Project Description
舞台芸術専攻 教育研究上の目的
舞台芸術におけるより高度な研究には、固定概念に捉われず常に社会を観察する洞察力が必要です。先人たちが何を理想とし、また何を創造してきたのか、内外の歴史を知りそれを広く自らの研究領域に活用しなければなりません。言わば「温故知新」の姿勢が必要です。確固たる理論の研究や歴史への理解に加え、常に開拓者の精神で望む創造への挑戦は、理論研究であれ、それに基づく実践的研究であっても本質的に何も違いはありません。社会のニーズにあった研究者の育成はもちろん、専攻での研究成果を活かした様々なシーンで活躍できる優れた表現者の育成も行っています。
- 2015年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:537KB)
- 2016年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:537KB)
- 2年以上在学し、履修規定に則り30単位以上を修得すること。
- 学位論文等を提出し、最終審査および試験に合格すること。
- 規定の学費を完納していること。
教員紹介
![](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_019.png)
大久保 惠児
生年月日
昭和28年02月11日生
略歴
昭和52年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
以後、ホログラフ作家を目指し渡米。
昭和55年
(株)ノーマンインターナショナル(セールスプロモーション)入社
昭和57年
(株)共立 舞台照明契約社員
以後フリーランスとして多数の音楽イベント
ツアー、ミュージカル等々にオペレーター・プランナーとして従事する。
平成12年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成18年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
各ジャンルに於ける舞台照明デザイン。舞台上で使用される光に関わる視覚表現全般についてのデザインを対象としている。
研究業績
串田和美演出『ユビュ王』、照明デザイン
加藤直演出『周辺飛行』<ボクたちの安部公房>—イメージの展覧会より—照明デザイン
加藤直演出「地図マニア」—ボクたちのNowhere Land韓国公演(韓国ソウル 中央大学校アートセンター大劇場)照明デザイン。
加藤直演出「地図マニア・扉編」(日中韓合同公演)照明デザイン
社会活動
照明学会会員
![Performing_Arts_018](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_018.png)
小林 直弥
昭和44年07月10日生
略歴
平成04年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成04年04月
日本大学芸術学部演劇学科補助員
平成08年03月
日本大学大学院芸術学研究科舞台芸術専攻修了
平成08年04月
日本大学芸術学部副手
平成12年04月
舞踊文化研究所主任研究員
平成14年03月
日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻
満期退学
平成14年04月
日本大学芸術学部助手(助教)
平成18年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成21年04月
日本大学芸術学部准教授
平成26年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
日本の演劇史及び芸能史、また民俗芸能の立場から日本芸能や日本舞踊をはじめとする我が国の舞踊文化について研究している。また、中国や韓国をはじめ、広くアジアの舞踊・芸能との身体的かつ歴史的な観点からの比較研究や実践的な文化交流を行いながら、これからの日本の舞踊文化における創作舞踊領域の可能性について実践的な作品創作も行いながら研究している。
研究業績
『創作舞踊の展開−日本舞踊領域を用いた舞踊創造の可能性−』日本大学芸術学部紀要第67号
創作日本舞踊台本と上演記録、創作舞踊詩「トワノウタ」「弥勒」「夏椿−沙羅双樹−」「月下美人」日本大学芸術学部紀要〈創作編〉第43号
社会活動
日本演劇学会会員
舞踊学会会員
民族藝術学会会員
藝能学会会員
社団法人日本舞踊協会会員
![Performing_Arts_017](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_017.png)
櫻井 歓
昭和47年07月02日生
略歴
平成08年03月
東京大学教育学部教育学科教育学コース卒業
平成11年03月
東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育学コース修士課程修了
平成16年03月
東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育学コース博士課程満期退学
平成17年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成20年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
近代日本の思想・哲学のテクストより、人間形成(人格の発達や変容、教育)の思想を読み解く研究を続けている。とりわけ西田幾多郎(1870-1945)のテクストを人間形成論として、近代日本における個の形成の思想として読む試みをライフワークとしている。学問的な出自を教育学に持つ立場から、演劇的行為の人間形成的意義、そもそも人が人となることの演劇的性格などに関する哲学的考察にまで思考の射程を広げようとしている。
