研究科修了見込者 | ○ | ○ | ○ (修了見込証明書) |
× | △ | ○ | ○ |
芸術学研究科修了者 | ○ | ○ | ○ (修了証明書) |
○ | △ | ○ | ○ |
日本大学大学院他研究科修了見込者 及び修了者 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
他大学院修了見込者及び修了者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
- 注意事項
- 「指導教授又はこれに準ずる者の推薦書」・「提出作品・論文等証明書」・「研究計画書等一式(調査票、計画書、創作業績リスト)」は、本研究科所定用紙または所定用紙に準じた様式で作成すること。
- 提出作品・論文等については、「提出作品・論文等の詳細」を参照すること。また、提出する作品・論文等が自己のものであることの証明書(本研究科所定用紙)を必ず提出すること。なお、証明書が提出されない場合は、作品・論文等は受理しない。
- 社会人入試志願者は、上記の志願者区分にかかわらず以下の2点を加えて提出すること。
- 研究業績報告書(本研究科所定用紙)
- 勤務先所属長の推薦書
- 志願者は、別途「事前連絡確認書」(研究科発行)を必ず出願時に提出すること。提出できない志願者は、出願を受理しない。
- 身体の機能に著しい障害のある方は、受験及び就学が不可能な場合もありますので、出願前のできるだけ早い時期に、必ず芸術学部教務課大学院係に相談してください。
- いったん提出された出願書類及び納入された入学検定料は返還しません。また、提出後の分野の変更は認めません。
試験科目
試験種別 | 試 験 科 目 |
---|---|
一般入試 |
◆外国語試験 ◆日本語による論文試験 |
社会人入試 | ◆日本語による口述試験 ◆業績審査 ◆日本語による論文試験 |
- 論文試験のテーマ・字数・時間等は、原則として当日の試験時に指示します。
- 論文試験は辞書参照不可です。また、外国語試験において、辞書参照可とする場合の辞書は書籍辞書のみとし、電子辞書等は不可とします。
論文試験の詳細
試験種別 | 論文試験の詳細 |
---|---|
一般入試・社会人入試 | 論文試験 試験当日に与えられたテーマで記述する |
- 論文試験のテーマ・字数・時間等は、原則として当日の試験時に指示します。
- 論文試験は辞書参照不可です。
- 芸術学研究科では、一部の入学試験を除き過去問題は公表しておりません。
提出作品・論文等の詳細
試験種別 | 提出作品・論文の詳細 |
---|---|
一般入試 | ◆次のいずれかを提出すること
|
社会人入試 | 上記論文・作品いずれかに加え、◆研究業績報告書《所定用紙》 場合により業績現物の提出を求めることもある |
作品・論文を提出する場合は、自己の作品・論文であることを証明する担当教員の書類(別紙様式)を添付し、上記のいずれかを出願専攻、氏名を明記の上、試験区分ごとの出願受付期間最終日までに必着するよう持参または郵送すること。
- 提出作品・論文は、試験終了後、返却します。
蔵屋 美香
略歴
女子美術大学卒業。 千葉大学大学院修了。
東京国立近代美術館勤務を経て、2020年より横浜美術館館長。「ぬぐ絵画 日本のヌード1880-1945」(2011-12年、東京国立近代美術館)で第24回倫雅美術奨励賞。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Koki Tanaka: Sharing Uncertainty and Other Collective Acts」で特別表彰。
研究領域
日本近代洋画:明治期に西洋由来の技術と思想が輸入され、日本の社会に定着するまでの経緯を研究。黒田清輝、萬鉄五郎、岸田劉生など。
1960‐70年代の美術動向:主に「芸術の非物質化」と総称される表現を研究。高松次郎など。
現代美術:歴史的な視点に立ち、今日の表現のありようを考察。
美術館論:その歴史と今日的なあり方について考察。
研究業績
単著『もっと知りたい 岸田劉生』(東京美術、2019年)
共著『現代アート10講』(蔵屋美香「ポスト3.11の美術―美術と社会はどう関わるべきか」、田中正之編、武蔵野美術大学出版局、2017年)
展覧会企画『熊谷守一:生きるよろこび』(東京国立近代美術館他、2017-18年)
展覧会企画『Koki Tanaka: Sharing Uncertainty and Other Collective Acts』(第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館、2013年)
展覧会企画『ぬぐ絵画:日本のヌード1880‐1945』(東京国立近代美術館、2011-12年)
草原 真知子
昭和23年02月18日生
略歴
1983年10月
ACM/SIGGRAPH日本代表事務所、CG・メディアアート・キュレーター
1986年04月- 2002年03月
日本電子専門学校、IAMAS他非常勤講師
1994年04月
東京工芸大学芸術学部助教授
1998年04月
神戸大学大学院自然科学研究科助教授
2001年09月
博士号(工学、東京大学)
2002年04月
UCLA芸術学部客員教授
2003年04月
早稲田大学文学学術院教授
2018年04月
早稲田大学名誉教授
研究領域
メディアアート、デジタルメディア、先端メディア技術、映像文化史、メディア考古学。幻燈など映像装置と社会・大衆文化の関係。
研究業績
・「デジタルメディア時代のアート」デジタル・スタディーズ第2巻 メディア表象 東京大学出版会 2016, pp.213-231
・Early Works of Masaki Fujihata, Masaki Fujihata, Laznia Centre for Contemporary Art, 2017, pp.46-67
・Proto-Media Art: Revisiting Japanese Postwar Avant-garde Art, A Companion to Digital Art, Willey, 2016, pp.111-145
・Bridging art, technology, and pop culture: some aspects of Japanese new media art, Routledge Handbook of New Media in Asia, 2016, pp.66-79
・The“Baby Talkie,”Domestic Media, and the Japanese Modern, Media Archaeology, Univ. California Press, 2011, pp. 123-147
社会活動
日本映像学会理事
社団法人デザイン&テクノロジー協会理事
日本バーチャルリアリティ学会評議員
原 一平
昭和25年07月14日生
略歴
昭和49年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
昭和51年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
昭和55年04月
日本大学芸術学部助手
昭和59年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成03年04月
日本大学芸術学部助教授
平成09年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
令和03年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
〈かぶき〉を戯曲構造の面からとらえ、鶴屋南北を始めとする18世紀以降の演劇史を専攻研究。また、民俗芸能としての地芝居・人形浄瑠璃の実情調査も行っている。さらに、京劇を始めとする中国伝統演劇にも研究領域を拡げたい。
研究業績
共著「アジアの芸術論−演劇理論集」 勉誠社
共著「現代/実用・日本舞踊曲大全集」 組本社
論文「大鹿歌舞伎の芸態−『六千両後日文章』を例に−」(長野県下伊那郡大鹿村教育委員会調査報告書)
地芝居、アマチュアかぶき、学生かぶき等の演出、演技指導、出演など多数
中国・中央戯劇学院客員教授、中国戯曲学院客員教授
日中演劇交流・話劇人社理事
尾崎 弘征
昭和32年12月25日生
略歴
早稲田大学第二文学部卒業
令和02年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
演劇、舞踊、ミュージカルなど舞台芸術に不可欠である電気音響学について、現実的かつ実際的に、理論と技術、並びに音響心理を研究する。デジタル・コンピュータ・ネットワーク・AI、技術革新は歩みを止めることを知らない。しかし、我々の聴覚が感知する「音」の原理は不変である。音楽や効果音が及ぼす心理効果をもとに、デジタル処理の過程で失われる謂わば「音の形容詞」の存在を理解し、舞台芸術及び生活空間に流れる音をデザインする方法を探求する。
研究業績
上演発表
演劇公演の音響プラン・オペレート
奈良橋陽子演出「The Winds of God」
文化庁芸術祭賞受賞作品 平成03年10月
演劇公演の音響プラン・オペレート
野村萬斎演出「敦–山月記・名人伝-」
朝日舞台芸術賞受賞作品 平成17年09月
演劇公演の音響プラン・オペレート
野村萬斎演出「マクベス」平成21年03月
世田谷パブリックシアター
演劇公演の音響プラン
野村萬斎演出「子午線の祀り」平成29年07月
読売演劇大賞最優秀作品賞受賞作品
演劇公演の音響プラン・オペレート
小山ゆうな演出「チック」平成29年08月
読売演劇大賞優秀演出家賞受賞作品
教育業績
舞台音響技術講習会講師
「舞台音響家のための公開講座基礎コース」
企画・(公社)日本舞台音響家協会
平成15年〜29年(年1回)
高木 綾子(松永 綾子)
昭和52年09月02日生
略歴
2000年03月
東京藝術大学音楽学部卒業
2003年03月
東京藝術大学大学院音楽研究科器楽専攻修了
2005年04月
武蔵野音楽大学非常勤講師
2009年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
2010年04月
東京藝術大学音楽学部常勤講師
2011年04月
東京藝術大学音楽学部准教授
2017年04月
桐朋学園大学音楽学部非常勤講師
研究領域
フルートの奏法の基礎をベースに、楽曲の分析、理解を深めると共に、さらなる音楽性豊かな演奏を目指す為、独創性のある音作りを語学の面から研究。より自然で力みのない演奏スタイルを求め、楽器と一体化した音作りと身体の関係を研究課題としている。
研究業績
日本音楽コンクール1位
ジャン・ピエール・ランパル国際フルートコンクール3位
神戸国際フルートコンクール3位
新日鐡音楽賞フレッシュアーティスト賞
CD12枚製作
演奏
NHK交響楽団を始め国内の主要オーケストラとの共演は元より、パリ室内管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団など海外のオーケストラのソリストとして共演。海外の音楽祭にもゲストとして招かれている。
社会活動
日本木管コンクール審査委員長
日本音楽コンクール審査委員
アジアフルート連盟理事
松下 サトル(松下 悟)
昭和32年12月19日生
略歴
昭和56年03月
東京芸術大学美術学部絵画科卒業
昭和58年03月
東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
昭和63年04月
創形美術学校非常勤講師
昭和63年04月
女子美術大学非常勤講師
昭和63年04月
女子美術大学短期大学部非常勤講師
平成24年04月
了徳寺大学非常勤講師
平成25年04月
東洋美術学校非常勤講師
平成26年04月
多摩美術大学非常勤講師
平成26年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専攻分野:版画
日本の伝統的な水性木版画技法を使用して木版画を制作している。記号的な人物や静物・風景などを組み合わせて、レトロなイメージを模索している。
研究業績
第49回日本版画協会展奨励賞
Contemporary Japanese Printmakers 大英博物館
第2回さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ展大日本印刷賞
第3回川上澄生美術館木版画大賞展準大賞
日本の木版画100年展名古屋市美術館
社会活動
日本版画協会会員
版画学会会員
栗芝 正臣
昭和48年02月25日生
略歴
平成07年03月
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業
平成07年04月
富士通株式会社勤務(契約)
平成08年04月
武蔵野美術大学基礎デザイン学科助手
平成12年04月
武蔵野美術大学デザイン情報学科雇員
平成14年04月
武蔵野美術大学映像学科非常勤講師
日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師
専修大学ネットワーク情報学部非常勤講師
平成16年03月
青山学院大学大学院文学研究科修士課程修了
平成17年04月
専修大学ネットワーク情報学部専任講師
平成20年04月
専修大学ネットワーク情報学部准教授
平成29年04月
デルフト工科大学客員研究員
研究領域
情報デザイン、インタラクションデザイン、ソーシャルデザイン、デザイン教育。地方自治体、地域の科学館、病院、児童施設など公共性の高い場において、当事者や多様なステークホルダーと協働して、サービスやプロダクトのデザインをする方法の研究開発と実践を行っている。
研究業績
「アイデアとユーザシナリオを共創するための支援ツールの開発」情報科学研究no.34
「能動的に見ることを育む―考現学的視点とフィールドワークを通して―」専修ネットワーク&インフォメーションno.9
「技術的熟達者から反省的実践家になるために―「問い」を生む情報デザインの学びから―」専修ネットワーク&インフォメーションno.6
「『理解を育む』ことからみる情報デザイン教育のあり方」専修ネットワーク&インフォメーションno.4
社会活動
川崎市社会教育委員会議 青少年科学館専門部会委員
木村 三郎
昭和23年03月21日生
略歴
昭和47年03月
東京大学文学部仏文学科卒業
昭和50年03月
東京大学大学院美術史学専攻修士課程修了
昭和56年01月
パリIV大学(ソルボンヌ)文学博士取得
平成03年04月
放送大学客員教授(平成11年まで)
平成04年04月
日本大学芸術学部教授
平成07年04月
コレージュ・ド・フランス招聘客員研究員
平成10年04月
東京大学文学部講師
平成28年04月
金沢美術工芸大学客員教授
平成30年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
西洋美術史。その中でも、フランスの画家プッサンを中心とした西洋・日本のバロック時代の図像学とアート・ドキュメンテーションを専門とする。特に、学部で、各学科の諸芸術や、文学などの人文科学を先に学んで来た学生諸君たちに、短期・集中的に西洋美術史の基礎を習得させるための方法論を特色としている。
研究業績
「ダヴィッド」美術出版社 渋沢・クローデル賞
《La source écrite du Miracle de saint
François-Xavier de Poussin》, La Revue du Louvre,1988,no.5-6
「西洋絵画作品名事典」三省堂
「名画を読み解くアトリビュート」淡交社
「ニコラ・プッサンとイエズス会図像の研究」中央公論美術出版
「17世紀フランスにおけるオウィディウスの挿絵と絵画についての総合的研究」(科研報告書・http://www.ovidmeta.jp アートドキュメンテーション学会同推進賞)
「西洋近代絵画の見方・学び方」左右社
「フランス近代の図像学」中央公論美術出版
「イメージ制作の場と環境―西洋近世・近代美術史における図像学と美術理論」中央公論美術出版
社会活動
デジタル情報記録管理協会理事
金沢美術工芸大学名誉客員教授
木下 晋(木下 進)
昭和22年06月04日生
略歴
平成11年04月
東京大学工学部建築学科非常勤講師
平成13年04月
武蔵野美術大学造形学部非常勤講師
平成21年04月
金沢美術工芸大学大学院教授
平成25年04月
武蔵野美術大学造形学部客員教授
平成26年04月
金沢美術工芸大学客員教授
平成27年04月
日本大学芸術学部・日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
平成29年04月
金沢美術工芸大学名誉客員教授
研究領域
私の作品は鉛筆画材10Hから10Bも22段階の濃淡を使い分けて制作している。
だが美術の分野では、油絵の具より古い伝統ながらデッサン等の補足的画材の域を出ていないだろう。未だに文房具が主流なのだ。しかし最近画材としての鉛筆が見直され、今年から高校3年生の美術教科書にも紹介されている。私も携わるものとして啓蒙したいと想うのだ。
研究業績
個展‐池田20世紀美術館,平塚美術館,沖縄県立博物館美術館
グループ展-「瀬戸内芸術祭」豊島/香川,「東京+ベルリンコミュニケーション展」FREIES美術館/ベルリン,「鉛筆のチカラ・木下晋・吉村芳生展」熊本市現代美術館/熊本
北日本新聞芸術選奨(富山県)受賞,紺綬褒章
横浜トリエンナーレ展出品
大島 直樹
昭和47年07月生
略歴
平成10年03月
東北芸術工科大学デザイン 工学部生産デザイン学科卒業
平成12年03月
筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了
平成15年03月
筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了
平成15年04月
筑波大学大学院芸術学研究科博士特別研究員
平成15年10月
筑波大学人間総合等教育研究支援室技官
平成16年04月
筑波大学人間総合科学等支援室技術職員
平成19年04月
稚内北星学園大学情報メディア学部講師
平成20年04月
北海道情報大学情報メディア学部准教授
平成27年04月
拓殖大学工学部デザイン学科准教授
平成31年04月
拓殖大学工学部デザイン学科教授
研究領域
ユーザインタフェースデザインやインタラクションデザインを中心に、「感覚」に注目した感性メディアデザインを研究している。また、人々の「記憶」に着目した創造性を研究し、デザイン教育へと発展させている。
研究業績
特許:バイタルサイン測定ロボット、共同
登録実用新案:痛みの程度の定量測定具、共同
国際会議:Effectiveness and Tendency of the Preparation Supported by Aromas, IASDR2013
学会発表:見た目の印象による抱きつき行為を促す形状、共同、第68回春季研究発表大会
社会活動
日本デザイン学会 正会員
日本感性工学会 正会員
財団法人 画像情報教育振興協会 協会委員
長瀬 浩明
昭和38年08月17日生
略歴
平成元年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成元年04月
日本大学芸術学部美術学科補助員
平成04年04月
東京都立工業技術センター研究員
平成07年04月
長野県情報技術試験場研究員
平成17年04月
長野県工業技術総合センター研究員
平成22年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域・概要
感性工学や人間工学に基づくユーザー志向のものづくり(プロダクトデザイン、UXデザイン)を専門としている。筋電計やモーションキャプチャ等の生体計測技術を応用した製品や試作品等の定量的検証を通じ、福祉機器や生活支援用具等の研究開発を実践している。また企業や地域と連携して製品開発やブランド構築の支援やプロデュースを手掛けている。
研究業績
「姿勢調節障害のリハビリテーション装置の開発—実証試験方法の確立のための予備的検討—」人間生活工学. Vol.9, No.1(2008)
「Lateral Inclination of the Trunk and Falling Frequency in Parkinson’s Disease Patients」Electromyography and Clinical Neurophysiology. 50(2010)
「Postural Control While Sitting and Its Association with Risk of Falls in Patients with Parkinson’s Disease」INTECH.(2011)
「動作解析とインタビューによる起立補助椅子の有効性評価」日本感性工学会論文誌. Vol.11. No.1(2012)
「欧州における福祉機器の市場動向 —REHACARE INTERNATIONALの調査から—」日本大学芸術学部紀要第66号(2017)
社会活動
日本感性工学会会員
日本人間工学会会員
笠井 則幸
昭和47年03月24日生
略歴
平成07年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成07年04月
株式会社 アド・ギルド入社
平成08年10月
株式会社 日本デザインセンター入社
平成19年04月
和光大学表現学部専任講師
平成23年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成25年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻:グラフィックデザイン
近年、グラフィックデザインは平面のみならず、あらゆるメディアを媒介としたコミュニケーションデザインとして必要性を増している。特にタイポグラフィはメディアにより視認性が大きく変化するので、美しいデザインと時代性に沿った情報伝達の在り方を考え、実践しなければならない。
研究業績
文化庁メディア芸術祭推薦作品推挙
東京モーターショー トヨタブースカタログ、サインデザイン SDA賞 準優秀賞
ミッドランドスクエア名古屋 ワールドマップデザイン(トヨタ自動車)SDA賞 最優秀賞
Graphis Poster Annual 2012 Platinum award(最高賞) 受賞(NY)
第64回全国カレンダー展 日本商工会議所会頭賞/第3部門金賞受賞
日本タイポグラフィ年鑑2017 研究実験部門ベストワーク受賞
社会活動
日本グラフィックデザイナー協会会員
日本タイポグラフィ協会会員
日本デザイン学会会員
ANBD JAPAN 常任理事
China International Design Educator Association 会員
Asia Designer Communication Platform 会員
瀬島 匠
昭和37年08月05日生
略歴
平成元年03月
武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業
平成元年04月
武蔵野美術大学短期大学部美術科助手
平成08年04月
武蔵野美術大学短期大学部通信美術科コース非常勤講師
平成14年04月
武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科絵画コース非常勤講師
平成22年04月
横浜美術大学絵画コース非常勤講師
平成23年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成24年04月
東北芸術工科大学芸術学部洋画非常勤講師
平成25年04月
東北芸術工科大学芸術学部洋コース画准教授
研究領域
多様化する表現素材の研究
科学の進歩にともない、絵具となる素材も幅広く開発され、様々な表現方法が生まれてきた。伝統的な素材と新素材を組み合わせる中で、新たな可能性を持った独創的な絵画空間を追求していく。
研究業績
瀬島匠個展 落石岬 無線局跡 根室市 北海道「’90」
「表現としての場」6人展 広島現代美術館「’93」
瀬島匠個展 シテ・インターナショナル・デザール、パリ フランス「’95」
62回独立展 安田火災美術財団奨励賞「’95」
瀬島匠個展 ピカソ洗濯船 バトーラボアーモンマルトル パリ フランス「2000」
71回独立展独立賞受賞 東京都美術館「’03」
損保ジャパン大賞展 東郷青児美術館「’11」
29回上野の森美術館大賞展 大賞受賞「’11」
都美セレクション新鋭美術家作家展「’15」
第五回 蔵と現代美術展 「響き合う空間」招待作家 川越市「’07」
社会活動
フランス美術家協会会員「’99〜01」
独立美術協会会員「’04〜」
野田 慶人
昭和25年05月12日生
略歴
昭和50年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和57年04月
日本大学芸術学部助手
昭和60年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成04年04月
日本大学芸術学部助教授
平成10年04月
日本大学芸術学部教授
平成21年04月〜平成26年03月31日
日本大学総合学術情報センター長
平成17年09月〜平成29年09月
日本大学理事・評議員
日本大学芸術学部長・日本大学大学院芸術学研究科長
平成29年09月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
テレビCMの発想法、表現法の研究。
日本のテレビCMを中心に、今日までの変遷をふり返ると共に、諸外国のCMと比較して、多角的にその発想法、表現法を考察することにより、日本のテレビCM表現の課題と可能性を追求したい。
研究業績
「20世紀放送史」(共著)日本放送協会
「広告白書」(共著)日経広告研究所
「テレビ史ハンドブック改訂増補版」(共著)自由国民社
「メディアと情報のマトリックス」(共著)弘文堂
「不可解な成熟期を迎えたテレビCM」(単著)日経広告研究所報175号
社会活動
(社)衛星放送協会理事
(株)スーパーネットワーク(Super! ドラマTV番組審議委員長)
(株)囲碁将棋チャンネル放送番組審議委員
エーアンドイーネットワークジャパン合同会社番組審議委員
公益財団法人 板橋区文化・交流財団理事
川崎 賢子
昭和31年08月02日生
略歴
昭和54年03月31日
東京女子大学文理学部卒業
昭和56年03月31日
東京女子大学大学院文学研究科修了 文学修士
平成16年4月01日
早稲田大学政治経済学術院非常勤講師(現在に至る)
平成24年04月01日
日本映画大学教授(平成29年3月31日まで)
平成28年03月31日
立教大学において博士号取得。 博士(文学)
平成29年04月01日
立教大学特任教授(令和04年03月31日まで)
令和03年07月01日
清華大学日本研究センター客員研究員(現在に至る)
研究領域
日本近現代文学文化、演劇、映画。貫戦期(日中戦争、太平洋戦争、GHQ占領期、冷戦期)における、モダニズム文化の植民地(旧満洲国、上海租界など含む)への越境と表現者の移動を主たるテーマとする。キーワードは検閲、プロパガンダ、インテリジェンス、ジェンダー/セクシュアリティなど。映画研究のキーパーソンは山内光/岡田桑三、李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ。