研究業績
『西田幾多郎 世界のなかの私』[新版](朝文社、2010年)
『「甘え」と「自律」の教育学――ケア・道徳・関係性』(世織書房、2015年、共著)
「「おのずから」より「みずから」へ――「自律」概念への場所論的アプローチ」『日本大学芸術学部紀要』第62号(2015年)
「西田幾多郎による書の制作と贈与」『北陸宗教文化』第27号(2014年)
「歴史的生命の表現としての芸術――後期西田哲学にみる自己形成概念の二重性」『日本大学芸術学部紀要』第52号(2010年)
社会活動
日本教育学会会員
教育思想史学会会員
教育科学研究会「道徳と教育」部会世話人
![Performing_Arts_016](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_016.png)
千早 正美
昭和25年11月11日生
略歴
昭和48年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
昭和60年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成06年04月
日本大学芸術学部助教授
平成12年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
専門分野:演出、舞台監督、劇場技術
上演芸術における舞台監督(舞台監督論・テクニカルディレクター論)の在り方を研究している。また、多目的ホールの概念から専門ホールへの移行、創造空間への試み、コミュニティー文化の核としてのホールを中心に公立文化ホールから公共劇場へのテアトロジーを考察している。
研究業績
「大学における照明教育について」 舞踊学
「スタッフへの道・舞台監督を志す人へ」 テアトロ
「写実舞台における照明デザインの考え方〜構想と設計〜」 日本大学芸術学部紀要
「光学技術と舞台芸術」 化学工学
「光と演出・中村吉蔵『剃刀』における照明の一考察」 日本大学芸術学部紀要
「科学技術用語辞典」(共著)三修社
社会活動
公益社団法人日本照明家協会理事
日本舞台監督協会
舞踊公演等における演出・舞台監督
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原 一平
昭和25年07月14日生
略歴
昭和49年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
昭和51年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
昭和55年04月
日本大学芸術学部助手
昭和59年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成03年04月
日本大学芸術学部助教授
平成09年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
〈かぶき〉を戯曲構造の面からとらえ、鶴屋南北を始めとする18世紀以降の演劇史を専攻研究。また、民俗芸能としての地芝居・人形浄瑠璃の実情調査も行っている。さらに、京劇を始めとする中国伝統演劇にも研究領域を拡げたい。
研究業績
共著「アジアの芸術論−演劇理論集」 勉誠社
共著「現代/実用・日本舞踊曲大全集」 組本社
論文「大鹿歌舞伎の芸態−『六千両後日文章』を例に−」(長野県下伊那郡大鹿村教育委員会調査報告書)
地芝居、アマチュアかぶき、学生かぶき等の演出、演技指導、出演など多数
中国・中央戯劇学院客員教授、中国戯曲学院客員教授
日中演劇交流・話劇人社理事
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范 旅(FAN LYU)
昭和34年07月20日生
略歴
昭和59年07月
国立北京舞踊学院卒業
昭和59年09月
中国広東省歌舞劇院入団
昭和63年09月
留学のため来日
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
平成07年04月
日本大学芸術学部演劇科副手
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成14年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
アジアの文化と伝統芸能の視点から、東洋的な身体表現法を中心に、その歴史と体系、現状と形態を研究する。また従来の東洋的な表現特徴を分析しながら西洋の身体論と比較し、現代における舞踊表現の可能性と作品創作法を探る。
研究業績
論文
「胡楽・胡舞~日・中芸能史研究の課題として~」日本大学芸術学部紀要第32号
「時代に翻弄された京劇舞台の裏表」日本大学芸術学部紀要第56号
「身体表現の視点から“演劇の未来の表現”をどう創造するか」平成30年度学部長指定研究
創作
身体表現演劇『蛛網』総合演出・振付
舞踊創作『ミズカガミ』/演出・振付
現代舞踊作品『極』『砂塵』『輪』等
身体表現演劇『ecstasy〜方円の恍惚』総合演出・振付
社会活動
アジア演劇教育研究センター日本支部連絡担当
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藤崎 周平
昭和32年06月29日生
略歴
昭和55年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成02年12月
日本大学芸術学部助手
平成06年12月