研究業績
『彼等の昭和:長谷川海太郎・潾二郎・濬・四郎』平成6年、白水社、サントリー学芸賞受賞。
『岡田桑三 映像の世紀:グラフィズム・プロパガンダ・科学映画』平成14年、平凡社、原田健一と共著。
『尾崎翠 砂丘の彼方へ』平成22年、岩波書店、学位論文。
『もう一人の彼女 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ』平成31年、岩波書店。
『宝塚:変容を続ける「日本モダニズム」』令和4年、岩波現代文庫。
社会活動
財団法人日中イノベーションセンター主席研究員(令和3年7月1日 現在に至る)
早稲田大学エクステンションセンター講師
20世紀メディア研究所(早稲田大学現代政治経済研究所内)編集委員
瀬島 久美子
昭和25年06月26日生
略歴
1973年03月
東京音楽大学芸術学士取得卒業
2006年~2007年
名古屋学芸大学講師
2008年~2014年
名古屋学芸大学特任教授
研究領域
現代美術としての音・映像・情報の研究。
研究業績
1970年代:音・映像によるArt & Designの企画制作多数。
1980年代:Sound Designのためのオブジェ企画制作展示
1988-1992年映像空間から建築、都市へと活動領域を拡げ、都市開発、商業地形成事業に参画
1990年代:音・映像・情報のInstallation研究。
「Installation Age」展、インスタレーションシリーズ「EIZO EXPLORER」展、“Video Art The First 25years”など。
2000年代:日韓共催FIFAワールドカップ記念文化催事映像制作
「愛・地球博」瀬戸日本館ギャラリーのキュレーション
社会活動
1989:通産省デザインイヤー企画調整委員
1993:東京都「東京フロンティアへの市民参加の有効実施に関する調査」研究委員
1996 ~ 2000:農林水産省日本農村システム協会地域活性化情報映像検討委員会専門委員
1999:地域創造アドバイザリー会議アドバイザー
1986~ 日本映像学会会員
2018~2019:日本映像学会監事
伊藤 博明
昭和30年04月14日生
略歴
昭和52年03月
北海道大学文学部哲学科 卒業
昭和54年03月
北海道大学大学院文学研究科修士課程哲学専攻 修了
昭和59年~昭和61年
フィレンツェ大学留学(イタリア政府給費留学生)
昭和61年03月
北海道大学文学院文学研究科博士後期課程 単位取得退学
昭和61年04月
北海道大学文学部哲学科助手
昭和63年04月
埼玉大学教養学部講師
以降、同大学教養学部助教授、教授、教養学部長、副学長
平成30年04月
専修大学文学部教授
研究領域・概要
思想史・芸術論。とりわけ、ルネサンスからバロックにおける、イメージとテキストの関係をめぐる諸問題。
研究業績
『象徴と寓意』(「アートギャラリー10」集英社)『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫)『ヨーロッパ美術における寓意と表象』(ありな書房)
『綺想の表象学』(ありな書房)、
『ルネサンス』(「哲学の歴史4」、編著、中央公論新社)
社会活動
新プラトン主義協会会長
日本学術会議連携会員
織田 紘二
昭和20年03月01日生
略歴
昭和42年03月
国学院大学文学部日本文学科卒業
昭和42年04月
特殊法人国立劇場入社。芸能部制作室
平成元年04月
芸能部制作室・公演監事室室長
平成11年04月
調査養成部部長
平成15年04月
芸能部部長
平成19年10月
独立行政法人日本芸術文化振興会理事
平成22年04月
同 顧問
研究領域
研究対象というほどのこともないが、長年たずさわってきた歌舞伎の演出の巾を広げてみたいし、戯曲研究にも力を注いでみたい。伝統芸能全般に渡り、ありうべき創作の可能性を探ってみたいとも思う。現在の伝統芸能の姿の中から、新らしい方向を目指して伸びる芽も必要だが、何が正しい伝統なのかを見極わめる目も必要であり不可欠だ。正統を評価するより高い能力を身に付けることが、目指す領域である。
研究業績
「歌舞伎モノがだり」淡交社
「ぜんぶ芸のはなし」淡交社
「新版歌祭文」白水社
「松緑芸話」講談社
「三島由紀夫芝居日記」中央公論社
「芸と人ー戦後歌舞伎の名優たち」演劇出版社
社会活動
公益社団法人日本演劇協会専務理事
公益社団法人日本舞踊協会副会長
芸能学会理事
「日本博」企画委員
伝統歌舞伎保存会理事
琉球舞踊保存会顧問
高木 綾子(松永 綾子)
昭和52年09月02日生
略歴
2000年03月
東京藝術大学音楽学部卒業
2003年03月
東京藝術大学大学院音楽研究科器楽専攻修了
2005年04月
武蔵野音楽大学非常勤講師
2009年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
2010年04月
東京藝術大学音楽学部常勤講師
2011年04月
東京藝術大学音楽学部准教授
2017年04月
桐朋学園大学音楽学部非常勤講師
研究領域
フルートの奏法の基礎をベースに、楽曲の分析、理解を深めると共に、さらなる音楽性豊かな演奏を目指す為、独創性のある音作りを語学の面から研究。より自然で力みのない演奏スタイルを求め、楽器と一体化した音作りと身体の関係を研究課題としている。
研究業績
日本音楽コンクール1位
ジャン・ピエール・ランパル国際フルートコンクール3位
神戸国際フルートコンクール3位
新日鐡音楽賞フレッシュアーティスト賞
CD12枚製作
演奏
NHK交響楽団を始め国内の主要オーケストラとの共演は元より、パリ室内管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団など海外のオーケストラのソリストとして共演。海外の音楽祭にもゲストとして招かれている。
社会活動
日本木管コンクール審査委員長
日本音楽コンクール審査委員
アジアフルート連盟理事
袴田 和泉
昭和31年12月12日生
略歴
昭和54年03月
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業
昭和56年03月
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了
昭和60年08月
ハンガリー国立リスト音楽アカデミー修了(政府給費留学生)
昭和63年02月
ドイツ国立フライブルグ音楽大学大学院アウフバウⅡソリストコース修了
平成03年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成11年04月
熊本大学助教授(平成19年に准教授に配置換)
平成20年08月
熊本大学教授
平成31年04月
熊本大学大学院教授
研究領域
バロックから近現代に至る幅広いピアノ曲(室内楽を含む)の演奏法及び、教育法。楽譜から読み取った内容を音によって表現し、いかにして楽曲の真髄に近づけるかを求め続けている。スクリャービンの作品には特に心を惹かれ、作曲語法の変遷を辿る演奏会を開催している。また近年はモーツァルトの演奏にも高い評価を得ている。
研究業績
ハンガリー、ドイツ、スイス、フランス各地で多数のソロリサイタル及び、室内楽の演奏会に出演。
袴田和泉ピアノリサイタル “スクリャービンの人生と音楽追ってVol.1~Vol.6”
南西ドイツ放送、スイスロマンド放送の出演
CD「時を超えて響くピアノ」 ベルウッド
社会活動
日本演奏連盟会員
公益財団法人日本ピアノ教育連盟会員
全日本ピアノ指導者協会会員
九州音楽コンクール審査員
熊本県新人演奏会実行委員会委員
澤崎 眞彦
昭和19年07月15日生
略歴
昭和46年03月
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了
昭和46年04月
東京学芸大学教育学部助手
平成05年11月
東京学芸大学教育学部教授
平成22年04月
東京学芸大学名誉教授
研究領域
芸術教育:音楽教育学・日本音楽教育史
日本の音楽教育の史的展開について、学校教育を対象として研究を行っている。特に、明治5年以降今日までを対象とし、音楽教育界をはじめ音楽界の動向、教育思想、教育行政、更には社会的背景等をも含めたものである。その中でも、音楽教育(唱歌教育)成立への過程、制度の確立、音楽教育観、教材の変遷などを主な研究対象としている。また、日本人と洋楽との出会いについて、版画(長崎絵、横浜絵、錦絵等)なども研究の対象に含めている。
研究業績
編著 「唱歌」 大空社
共編著 「唱歌大辞典」 東京堂出版 「なつかしの音楽教科書」 ヤマハミュージックメディア
監修・解説 CD「新訂尋常小学唱歌」東芝EMI
論文 「明治初期における唱歌教育の試み―『音楽取調掛』設置前にみる―」 音楽教育学の展望Ⅱ(上) 日本音楽教育学会「日本の音楽教育・人間とその軌跡-幾尾純と唱歌教育(1~10)-」 音楽教育研究第16巻第1~11号 音楽之友社
「歌唱教材の変遷」「教材学」現状と展望(下)・日本教材学会
「音楽教材の変遷」「教材辞典」 日本教材学会
「教材と教材研究」「教材学概論」 図書文化
社会活動
日本教材学会会員・理事
音楽学習学会会員
板倉 駿夫
昭和21年04月12日生
略歴
昭和45年03月
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業
昭和45年04月
(財)日本フィルハーモニー交響楽団入団
昭和47年04月
(財)読売日本交響楽団入団
平成13年04月
日本大学芸術学部研究所教授(非常勤)
平成15年04月
日本大学芸術学部教授
平成26年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
管楽器における奏法の基礎、筋肉の働き、呼吸法、口蓋の変化、動きについての研究。また、金管奏者にとってのメインテーマである高音域での奏法についての研究。管楽アンサンブルにおける各楽器群の音色、バランス、様式についての研究。古典より現代までの作曲家による作品の中より、特に管弦楽、吹奏楽、室内楽、独奏作品を基として、演奏様式、合奏での音色、役割、表現法、楽曲分析などの研究。
研究業績
「トランペット・コルネット教本」ドレミ楽譜出版社
「うまくなろう!トランペット」音楽之友社
「クラッシック・名曲プロムナードⅠ・Ⅱ」監修 ドレミ楽譜出版社
「ワンポイント・レッスン」バンドジャーナル連載
「新しい楽器学と演奏法」ヤマハ株式会社編(共著
社会活動
日本管打楽器コンクール審査員
日本音楽コンクール審査員
日本管打吹奏楽学会
日本トランペット協会副会長
宮崎日日新聞社音楽コンクール審査員
稲川 榮一
昭和20年08月06日生
略歴
昭和44年03月
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業
昭和45年11月
読売日本交響楽団へ入団
昭和48年09月
ケルン市立ギュルツェニッヒ管弦楽団へ入団
昭和49年06月
ベルリン藝術大学卒業
昭和55年09月
国立R.シューマン音楽大学非常勤講師
昭和56年09月
ドイツ連邦共和国軍音楽教育隊非常勤講師
昭和64年09月
読売日本交響楽団プランニング・ディレクター
平成07年04月
東京藝術大学音楽学部専任講師
平成25年04月
東京藝術大学名誉教授
研究領域
専門楽器の奏法、古典から現代までのレパートリー研究、楽器開発。小編成室内楽から管弦楽、吹奏楽等大編成におけるアンサンブル法。
研究業績
ドイツ各地、日本各地でチューバ・リサイタルを開催、ケルン金管5重奏団を結成、ビッテン市現代音楽祭に出演、読売日本交響楽団及びニッポン・シンフォニーと協奏曲を共演。ロニー金管5重奏団結成。ケルン市より栄誉音楽家の称号を得る。チューバ教本(ドレミ出版社)ワンポイントレッスン(音楽の友社)
CD/ロニー金管5重奏団“ブラスアンサンブルの世界”“クリスマス物語”
DVD/吹奏楽指導法“これからの指揮法・合奏指導法”(まじかるふぇいす社)
社会活動
日本管打楽器コンクール審査員
フランス.アルザス国際音楽コンクール審査員
ドイツ.マルクノイキルヒェン国際音楽コンクール審査員、コンセール・マロニエ21審査員
ドイツ.デトモルト音大にてマスターコース特別講師
オランダ.マーストリヒト国際チューバ・フォーラム特別講師
楽器開発(ヤマハ)(アレキサンダー)(アントン)(ミラフォーン)(ヨゼフ・モンケ)各社
今泉 久
昭和28年08月27日生
略歴
昭和51年03月
日本大学芸術学部音楽学科卒業
昭和53年03月
日本大学芸術学部芸術研究所修了
昭和58年04月
日本大学芸術学部助手
昭和63年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成08年04月
日本大学芸術学部助教授
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域・概要
指揮と打楽器を研究領域とする。指揮についてはこれまでオーケストラ、吹奏楽、オペラ、打楽器アンサンブル、フルートオーケストラ、合唱等の指揮活動を行なってきた。打楽器については独奏曲、打楽器合奏曲、オーケストラ等の打楽器パートの演奏法の研究をしている。「今泉久とパーカッション・グループ“打弾打団”」を主宰している。
研究業績
演奏会
第2回打楽器リサイタル
練馬文化センター小ホール 1987
新星日本交響楽団演奏会
五反田ゆうぽうとホール 1994
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団特
別演奏会 新宿文化センター大ホール2002
今泉久とパーカッション・グループ“打弾打団”
演奏会 浜離宮朝日ホール 2004
フランス近代の室内管弦楽の愉しみ
石橋メモリアルホール 2004
社会活動
日本管打・吹奏楽学会会員
吹奏楽コンクール審査員
日本クラシック音楽コンクール審査員
岩宮 眞一郎
昭和27年11月22日生
略歴
昭和50年03月
九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科卒業
昭和53年03月
九州芸術工科大学芸術工学専攻科音響設計学専攻修了
昭和52年05月
九州芸術工科大学芸術工学部助手(音響設計学科)
平成03年01月
九州芸術工科大学芸術工学部助教授(音響設計学科)
平成10年04月
九州芸術工科大学芸術工学部教授(音響設計学科)
平成15年10月
九州大学大学院芸術工学研究院教授(音響部門)
平成30年03月
九州大学退職
平成30年04月
九州大大学名誉教授,日本大学芸術学部特任教授
研究領域・概要
音の主観的印象と音の物理特性の関係の体系化,テレビや映画などの映像作品における音が果たす役割,音と映像の調和感をもたらす要因,メッセージを伝えるサイン音のデザイン手法,製品音の快適化,音環境と人間の関わり,日本の音文化の特徴,音のプロフェッショナルに必要な聴能形成訓練に関する研究に取り組んできた。音が人間の感性にアピールするチカラを解明したいと思っている。
研究業績
音の生態学-音と人間のかかわり-(コロナ社,2000)
音のデザイン―感性に訴える音をつくる―(九州大学出版会,2007)
音楽と映像のマルチモーダル・コミュニケーション 改訂版(九州大学出版会,2011)
サイン音の科学-メッセージを伝える音のデザイン論-(コロナ社,2012)
音のチカラ-感じる,楽しむ,そして活かす-(コロナ社,2018)
社会活動
日本音響学会評議員
日本音楽知覚認知学会監事
日本サウンドスケープ協会理事
上原 興隆
昭和18年08月09日生
略歴
昭和41年03月東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。
昭和43年日独交換留学生(DAAD)として西独に留学。ひき続き、ポーランド、イタリアで研鑚を積む。通算在欧5年。日本音楽コンクール入賞。国際ロベルトシューマンコンクール入賞。
昭和49年より昭和58年まで愛知県立芸術大学にて講師、助教授を歴任。
昭和58年より平成21年まで東京学芸大学にて助教授、教授を歴任。その間、他にお茶の水女子大学、フェリス女学院大学、桐朋学園大学等で非常勤講師を歴任。
研究領域
ピアノ楽曲全般にわたる中、特にドイツ音楽の古典ロマン派の楽曲を得意とする。
特にベートーヴェン、シューマン、ブラームス等の演奏曲目多数。
研究業績
・ハンガリー政府主催第4回インターフォーラムにて演奏(プロコフィエフソナタ6番等)
・第125回毎日ゾリステン(ベートーヴェンのソナタ等)
・演奏生活20周年3夜連続リサイタル
ベートーヴェンの夕
シューマンの夕
ブラームスの夕
・続3夜連続リサイタル
シューベルトの夕
シューマンの夕
ベートーヴェンの夕
・後期のベートーヴェンのソナタ群のリサイタル
社会活動
日本ピアノ教育連盟審査員
毎日新聞社主催学生音楽コンクール審査員
ちばコンクール審査員
ソレイユコンクール審査員
圡野 研治
昭和30年10月07日生
略歴
昭和53年03月
国立音楽大学音楽学部声楽科卒業
昭和53年04月
埼玉県立越谷養護学校教諭
平成09年03月
認定音楽療法士(日本音楽療法学会)
平成13年04月
昭和音楽大学音楽芸術運営学科助教授
平成14年04月
国立音楽大学非常勤講師
平成17年04月
神奈川県立保健福祉大学非常勤講師
平成18年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成22年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
武蔵野音楽大学非常勤講師
研究領域
発達障がい児の音楽療法を中心に実践研究を行う。音楽療法における「声」や「身体」を研究テーマとしている。また仏教的ホスピス ビハーラでの音楽療法も研究課題としている。バリトンリサイタルを開催し自己表現力を探求している。
研究業績
障害児の音楽療法〜声・身体・コミュニケーション(春秋社)
心ひらくピアノ 自閉症児と音楽療法士の14年(春秋社)
音楽療法を知る -その理論と技法-(杏林書院)
東京ホワイトハンドコーラスの指導を通して 日本音楽療法学会19巻第1号 2019年
圡野研治 独唱会 平成28年5月 音楽の友ホール
社会活動
日本音楽療法学会副理事長
日本音楽療法学会編集委員長(学会誌)
日本芸術療法学会理事
前田 富士男
昭和19年02月04日生
略歴
昭和41年03月
慶應義塾大学工学部管理工学科卒業
昭和43年03月
慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業
昭和46年03月
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了
昭和49年03月
慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学
昭和49年11月
神奈川県立近代美術館(鎌倉)学芸課
昭和50年10月
西ドイツ政府DAAD留学(西ドイツ・ボン大学)
昭和53年04月
北里大学教養部専任講師
昭和60年04月
慶應義塾大学文学部助教授
平成03年04月
ドイツ・ミュンヘン大学客員研究員
平成22年04月
中部大学人文学部教授
平成27年04月
中部大学客員教授/慶應義塾大学名誉教授
研究領域
ヨーロッパ近代絵画史絵画論、美術史学方法論、芸術理論史、アート・ドキュメンテーション。とくにパウル・クレー研究、ゲーテの色彩論・形態学、20世紀初めにおけるデザイン理論や生命主義的芸術観、アーカイヴ論など。
研究業績
ゲーテ『色彩論・完訳版』、工作舎、1999年。『パウル・クレー 絵画のたくらみ』(とんぼの本)、新潮社、2007年。『パウル・クレー 造形の宇宙』慶應義塾大学出版会、2012年。『色彩からみる近代美術』、三元社、2013年。『ディルタイ全集第5巻 詩学・美学』、法政大学出版局、2015年。
社会活動
アート・ドキュメンテーション学会会長
形の文化会副会長
DNP文化振興財団評議員
圡田 修
昭和18年01月02日生
略歴
昭和41年03月
日本大学芸術学部美術学科工業デザイン専攻卒業
昭和41年04月
(有)古川卓一デザイン事務所勤務
昭和47年01月
デザインオフィス デコム設立に参画
昭和48年04月
赤井電機株式会社デザイン部長
昭和63年09月
カシオ計算機株式会社デザインセンター長
平成03年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成16年04月
カシオ計算機株式会社デザインセンター長退任後
日本大学芸術学部研究所教授(非常勤)
平成25年01月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
デザインオフィス、製造業のデザイン部門等の物作りの現場勤務の経験から「使い手側の要件を、作り手側の限られた条件で如何に充たすか(含、商品企画開発)」を、実践的工業デザインで追求する。また工業デザインと言う行為から生ずる文化的、社会的、経済的効果に対しても強い関心を持つ。産学協同研究、デザイン研究委託業務にも積極的に関わりを持つ。
研究業績
(財)関西自転車産業協会デザインコンペティション 特選
ユーゴスラビア国際デザインコンペティション特選1席
(財)日本産業デザイン振興会国際デザインコンペティション 特選2席
(財)日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞金賞
英国 D&AD賞
昭和48年〜63年 赤井電機株式会社のオーディオ、ビデオ、電子楽器等の同社製品全てをデザイン・ディレクション
昭和63年〜平成16年 カシオ計算機株式会社の電子楽器、電子カメラ、映像機器、セルラー、時計、電子文具、電子辞書、電卓等の同社製品全てをデザイン・ディレクション
寺内 曜子
昭和29年07月27日生
略歴
昭和52年03月
女子美術大学芸術学部造形学専攻卒業
昭和53年03月
女子美術大学芸術学部造形学専攻研究科修了
昭和56年07月
英国Saint Martin’s School of Art彫刻専攻Postgraduate Advanced Course修了
昭和58年09月—昭和59年08月
ヘンリー・ムーア財団フェローとして、アーティスト・イン・レジデンス(ロンドン)
平成02年02月—平成09年01月
英国Winchester School of Art非常勤講師
平成11年04月—平成13年03月
実践女子短期大学非常勤講師
平成14年10月
愛知県立芸術大学美術学部油画専攻助教授
平成19年04月
愛知県立芸術大学美術学部油画専攻教授
平成25年04月—日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専攻分野:美術(彫刻・インスタレーション)
「物」を創るというよりも、「事」から必然的に表れる形や状況を提示する方法で制作をしている。観客の立つ展示空間ごと巨大な作品に取り込んでしまう場所限定のインスタレーション『空中楼閣』で、見える世界がいかに見えないままにあるかを経験させる場を提供する等、素材や媒体にこだわらずに、私たちの世界認識の限界を具現化することを試行している。
研究業績
「The Sculpture Show」Hayward Gallery
「色彩とモノクローム」東京国立近代美術館
「空間体験」国立国際美術館
<個展> かんらん舎/ Victoria Miro /ギャラリー小柳/Chisenhale Gallery /メンヒェングラッドバッハ市立美術館 他
<パブリックコレクション>国立国際美術館/Victoria& Albert Museum他多数
社会活動
第47回神奈川県美術展審査員
中島 安貴輝(中島 忠家)
昭和18年01月30日生
略歴
昭和41年03月
日本大学芸術学部美術学科造形卒業
昭和41年04月
株式会社高島屋宣伝部勤務
昭和47年
ピクトリアル研究所設立
昭和48年01月
財団法人沖縄国際海洋博覧会協会
企画調整室デザイン担当
昭和51年01月
デザイン事務所アートアンドグラフィック主宰
平成05年04月
愛知県立芸術大学非常勤講師
武蔵野美術大学非常勤講師
平成10年04月
日本大学芸術学部教授
平成25年01月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専攻分野:視覚言語、シンボル、タイポグラフィ、サインシステム、ロゴマーク
研究テーマ:グーテンベルク、印刷技法、組版、紙、ピクトグラム、イデオグラム、ペトログリフ、錯視、形の意味性、視覚詩、文字デザイン、デザインの知的所有権
研究業績
ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ入賞
ニューヨークタイプディレクターズクラブ入賞日本タイポグラフィ年鑑ベストワーク賞
全国カタログ・ポスター展グランプリ
日本サインデザイン協会SDA賞
IOCベストセレクションポスター
パーマネントコレクション:ドイツ・グーテンベルクミュージアム、ドイツ・クリングスポールミュージアム、武蔵野美術大学資料館
社会活動
日本グラフィックデザイナー協会会員
日本タイポグラフィ協会会員
日本デザイン学会会員
ドイツ・グーテンベルグゲゼルシャフト会員
一般社団法人国際文化研究所理事
日本キャンプ協会専門委員
深谷 基弘(中山 光美)
昭和17年05月15日生
略歴
昭和43年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
昭和43年04月
高田秀三建築設計研究室勤務
昭和46年04月
深谷研究室(建築設計)主宰
昭和47年06月
日本大学芸術学部助手
昭和52年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和58年05月
日本大学芸術学部助教授
平成02年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻分野:建築一伝統技法
〈伝えるということは、教える側にあるのではなく、仕事を覚えてやろう、盗んでやろうとする側の血の出るような一方的な努力のサイクルの中にある〉という伝統の本質と普遍性を棟梁達の生き様から学び確信した意義は大きい。
〈思いて取る、味わいて知る〉は「五重塔」の作者である幸田露伴の言葉に対峙した姿勢である。露伴に習い〈想いて盗る、実践をして識る〉を建築に対する基本姿勢としている。
研究業績
著作
「図解・木造建築伝統技法事典」 彰口社
「図解・木造伝統工法・基本と実践」 彰口社
論文
「棟梁の技術思想に学ぶ」
新建築連載全16回
「棟梁に学ぶ家の総括=丸ごとつかめ」
新建築
作品
日本建築学会三宅島研修所(旧・棟梁に学ぶ家)
山村再生計画(不造住宅推進システムの構築)
社会活動
日本建築学会
新日本建築家協会
棟梁に学ぶ家代表
鷲見 洋一
昭和16年12年11日生
略歴
1972年03月
モンペリエ大学文学博士号取得
1973年04月より2007年まで慶応義塾大学に勤務
研究領域
ヨーロッパ18世紀思想・文化史。フランス『百科全書』研究。文化現象を領域横断的方法で複合的・重層的に解釈・解読する態度を貫いている。
研究業績
Le Neveu de Rameau:caprices et logiques du jeu.,Librairie France Tosho,1975(モンペリエ大学博士論文)。
「翻訳仏文法」上・下,新装改版。ちくま学芸文庫,筑摩書房,2003年。
「18世紀:近代の臨界—ディドロとモーツァルト」,ぷねうま舎,2018年。
「いま・ここのポリフォニー」,ぷねうま舎より近刊予定。
「『百科全書』と世界図絵」,岩波書店,2009年。
ジル・ラプージュ「ワグラムの戦い」(翻訳),新潮社,1989年。
A・コルバンほか監修「身体の歴史Ⅰ」(監訳),藤原書店,2010年。同「男らしさの歴史Ⅰ」
(監訳),藤原書店,2017年
社会活動
日本アート・ドキュメンテーション学会会員。
櫻井 孝美
昭和19年11月16日生
略歴
昭和43年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
昭和43年04月
山梨県繊維工業試験場勤務(研究員・研究職)
平成07年04月
常葉短期大学非常勤講師
平成18年04月
了徳寺大学日本文化芸術学部教授
平成22年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成27年04月
日本大学客員教授
研究領域
油彩による絵画制作であるが、時には日本画の材料である顔料・岩絵具・紙等を用いた制作研究も行っている。テーマとして意識することは、人間賛歌・自然賛歌・緑と水と太陽であり、更に言えばどんなことがあっても人生に“イエス”と言うような絵を描きたいと願っている。具体的には目に見えない空気・気配・太陽・大地・水等であり、私の生活する富士山とそこに生きる人々を表現する研究制作を行っている。
研究業績
第31回安井賞受賞
第22回昭和会賞受賞
85’東京セントラル美術館油絵大賞展大賞受賞
IBM I&P展大賞受賞
現代美術の祭典準大賞受賞
山梨県立美術館新人選抜展美術館賞受賞
富士吉田市文化功労者賞受賞
櫻井孝美展(韮崎大村美術館)
紺綬褒章
社会活動
社団法人日本美術家連盟会員
社団法人日本建築美術工芸協会会員
公益社団法人山梨科学アカデミー協会会員
土日会会員
富士吉田市文化協会理事長
富士吉田文化振興協会評議員
河野 実
昭和22年02月11日生
略歴
昭和46年03月
国学院大学文学部史学科卒業
昭和48年07月
町田市立博物館学芸員
昭和59年11月
町田市立国際版画美術館学芸係長
平成12年04月
町田市立国際版画美術館主幹兼学芸係長
平成22年03月
町田市立国際版画美術館退職
平成23年04月01日
鹿沼市立川上澄生美術館館長
研究領域
日本の近世・近代の版画史を専攻する。近世においては、錦絵の登場を技術的側面からの中に求めて、実証研究を行っている。近代については、版画が芸術活動の一端を担うことになる明治時代後期から大正、昭和までの間を、版画家達の動向を骨格に、当時の各種版画運動とその時代的背景についても言及しながら近代版画史を研究している。現在は、昭和前期の版画界の動向について調査を進めている。
研究業績
「版の絵から絵画への萌芽」 中央公論美術出版(「近代日本版画の諸相」収録)
「小川破笠画『風のすゑ』の挿図と詩箋」ぺりかん社 (「江戸文学」収録)
「文学」岩波書店(「第6巻第2号」)
「再考」「小川破笠画『風のすゑ』の挿図と詩箋」
『詩歌とイメージ—江戸の版本・一枚摺に見る夢—』編・著
河東 義之
昭和18年03月22日生
略歴
昭和42年03月
東京工業大学理工学部建築学科卒業
昭和42年07月
東京工業大学理工学部助手
昭和51年04月
国立小山工業高等専門学校助教授
昭和64年10月
国立小山工業高等専門学校教授
平成02年03月
工学博士(東京工業大学)
平成11年04月
千葉工業大学教授
平成11年07月
国立小山工業高等専門学校名誉教授
平成19年04月
日本大学大学院生産工学研究科非常勤講師
平成20年03月
千葉工業大学定年退職
平成23年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成25年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
近代日本建築史。特に、「わが国建築界の父」と呼ばれたジョサイア・コンドルに関する研究、明治以降の上流住宅に関する研究など。文化財保存。特に近世・近代の歴史的建造物の調査研究、伝統的町並みの調査研究など。
研究業績
『明治の西洋館』新人物往来社
『ジョサイア・コンドル建築図面集Ⅰ〜Ⅲ』中央公論美術出版
『建築探偵術入門』(共著)文芸春秋社
『図説日本建築年表』(共著)彰国社
日本建築学会賞(業績)平成14年
社会活動
東京都文化財庭園の保存・復元・管理等に関する専門委員会委員
千葉市、我孫子市、青梅市、栃木市、小山市等の文化財保護審議会委員
小倉 洋一
昭和18年01月15日生
略歴
昭和41年03月
慶應義塾大学経済学部卒業
昭和45年09月
彫刻家助手、造形職人として各種の造形制作に従事、その後イタリアに滞在し制作活動
昭和53年08月
伊国立カラーラ・アカデミア彫刻科卒業
帰国後国内にて制作活動
平成05年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専門分野:彫刻
人間を作りたいと思って始めた彫刻制作もずいぶん違った様相になってしまった。それでも‘人間’の領域を、手を通して確認する作業を続けていることに変わりはない。また、制作者の視点から彫刻史及び近・現代美術の検証も行なっている。
研究業績
「人・ERODING」、「道」から「ロトの妻/彫刻的植物学」にいたる一連の個展(愛宕山画廊・他)。
「体感する美術’96」(佐倉市立美術館)、「ロダン大賞マケット秀作展」(箱根彫刻の森美術館)等。
「デイヴィッド・スミス」訳 (美術出版/アべヴィル・プレス)、「『西洋の美術』展」等の寄稿 (三田評論)、「彫刻家の対話−カロ・チリダ」(彫刻研究室)等。
社会活動
美術館でのワークショップや公開制作相談会。大学や社会人セミナーでの特別講義。
桑原 淳司
昭和27年12月07日生
略歴
昭和50年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
昭和50年04月
(株)環境デザイン研究所勤務
昭和59年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成10年04月
日本大学芸術学部助教授
平成16年04月
日本大学芸術学部教授
平成30年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
日本のこども達のあそび環境はあまりにも著しく変化し豊かさを失っている。時代に相応した新しいあそび環境を構築するため、遊具の開発と遊び環境を主な研究領域としている。常に等身大のスケール感を意識した社会的な提案を行いながら、遊具・家具・建築・造園・環境といったあらゆる分野を串刺しにするデザインのあり方を追求し、実験的な試作や実践的な開発研究の展開を試みている。
研究業績
練馬区立美術の森緑地 動物感覚をとぎすます道 2015年4月
ワークショップ+講演
メモリーKISD(ドイツ・ケルン)2014年5月
ワークショップ+展示
大きな迷路の遊具ジャイアントメイズをみんなで作って遊ぼう
練馬区立美術館 N+N展 2012年7月
個展
A BOY IN MY MIND 私の原風景展
江古田校舎 A&Dギャラリー 2011年6月
論文
大型複合遊具の安全性と安全委員会の役割
大規模屋根付複合遊具における子どもと親の行動特性
幼児施設の園庭遊具における事故とその安全性について
社会活動
こども環境学会会員
日本建築学会会員
日本造園学会会員
熊谷 廣己
昭和30年10月08日生
略歴
昭和54年03月
日本大学生産工学部建築学科卒業
昭和56年03月
日本大学大学院生産工学研究科修士課程修了
昭和57年04月
内井昭蔵建築設計事務所勤務
平成02年04月
前川建築設計事務所勤務
平成12年04月
日本大学芸術学部助教授
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻分野:建築設計
建築デザインにおける設計過程に着目した方法論を主な研究領域とする。創造的なデザインプロセスのプログラムや開発を実践活動を通じながら取り組んでいる。
研究業績
作品
CURIOSITY
小丘舎
渡辺整形外科医院
論文
「混構造建築物における構造デザイン」日本大学芸術学部紀要42号
「生活拠点施設としてのサービスステェーションに関する研究」委託研究
社会活動
日本建築学会
東京建築士会
日本デザイン学会
建築家・前川國男生誕100年記念展覧会発起人
此経 啓助
昭和17年07月02日生
略歴
昭和41年03月
日本大学芸術学部文芸学科卒業
昭和45年04月
日本大学芸術学部助手
昭和51年08月
インド国ビハール州立マガダ大学大学院講師
昭和60年05月
宗教考現学研究所所長
平成13年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成15年04月
日本大学芸術学部教授
平成24年07月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
メディア研究。とくにメディアの現場である「いま・ここ」の研究方法をさぐる。そのために、今和次郎の「考現学」と葬式や墓参りなどの「生活仏教」で用いられている民間学の方法論を重点におき、前者ではその方法論の研究を、後者では具体的な事例の採集を実践している。目的は「いま・ここ」における事件性や個別性を客観的に記述することである。
研究業績
学術論文
「明治時代の葬列とその社会的象徴性」
日本大学芸術学部紀要第40号
「明治時代の文化政策と宗教政策」
日本大学芸術学部紀要第41号
「神道式墳墓とは何か」(一)〜(十四)
日本大学芸術学部紀要第42号〜55号
出版
『明治人のお葬式』
現代書館発行
『日本人のお墓』(共著)
日本石材産業協会発行
立石 弘道
昭和16年07月04日生
略歴
昭和40年03月
東北大学文学部英文学科卒業
昭和45年03月
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了
昭和46年04月
日本医科大学専任講師
昭和50年〜52年
ケンブリッジ大学大学院(クレア・ホール)
同大学東洋学科日本語スーパーバイザー(講師)
昭和55年04月
日本医科大学助教授
昭和63年04月
日本大学芸術学部教授
平成23年7月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
D.H.ロレンスを中心にした現代イギリス文学、比較文化・文学を文学理論をもとにして研究。トポス(空間)という概念をキーワードにして英・米・日本の文化・文学を広い視点で研究。
研究業績
『教師の歴史』(翻訳)国書刊行会 2018
『現代イギリス文学と場所の移動』(共編著) 2010
『D.H.ロレンスとアメリカ/帝国』(共編著) 慶応義塾大学出版会 2008
『階級社会の変貌』(共編著) 金星堂 2006
“D.H.Lawrence: Literature Culture, History”(英文編著)国書刊行会 2005
『D.H.ロレンスと新理論』(編著)国書刊行会 1999
『現代イギリス文学と同性愛』(共著) 金星堂 1996
『D.H.ロレンスと現代』 国書刊行会 1995
『D.H.ロレンス「狐」とテクスト』国書刊行会 1994
社会活動
日本英文学会会員
日本ロレンス協会元会長・現顧問
国際D.H.ロレンス学会会長(第9回)
北米ロレンス協会会員
20世紀英文学研究会会員(元会長)
ケンブリッジ大学クレア・ホール日本同窓会会長
唐須 教光
昭和17年04月30日生
略歴
昭和40年03月31日
慶應義塾大学文学部哲学科卒業
昭和44年03月31日
東京大学教養学部教養学科卒業
昭和47年06月01日
ブラウン大学大学院修士課程修了
昭和49年04月01日
イェール大学大学院博士課程修了
昭和49年04月01日
聖心女子大学文学部客員講師
昭和51年04月01日
玉川大学文学部専任講師
昭和52年03月01日
広島大学総合科学部専任講師
昭和55年04月01日
慶應義塾大学文学部助教授
昭和60年04月01日
慶應義塾大学文学部教授
平成20年04月01日
日本大学芸術学部教授
平成24年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
意味論、社会言語学、言語人類学、記号論、具体的には、認知意味論的視点からみた、語の多義性、バイリンガリズム、言語の起源を中心とした言語人類学、文化や芸術の記号論に関心を持っています。
研究業績
『文化記号論への招待』(共)講談社学術文庫 1983
『文化への言語学』頸草書房 1988
『バイリンガルの子供達』丸善 1992
『言語学Ⅱ』(編著)研究社 2001
『何故こどもの英語なのか』NHKブックス 2003
『英語と文化』慶応出版 2006
『開放系言語学への招待』(編著)慶應出版 2009
社会活動
地球ことば村顧問
日本英語学会会員
日本記号論学会会員
日本言語学会会員
三田哲学会会員
中村 文昭
昭和19年12月18日生
略歴
昭和42年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和62年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成04年04月
日本大学芸術学部助教授
平成10年04月
日本大学芸術学部教授
平成27年01月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
近代詩と言葉(カラダ)の関係を探る。これは、必然的に日本語(国語)が歴史的に蓄積してきた表現能力と価値を根本から検討することである。1世紀頃、文字をもたなかった日本語に中国大陸から漢字とその文化が入ってきた。悪戦苦闘の果てに、日本語(国語)は12世紀頃、「漢字まじり仮名文」という日本語(国語)の不動の文体をつくりあげた。この文体が、明治以後から大正・昭和という流れの中で、いかに文学的な成熟をとげたかを問う。
研究業績
「現代詩研究」第1巻明治篇・第2巻大正篇・第3巻昭和篇・第4巻現代篇 ノーサイド企画室
「舞踏の水際」 思潮社
「童話の宮沢賢治」 洋々社
「中原中也の経験」 冬樹社
「「土方巽」研究序説」 ノーサイド企画室
社会活動
江古田詩人会(えこし会)主宰
「歴程」同人
日本ペンクラブ会員
日本文芸家協会会員
江古田文学会理事
山田 顕喜
昭和16年08月10日生
略歴
昭和39年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和39年04月
NHK入局・カメラマン
昭和63年07月
NHK照明副部長
平成03年06月
NHK撮影副部長
平成08年06月
NHK撮影部長
平成11年04月
日本大学芸術学部教授
平成23年09月
定年退職
平成23年10月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
映画、ドラマ及びドキュメンタリーの撮影全般にわたる、歴史的変遷と表現技術の発展をさぐり、映像技術の現状を通してメディアとしての映像文化を考察。
研究業績
主な撮影担当作品
NHK総合テレビ「あすへの記録―廃液」科学放送賞受賞
NHK総合テレビ「NHK特集・日本の条件―教育」日本ジャーナリスト会議賞・テレビ大賞受賞
NHK教育テレビ「日曜美術館・いくさ世の画譜」地方の時代賞特別賞受賞
NHK総合テレビ「NHKスペシャル・野村万作〈狐〉に挑む」日本映画照明協会優秀賞受賞
NHK総合テレビ「NHKスペシャル・戦後50年その時日本は」橋田寿賀子賞・放送批評懇談会特別賞受賞
「映画製作のすべて」 (共著) 写真工業出版
「テレビ番組制作技術の基礎」(共著) 映画テレビ技術協会
社会活動
日本映画テレビ技術協会会友
社会福祉法人・那須若葉会理事
ディズニーチャンネル番組審議委員長
すかがわ国際短編映画祭実行委員
文化庁記録映画賞選考委員
松田 義弘
昭和21年04月03日生
略歴
昭和44年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和47年06月
日本大学芸術学部助手
昭和55年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和57年04月
千葉大学工学部客員助教授
昭和61年04月
日本大学芸術学部助教授
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成28年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
黒白写真の調子再現を中心に、感光材料の特性についての評価・研究を行うとともに、「私的時空間の表現」をテーマに心象風景の制作を行っている。
最近は、デジタル写真の研究を中心に行い、心象風景のイメージを視覚化するために、コンピュータによる画像処理を行った制作に取り組んでいる。
研究業績
「写真−写真の技術・カメラとレンズ」(共著)
ブリタニカ国際大百科事典8巻 TBSブリタニカ
「黒白フィルムの現像」(共著) 新アサヒカメラ
講座4 『撮影機材と暗室現像編』 朝日新聞社「ファインプリントのための露出と現像」(共著)
ファインプリントテクニック 写真工業出版社
「ファインプリント制作の立場から見た黒白感光材料」日本写真芸術学会誌 第1巻第2号
「日常の光景−Half Dome(CA)」日本写真芸術学会誌第11巻第2号〈創作篇〉
社会活動
日本写真学会評議員
日本写真芸術学会理事
日本広告写真家協会学術会員
中央技能検定委員(写真職種)
橋本 勝次
昭和20年08月15日生
略歴
昭和43年02月
アオイスタジオ株式会社 入社
録音技術部 勤務
昭和43年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和52年04月
録音技師
平成07年04月
技術部次長
平成08年04月
映画学科非常勤講師
平成09年03月
アオイスタジオ退社
平成14年
日本映画テレビ録音協会事務局長
平成14年
PAS(プロフェッショナルオーディオソサエティー)事務局長
平成16年
録音協会退会
平成28年
PAS事務局長退任
研究領域
録音技術者として数々の作品を担当、映画における表現方法等の検証をする。
研究業績
各プロダクションの作品の録音を担当、産業映画祭、CM作品等の賞にも、貢献した。
野末 敏明
昭和18年02月19日生
略歴
昭和43年03月
東京大学文学部比較文学・文化学科卒業
昭和43年04月
(株)電通入社
平成08年11月
(株)電通クリエーティブ局長
平成11年06月
(株)電通常務執行役員
平成13年06月
(株)電通常務取締役
平成16年06月
(株)電通顧問(株)電通総研副会長
平成22年05月
JAC理事長
研究領域
広告クリエーティブに関する全領域。日本のみならず、世界に(カンヌ、クリオ、NY-ADC等の海外広告賞審査の経験を活かし)通用するクリエーティブ・アイデアの開発、ならびにその実践を通しての啓蒙。
研究業績
受賞
カンヌ国際広告祭金賞4度受賞―「小さなグランドピアノ」篇「シンバル」篇「留守番電話が来た日」篇「のっぽのムルワカさん」篇
論文
「ローカルからグローバルへ」(吉田秀雄記念事業財団広報研究誌「A0 STUDIES」16巻)
出版
「コトバのイメージ学」(電通刊)
「新CMプランナー入門」(監修 電通刊)
「THE CM」(宣伝会議刊)
「パロディ108句」(中央公論事業出版)
社会活動
JAC〈顧問〉
ニューヨークADC会員
ADFEST(アジアパシフィックアドバタイジングフェスティバル)理事(2005〜9会長)
日本化粧品工業連合会審査員
上滝 徹也
昭和17年09月13日生
略歴
昭和41年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和44年05月
日本大学芸術学部助手
昭和53年01月
日本大学芸術学部専任講師
昭和56年11月
日本大学芸術学部助教授
昭和63年04月
日本大学芸術学部教授
平成24年09月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
〈テレビ文化史〉
テレビドラマに記述される戦後思想史を、メッセージと方法論、作家の原風景、編成・制作システムの変容過程に解読する。現在の研究対象は、テレビドラマ史の解読と、テレビドラマ変革の検証。
研究業績
「連ドラ考現学」『AURA』Vol99,101
「娯楽番組の思想」『メディアと情報のマトリックス』 弘文堂
『テレビ史ハンドブック』自由国民社
「’90年代テレビ作家論①~⑳」『GALAC』
『マスコミとくらし百科③テレビ・ラジオ』日本図書センター
『世界映画大辞典』日本図書センター
『テレビ作家たちの50年』NHK出版
「テレビドラマ史」『ドラマ』①~㉟
「テレビドラマ変革の証言史」『民放』①~⑲
『昭和ドラマ史』映人社
社会活動
放送批評懇談会理事
国際ドラマフェスティバル特別顧問
放送番組収集諮問委員会委員
日本脚本アーカイブス・コンソーシアム副代表理事
阪本 善尚
昭和17年02月14日生
略歴
昭和39年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
以後フリーのカメラマンとして活動し、その後撮影監督として大林宣彦監督、原田眞人監督などの劇映画、Vシネマ、TV映画作品等に携わる。
研究領域
専門分野 映画撮影 映画映像技術
撮影監督として劇映画の他、コマーシャルやテレビ映画を多数手がけ、1990年代に富士フイルムの講演を聴き、「ケミカルフィルムが10年程で終焉を迎えるのでは」と強く感じ、映画の映像表現を支えてきたフィルムが持つ色の豊かさ(画質)をデジタル技術で造れないか、とカメラメーカーと共に研究を積み重ねてきた。日本で最初のデジタルカメラ撮影の「突入せよ、あさま山荘事件」を仕上げる。今や世界的にデジタルカメラでの映画撮影が一般化し、フィルム画質への変換テーブルの研究により、ほぼフィルムと同等の映像画質での撮影が可能となった。
更なる満足を目指し本校の最新鋭の機材環境で研究をしている。
研究業績
劇映画・Vシネマ
大林宣彦監督作品 「時をかける少女」など
原田眞人監督作品「金融腐蝕列島・呪縛」「突入せよ!あさま山荘事件」など
佐藤純彌監督作品「男たちの大和/YAMATO
日本アカデミー賞優秀撮影賞、毎日映画コンクール撮影賞、第53回日本映画技術賞など受賞
日本・香港・中国・韓国合作映画ジェイコブ・チャン監督作品「墨攻」
香港映画ツイ・ハーク監督作品「Missing」
瀧本智行監督作品「はやぶさ 遥かなる帰還」「グラスホッパー」
TVコマーシャル「資生堂」など
ACC賞、ADC賞、クリオ賞、Venise Lion D’Argent賞受賞
鈴木 保彦
昭和21年03月31日生
略歴
昭和43年03月
日本大学文理学部 史学科 卒業
昭和45年03月
日本大学大学院文学研究科修士課程修了
昭和46年03月
立教大学博物館學講座 聴講修了(学芸員資格取得)
昭和46年08月~昭和56年03月
神奈川県教育庁社会教育部文化財保護課
昭和52年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
昭和56年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和62年04月
日本大学芸術学部助教授
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成18年03月
博士(歴史学)(國學院大學)
平成28年03月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
日本の先史文化のうち、縄文時代を主として研究している。最近は縄文時代の集落をテーマとし、縄文集落の変遷、縄文集落における祭祀と墓、縄文集落と配石墓、縄文集落における遺構群の構成と構造などについて総合的に研究をしている。また、考古学・歴史学等の研究成果をいかに社会的に還元するかという観点から博物館学も研究対象としている。
研究業績
『縄文土器大観』第2巻(共著) 小学館
「縄文集落の隆盛と双環状集落・鼎立状環状集落の出現」『長野県考古学会誌』118号
『縄文時代集落の研究』雄山閣
『集落の変遷と地域性』(共著)雄山閣
「歌舞伎舞踊衣裳の博物館資料化と情報公開」『博物館学雑誌』32巻2号
社会活動
縄文時代文化研究会 代表
日本考古学協会
日本考古学会
瀬島 久美子
昭和25年06月26日生
略歴
1973年03月
東京音楽大学芸術学士取得卒業
2006年~2007年
名古屋学芸大学講師
2008年~2014年
名古屋学芸大学特任教授
研究領域
現代美術としての音・映像・情報の研究。
研究業績
1970年代:音・映像によるArt & Designの企画制作多数。
1980年代:Sound Designのためのオブジェ企画制作展示
1988-1992年映像空間から建築、都市へと活動領域を拡げ、都市開発、商業地形成事業に参画
1990年代:音・映像・情報のInstallation研究。
「Installation Age」展、インスタレーションシリーズ「EIZO EXPLORER」展、“Video Art The First 25years”など。
2000年代:日韓共催FIFAワールドカップ記念文化催事映像制作
「愛・地球博」瀬戸日本館ギャラリーのキュレーション
社会活動
1989:通産省デザインイヤー企画調整委員
1993:東京都「東京フロンティアへの市民参加の有効実施に関する調査」研究委員
1996~2000:農林水産省日本農村システム協会地域活性化情報映像検討委員会専門委員
1999:地域創造アドバイザリー会議アドバイザー
1986~ 日本映像学会会員
甲田 謙一
昭和24年12月16日生
略歴
昭和47年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和60年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成06年04月
日本大学芸術学部助教授
平成12年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
カラーデジタル写真技術研究
写真制作は技術的理解無しには語れない。20世紀末にピークを迎えた銀塩写真によるカラー写真を凌駕し、21世紀に本格化した若いデジタル写真の技術を中心に、写真技術及び画質の追求による、高度な写真作品制作を目標に置く。
研究業績
個展
「野の花・足もとの妖精たち」ミュゼオ・ピクトリコ
「野の花・足もとの妖精たち2」アイデムフォトギャラリー「シリウス」
出版
「デジタル写真学入門」電波新聞社
「デジタル写真の基礎」コロナ社
「Photoshop Elements で始めるデジタルカメラ写真入門」 MDNコーポレーション
「ディジタル写真入門」コロナ社
社会活動
日本写真学会会員
日本写真芸術学会会員
小泉 定弘
昭和16年09月26日生
略歴
昭和42年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和45年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
昭和49年01月
日本大学芸術学部専任講師
昭和56年11月
日本大学芸術学部助教授
昭和62年04月
日本大学芸術学部教授
平成23年09月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
日常身辺を撮り続ける一方で写真の歴史と古今の作家について広範な研究を行っている。昭和50年には往時の文献を手掛かりに、日本では作ることが難しいと言われていたダゲレオタイプ(銀板写真)の再現に成功した。このように基本的な考察と制作を両輪に写真の基礎研究を重視している。
約半世紀の自分の写真をまとめること自体が研究領域になりつつある。オリジナルプリントの制作をほぼ終え、目下その索引となる写真集を制作している。
研究業績
「現代のダゲレオタイプ」(ニコンサロン)
小泉定弘作品展「浦安1965-1972」(JC II フォトサロン)
“Time & Space”(富士フォトサロン)
『庭にて 東尾久8-14-3 vol.Ⅵ』(リトルギャラリーブックス3)
『神田川』(リトルギャラリーブックス4)
『1964-1972』(リトルギャラリーブックス6)
『わがまち下町荒川』(リトルギャラリーブックス7)
『Time & Space』(リトルギャラリーブックス8)
社会活動
東京都荒川区顧問
(公財)荒川区芸術文化振興財団芸術監督
東京ケーブルネットワーク放送番組審議委員長
都電荒川線写真コンテスト審査委員長
ドラマチック フォトコンテスト審査委員長
宮崎 正弘
昭和30年04月13日生
略歴
昭和53年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
以後フリーの企画・脚本・演出家、スーパーバイザーとして映画、ビデオ、イベント、博覧会、マルチメディア等の映像作品の制作に従事
平成07年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成10年04月
日本大学芸術学部助教授
平成16年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻分野:映像
映画・ビデオ・TV・展示映像、そしてインターネットを含むデジタル映像などのメディア研究をとおして映像コンテンツの創造及び表現について研究を進めている。現在、デジタルによるアナログ的表現について考察している。
研究業績
鈴木自動車 85’モーターショウ 16面マルチ映像、コンセプトカーイメージ映像
日産自動車 安全広報映像「豊かさと楽しさを支える安全思想」(経団連 映像コンクール入賞)
電源開発株式会社創立40周年記念映画企画・脚本
94’世界リゾート博覧会 和歌山市パビリオン3D映像「THYMOS」企画・脚本
CD-ROM 徳永英明「Tony’s Village」企画・脚本・演出
社会活動
映像情報メディア学会
田島 良一
昭和25年05月15日生
略歴
昭和48年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和51年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
昭和55年04月
日本大学芸術学部助手
昭和59年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成03年04月
日本大学芸術学部助教授
平成09年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域・概要
専攻は日本映画史。これまでは戦前の日本映画史の研究に重点を置いてきたが、現在は、新東宝末期の社長で、映画プロデューサーでもあった元弁士の大蔵貢の再評価に取り組んでいる。
研究業績
「世界映画大事典」日本図書センター(分担執筆)
「日本映画史叢書④時代劇伝説―チャンバラ映画の輝き」森話社(共著)
「日本映画史叢書⑮日本映画の誕生」森話社(共著)
「日本映画の海外進出―文化戦略の歴史」森話社(共著)
社会活動
日本映像学会会員
美学会会員
藤田 一美
昭和19年07月20日生
略歴
昭和43年03月
東京大学法学部政治学科卒業
昭和47年03月
東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退
昭和47年04月
東京大学文学部助手(美学)
昭和49年04月
南山大学文学部講師(哲学)
昭和53年04月
南山大学文学部助教授(哲学)
昭和55年10月
東京大学文学部助教授(美学)
平成03年12月〜平成19年03月
東京大学文学部教授(美学)
研究領域
西洋古典古代から現代に及ぶ哲学・美学、中国古代から宋代にかけての経学・詩論、日本の歌論・能楽論・俳論、明治初期啓蒙思想(特に西周)。方法的には、東西の思想を、世界学と人間学の双方を包括する動的な全体としての〈存在〉の解釈という観点から、認識論、存在論、価値論、芸術論(とくに文芸論)を相関させてゆく。
研究業績
*藝術の存在論、多賀出版、1995年
*存在論としての価値論1-3、科学研究費報告、 美学藝術学研究13,14号,’95-’96年
*啓蒙思想における〈為国家之用〉の論理、美学藝術学研究22,23号,’05-’06年
*詩論の系譜、美学藝術学研究24号,’07年
*詩作術の正当性と詩学の位置、GPS(ギリシア哲学セミナー)2010
*ニーチェの「他様にも解釈されうる」について、藝文攷17
*ディオニュソス的なるものの変貌ー藝術衝動から哲学概念へ(一)(二)、藝文攷18,19
*存在と意味をめぐってー美的現象としての世界の是認、哲学132号、2014年
*「署名の間」銘文小攷、藝文攷20,22–24
社会活動
東大哲学会、美学会、GPS、学術振興会専門委員、福祉活動従事
須藤 温子(香田 温子)
昭和47年12月09日生
略歴
平成08年03月
千葉大学文学部文学科独語独文学専攻卒業
平成09年10月
文部省留学推進制度にてゲッチンゲン大学ドイツ文献学科(ドイツ)留学
平成12年04月
日本学術振興会特別研究員DC2(千葉大学)
平成14年10月
ドイツ学術交流会奨学金制度にてボーフム大学ドイツ言語文化研究所(ドイツ)留学
平成17年03月
千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程
修了(博士(文学))
平成17年04月
日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)
平成22年04月
立教大学専任講師
平成23年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
表象文化論・文学理論、ドイツ文学。主にヨーロッパにおける視覚的イメージの変遷、シンボル、表象と文学テキストとの関連を研究する。専門領域は、ユダヤ人作家エリアス・カネッティとヴェーザ・カネッティの文学と思想の研究。
研究業績
Übersetzung – Umformungsprozesse in/von Texten, Medien, Kulturen. (共著)Königshausen & Neumann(2010)
『エリアス・カネッティ伝記』上・下巻(共訳)SUP上智大学出版(2013)
『ウィーン1945-1966 オーストリア文学の「悪霊」たち』(共著)日本独文学会(2016)
『聞いて話そうドイツ語レッスン』(共著)朝日出版社(2018)
『エリアス・カネッティ 生涯と著作』(単著)月曜社(2019)
社会活動
日本独文学会会員
日本オーストリア文学会会員
桜門ドイツ文学会理事
広沢 文則
昭和15年08月29日生
略歴
昭和38年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和38年04月
日本大学芸術学部非常勤助手
昭和51年08月
日本大学芸術学部専任講師
昭和58年05月
日本大学芸術学部助教授
平成02年04月
日本大学芸術学部教授
平成22年08月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
映画制作における諸技術、撮影、照明、現像等の歴史、発達史を研究テーマにしている。このことをふまえて、映像表現の新たな可能性もあわせ研究テーマとしている。また、フィルムレスの映画・デジタルシネマが登場したが、フィルムの持っている表現領域を現像技術者として映像表現へアプローチしている。
研究業績
「カラー映画フィルム技術史(1~8)」日本大学芸術学部紀要
「カメラマンから見た映画技術史(1~4)」日本大学芸術学部紀要
「個人別領域別・談話収録による映画史大系」ビデオ・16mmフィルム PR・記録映画撮影
「映画制作のすべて」(共著) 写真工業)
社会活動
日本映画テレビ技術協会会友
松本 洸
昭和22年01月16日生
略歴
昭和44年03月
日本大学文理学部心理学科卒業
昭和46年03月
日本大学大学院文学研究科修士課程修了
昭和49年03月
日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学
昭和49年04月
社団法人社会開発統計研究所主任研究員
昭和52年08月
日本大学芸術学部専任講師
平成02年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
クオリティ・オブ・ライフ(QOL)における指標化が主要なテーマである。心理学研究法、環境心理学が専門分野であるため、芸術作品の印象測定、癒しの心理尺度化などに取りくんでいる。これまでの研究領域として環境心理学サイドからの住民意識と自治体行政との関連分析を長く研究していたため、社会調査法、コミュニケーション論などへのアプローチも行なっている。
研究業績
「社会開発政策」(共著) 青林書院新社
「老年心理学」(共著) 朝倉書店
「クオリティ・オブ・ライフ」(編著)福村出版
「人間関係と生徒指導」(共著) 学術図書出版
「発達と学習」(共著) 八千代出版
「応用心理学事典」(『映像コミュニケーション』、『ロハス』項目執筆)丸善
社会活動
日本心理学会会員
日本応用心理学会会員
日本老年社会科学会会員(論文査読委員)
日本芸術療法学会会員
臨床心理士
原 直久
昭和21年08月16日生
略歴
昭和44年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和47年06月
日本大学芸術学部助手
昭和55年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和61年04月
日本大学芸術学部助教授
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成28年08月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
写真表現及び写真表現研究
写真表現の原点であるオリジナルプリントの価値と芸術性を追求し、ハイクオリティーな作品作りのため、特に大型カメラでの制作を中心に行い、ファインプリントによるバライタ紙やプラチナプリントでのイメージ表現の可能性を探究している。写真表現研究はE.アッジェをはじめ20世紀前半のパリを中心に活躍した写真家の研究。
研究業績
個展
「ヴェネツィア」 虎の門・P. G. I 他多数
学術論文
「アッジェの撮影機材(レンズ)に関する研究」日本写真芸術学会誌第5巻第1号
「アッジェの仕事とその方法についての考察」日本写真芸術学会誌第9巻第1号
「アッジェ研究Ⅲ」日本写真芸術学会誌第9巻第1号
出版
「時の遺産=ヨーロッパとの出会い」光村印刷(株)発行
社会活動
日本写真芸術学会理事
日本写真学会会員
日本映像学会会員
日本写真協会顧問
村山 匡一郎
昭和22年11月27日生
略歴
昭和46年03月
早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業
昭和48年10月
早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程(演劇)修了
昭和55年04月
フリーの映画評論家、研究者として本格的に活動を始める
平成12年04月
武蔵野美術大学造形学部映像学科非常勤講師
平成15年04月
多摩美術大学美術学部芸術学科非常勤講師
平成19年04月
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科客員教授
平成21年04月
東北芸術工科大学デザイン工学部情報デザイン学科非常勤講師
平成25年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年11月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
劇映画・ドキュメンタリー・アニメーション・実験映像などの分野を問わず、映画史・映画理論・映画批評を横断しながら映画のあり方を研究。近年は映画と時代の関係に焦点を当てドキュメンタリー映画やアヴァンギャルド映画に関心を寄せている。
研究業績
「世界映画全史」(12巻、共訳)国書刊行会
「映画100年STORYまるかじり」朝日新聞社
「映画史を学ぶクリティカル・ワーズ」(編著)フィルムアート社
「映画における意味作用に関する試論」(共訳)水声社
「日本映画叢書⑤映画は世界を記録する」(編著)森話社
社会活動
日本映像学会会員
NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭理事
一般社団法人コミュニティシネマセンター顧問
佐藤 徹
昭和43年11月29日生
略歴
平成03年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成03年04月
三菱電気デザイン研究所勤務
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成15年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成20年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域・概要
持続可能なライフスタイルの実現に向けて、工業製品による環境負荷やエコロジー素材、再利用法などをエコデザインの観点から研究。JIDA環境委員会にて学生指導や主催展示も行っている。また工業デザインの現場におけるコンピュータの活用状況を調査し、3Dデータによる模型製作などを実践、検証している。
研究業績
「美しい椅子がわかる本」(共著)成美堂出版社
「エコデザイン」(共著)日本デザイン学会誌特集号
「conof.シリーズ」シュレッダー、電話機、デスクライトのシリーズ
「Slow coffee styleシリーズ」ドリッパー、カラフェ、マグ等のシリーズデザイン
「libroシリーズ」ソファベンチ、ソファテーブル等のシリーズデザイン
社会活動
日本デザイン学会会員
日本インダストリアルデザイナー協会 環境委員会副委員長
赤木 範陸
昭和36年09月29日生
略歴
昭和63年03月
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
平成02年03月
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了
平成07年09月
ドイツ政府給費(DAAD)/ミュンヘン国立芸術大学満期卒業 Dipl.M.A.取得、マイスターシューラー称号授与
平成08年04月
広島市立大学芸術学部非常勤講師(平成14年迄/平成24年〜現在)
平成14年04月
尾道大学芸術文化学部非常勤講師(現在に至)
平成16年月
横浜国立大学教育人間科学部助教授
平成19年04月
横浜国立大学教育人間科学部准教授
平成24年04月
横浜国立大学教育人間科学部教授
研究領域
古代、及び古典絵画技法、材料に於ける当時の使用方法に関する文献研究を基礎研究と位置づけている。金地テンペラではボルスの代替品として蜜蝋を用いる研究、エンカウスティークに於いては、下層画きに色を排除した技法研究をしている。メチエとしての使用には換骨奪胎が必要であり、私たちが生きる時代にふさわしい肉付けの後、後代に伝える価値が生まれる。古典技法の自己作品への応用では西洋の過去の真似にしかならない。
研究業績
美術館企画展:
赤木範陸展(由布院美術館、1991年)
EXHIBITION-Landshuter Hochzeit-N.AKAGI
(ドイツ、ランツフート市庁舎ギャラリー、2001年)
赤木範陸−錬金術師の軌跡−展(大分市美術館、2001年)
赤木範陸−湯あみ−展(浅倉文夫記念美術館、2002年)
赤木範陸展;濡れ色の神秘-ENKAUSTIK(MOU 尾道市立大学美術館、2012年)
社会活動
日本美術家連盟会員、UNESCO 国際美術家連盟会員、大学美術教育学会会員、 DAAD(ドイツ学術交流会)会員、教育大学協会美術会員
金子 啓明
昭和22年生03月01日生
略歴
昭和48年03月
慶應義塾大学文学研究科修士課程修了
昭和51年05月
東京国立博物館美術課彫刻室研究員
平成07年04月
東京国立博物館法隆寺宝物室長
平成15年04月
東京国立博物館事業部長
平成18年09月
東京国立博物館副館長
平成20年04月
興福寺国宝館長
平成22年04月
慶應義塾大学教授(有期)、日本大学芸術学部客員教授
研究領域
日本彫刻史を中心とする日本美術史の研究。文化史の新しいデザインの企画。博物館・美術館等における企画事業(実績:「東京国立博物館・法隆寺宝物館設立事業」、特別展「仏像 一木にこめられた祈り」、「国宝 薬師寺展」、「国宝 阿修羅展」、「国宝 仏頭展」他)
研究業績
著書)『運慶と快慶』小学館、『文殊菩薩』至文堂、『興福寺の仏たち』東京美術、『法隆寺の仏たち』東京美術、『仏像のかたちと心ー白鳳から天平へ―』岩波書店、『運慶のまなざし』岩波書店、他。
社会活動
デジタル文化財創出機構理事、MOA美術館・箱根美術館理事、他。
蔵屋 美香
略歴
女子美術大学卒業。 千葉大学大学院修了。
東京国立近代美術館勤務を経て、2020年より横浜美術館館長。「ぬぐ絵画 日本のヌード1880-1945」(2011-12年、東京国立近代美術館)で第24回倫雅美術奨励賞。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Koki Tanaka: Sharing Uncertainty and Other Collective Acts」で特別表彰。
研究領域
日本近代洋画:明治期に西洋由来の技術と思想が輸入され、日本の社会に定着するまでの経緯を研究。黒田清輝、萬鉄五郎、岸田劉生など。
1960‐70年代の美術動向:主に「芸術の非物質化」と総称される表現を研究。高松次郎など。
現代美術:歴史的な視点に立ち、今日の表現のありようを考察。
美術館論:その歴史と今日的なあり方について考察。
研究業績
単著『もっと知りたい 岸田劉生』(東京美術、2019年)
共著『現代アート10講』(蔵屋美香「ポスト3.11の美術―美術と社会はどう関わるべきか」、田中正之編、武蔵野美術大学出版局、2017年)
展覧会企画『熊谷守一:生きるよろこび』(東京国立近代美術館他、2017-18年)
展覧会企画『Koki Tanaka: Sharing Uncertainty and Other Collective Acts』(第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館、2013年)
展覧会企画『ぬぐ絵画:日本のヌード1880‐1945』(東京国立近代美術館、2011-12年)
西川 潔
昭和21年05月27日生
略歴
昭和44年03月
東京教育大学教育学部美術学科卒業
昭和46年03月
東京教育大学教育学部研究科修士課程修了
昭和54年07月
筑波大学講師芸術学系
平成08年04月
筑波大学教授芸術学系
平成09年03月
博士(デザイン学)取得(筑波大学)
平成16年04月
国立大学法人筑波大学芸術専門学群長
平成21年04月
国立大学法人筑波大学副学長
この間信州大学、長崎大学、愛知県立芸術大学、武蔵野美術大学の非常勤講師や銘伝大学、ブライトン大学の客員教授を務める
研究領域
視覚伝達デザイン分野。特に環境に関わるサイン計画、環境グラフィック、色彩計画、屋外広告景観等の調査及び制作に努める。またShared Spaceの研究にも取り組んでいる。
研究業績
著書:「広告景観」2015 ぎょうせい 「屋外広告の知識・デザイン編」監修/執筆 2006 ぎょうせい 「医療施設のサイン計画デザインマニュアル」 2002 学芸出版社 「ビレッジ サイン/英国フォークロアのデザイン」 (共著) 1987 玉川大学出版会
学術論文:「交通機関のサインフェイスデザインリニューアル試案」(共著) 2005 筑波大学芸術学研究(JR東日本と共同研究成果の一部)
制作:「横浜市立市民病院サイン計画ディレクション」 共同 2019 「ひたち医療センターサイン・アート計画」 2014 「東京都立健康長寿医療センターサイン・アート計画」 2013 「文京区サイン計画」共同 2012 「筑波大学学生宿舎色彩計画」共同 2011 「つくば市サイン計画」 共同 2009(日本デザイン学会作品賞)
社会活動
「首都高中央環状線換気棟デザイン選考委員」 共同 2010 グッドデザイン大賞
守谷市景観審議会会長
日本デザイン学会名誉会員
小田 幸子(渡辺 幸子)
昭和24年03月14日生
略歴
昭和47年03月
立教大学文学部日本文学科卒業
昭和47年04月
法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士課程入学
昭和56年03月
法政大学大学院博士課程単位修得
平成10年03月
法政大学より(博士論文提出)文学博士号授与
平成04年04月
聖徳大学助教授
平成12年04月
東京文化財研究所芸能部調査員
平成14年04月
日本女子大学非常勤講師
平成20年04月
明治学院大学非常勤講師
平成29年12月
第39回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞
研究領域
能狂言研究・演劇批評
能狂言の作品研究および演出史。
型付・装束付等の演出資料をもとに、能の古態を究明し、現在に至る変化の相を辿る。平成12年以降、古典劇を取り入れた現代劇に関する批評を執筆。復曲・新作・古演出のドラマトゥルクなど、古典と現代、研究と舞台を橋渡しする活動を行なう。
研究業績
学術論文
「能の舞台装置—作り物の歴史的考察—」
「能の演技と演出—装束付・型付をめぐる諸問題—」 「修羅能出立の変遷」
「女能のエロティシズム」
「シェイクスピア狂言の可能性—『国盗人』を中心に」
社会活動
平成22〜24年 文化庁主催芸術祭 審査員(演劇部門)
平成26〜令和元年 芸術文化振興基金運営委員会伝統芸能・大衆芸能専門委員
令和元年〜 国立能楽堂専門委員
貫 成人
昭和31年07月05日生
略歴
1980年 東京大学文学部哲学科卒業
1985年 東京大学大学院人文科学研究科哲学専修博士課程単位取得満期退学
1988年 埼玉大学教養学部専任講師
1990年 同助教授
2000年 専修大学文学部教授
研究領域
[1]舞踊に関しては、①舞踊の構成、また、観客としての舞踊体験のメカニズムについての、現象学や哲学的美学、認知心理学、引き込み理論などの諸観点からの分析、②日欧の舞踊をめぐる社会史・経済史・政治史などの分析にもとづく舞踊史の再構築、③上演実態調査などにもとづく日欧など各国文化政策、アートマネジメントの研究。[2]身体文化論(哲学、各地域の身体文化史など)、歴史理論(物語論、世界システム論、複雑系理論など)、現象学、哲学史研究
研究業績
『経験の構造:フッサール現象学の新しい全体像』(勁草書房、2003年8月)
『歴史の哲学 物語を超えて』233+xxiv、2010年8月、勁草書房
『バレエとダンスの歴史:欧米劇場舞踊史』鈴木晶編、平凡社、2012年3月14日310頁、「コンテンポラリーダンス」229–253頁)
「身体の拡散とダンスの豊穣化」『Who Dance? 振付のアクチュアリティ』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、2015年12月20日、82〜92頁。
Übersetzbarkeit von Tanz: Der Fall Butoh, in Tanz anderswo: Intra- und interkulturell, hrsg. von K. Kruschkova und N. Lipp, Lit Verlag, 2004, S.121–133.
社会活動
2010、2014、2018年度 京都賞選考専門委員会委員
2015年〜青山ダンスDNA実行委員会理事
2015年 ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生選考委員
『照明家協会雑誌』『ダンスマガジン』『読売新聞』などに舞踊評執筆
仲倉 重郎
昭和16年08月21日生
略歴
昭和40年03月
東京大学文学部国史学科卒業
昭和40年04月
松竹株式会社大船撮影所の助監督となる
昭和58年06月
映画「きつね」で監督となる
昭和62年09月
フリーとなり、脚本家としての活動も始める
平成06年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成28年04月
日本大学芸術学部大学院非常勤講師
研究領域
松竹大船撮影所で、野村芳太郎、加藤泰、斎藤耕一監督の助監督として映画を学んだ。
コント55号のドタバタ、ハナ肇の為五郎もの、グループサウンズの青春もの等、さまざまな人たちの繰り広げる人間喜劇の世界である。
喜劇映画とは何か?
敬愛するビリー・ワイルダーが『お熱いのがお好き』で言っている。「完全な人間はいない」。
研究業績
監督作品
映画
「きつね」(83・松竹)
「マンゴーと赤い車椅子」(14・ISF)
テレビドラマ
「天平の王道~真備と清麻呂」(86・OHK)
「別れの予感」(87・KTV)
脚本作品
映画
「江戸川乱歩の陰獣」(77・松竹)
「ざ・鬼太鼓座」(91・松竹)
テレビドラマ
「銀行~男たちのサバイバル」(94・NHK)
「官僚たちの夏」(96・NHK)
FMドラマ
「幽界彷徨・桂木孝介の冒険」(00・NHK)
社会活動
日本映画監督協会会員
日本脚本家連盟会員
JASRAC会員
【NEWS】
博士前期課程音楽芸術専攻(作曲分野)1年に在学中の根岸宏輔さんが、武満徹作曲賞の本選会で、第1位を受賞しました。
詳細はこちらをご覧ください。
博士前期課程映像芸術専攻(映画分野)1年に在学中のHUANG MENGLU(コウ ムロ)さんが昨年、武蔵野美術大学の卒業制作として脚本・監督した映画『およげるネコ』が世界3大映画祭の一つ、第74回カンヌ国際映画祭シネファンダシオン部門に入選、上映されます。
詳細はこちらをご覧ください。
芸術学研究科 教育研究上の目的
21世紀の芸術は、すべての領域における融合を必然としている。芸術の現状を視野に置きながら、芸術の理論と歴史の研究と想像力を養い、併せて専門及び学際的課題を含む応用領域の研究を行っている。専門分野の更なる研究と創作等を行うとともに、隣接領域の芸術と触れ合い、広い視野をもって芸術を理解することで、幅広い知識と技術を持った、次代の芸術をリードする人材を養成する。