日本大学芸術学部専任講師
平成13年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
現代演劇における演技及び方法の研究。
近代以降の主にナチュラリズムの表現のための基幹となったスタニスラフスキーの方法論及び、その派生であるメソード演技の実践研究。それらの方法を土台とした演技訓練法の開発など。
研究業績
A・チェーホフ作『かもめ』演出における—考察 日本大学芸術学部紀要23号
Animal Exercise—その内容と実践について— 日本大学芸術学部紀要33号
「役」と「演じる役者」の関係について 日本大学芸術学部紀要45号
演劇の「専門」学科における「基礎」教育をめぐる問題 演劇学会紀要44号
新演技の基礎のキソ(単著)
社会活動
日本演劇学会理事
東京演劇大学連盟理事
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丸茂 祐佳(丸茂 美惠子)
昭和29年11月19日生
略歴
昭和52年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成元年04月
東京国立文化財研究所芸能部調査員(非常勤)
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
平成07年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成09年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成12年03月
韓国国立韓国芸術綜合学校舞踊院招聘講師
平成13年03月
日本大学より博士(芸術学)取得
平成15年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
動作分析を中心に日本舞踊の本質と理論を探っている。近年はモーションキャプチャを用いた舞踊研究に従事し、日本舞踊の身体の科学的な解明を試みた。それらの成果を発展させ、現在、舞踊と美術、文系と理系の融合によって日本舞踊の身体の源流を探り、日本舞踊学の確立を目指している。
研究業績
単著
「二世花柳壽應 一期一會」花柳壽應
「舞曲扇林−日本舞踊 基本と本質−」 私家版
「おどりの譜−日本舞踊 古典技法の復活−」 国書刊行会
「舞踊 正派若柳流史 第Ⅱ期」 正派若柳会
「日本舞踊 西川流史」西川流宗家
論文
「日本舞踊の基礎動作『オクリ』に現れる女らしさの特徴解析」 舞踊学27
社会活動
文化審議会委員(文化功労者選考分科会)
文化庁芸術祭選奨選考委員
国立劇場舞踊公演専門委員などを歴任
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小沢 徹
昭和55年04月06日生
略歴
平成15年03月日本大学文理学部体育学科卒業
平成17年03月日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了
平成20年03月日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程修了
研究領域
運動生理学、健康科学。脳波を用いて、アスリートの脳活動やタイミング調節に関与する脳活動の研究を行ってきた。現在では、大学生における身体活動と身体組成および機能の関係について研究を行っている。
研究業績
・若年者における身体組成の変化と身体活動量の関係 日本大学芸術学部紀要68号
・大学生における現在の体格と理想の体格の調査 日本大学芸術学部紀要66号
・体育実技授業による受講生の身体組成および身体機能の変化 日本大学芸術学部紀要64号
・日本舞踊における「腰」に関する動作の考察-スポーツ動作との比較- 日本大学芸術学部紀要59
社会活動
日本健康行動科学会評議員
Society for Neuroscience会員
舞踊学会会員
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中野 成樹
昭和48年08月25日生
略歴
平成07年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成08年04月
日本大学芸術学部演劇学科副手
平成14年03月
日本大学大学院芸術研究科舞台芸術専攻修了
平成21年04月
有明教育芸術短期大学専任講師
平成26年04月
有明教育芸術短期大学准教授
平成28年04月
日本大学芸術学部演劇学科専任講師
平成30年04月
日本大学芸術学部演劇学科准教授
研究領域
舞台演出:戯曲よりドラマトゥルギーの抽出とその立体化。具体的には①戯曲読解 ②演技指導 ③空間処理 ④時間編集の方法論。
現代演劇:①いま観ることのできる演劇 ②現代をモチーフとした戯曲の上演 ③近代劇に対する戯曲・演技・美術・音響効果などの形式 の分析・解読。
小劇場:大に対する小の発想、表現、認識などの分析・解読。①大に対する小 ②中央に対する辺境 ③表に対する裏、など。
研究業績
平成22年〜24年
アジア舞台芸術祭『Waiting〜』
平成25年〜29年
としまアート夏まつり『おばけ教室』他
平成25年10月
フェスティバル/トーキョー『四家の怪談』
平成28年05月
日本・シンガポール共同制作『DRUMS』
平成29年10月
フェスティバル/トーキョー『半七半八』
以上全て作・構成・演出
社会活動
日本演劇学会会員
![](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_009.png)
小田 幸子(渡辺 幸子)
昭和24年03月14日生
略歴
昭和47年03月
立教大学文学部日本文学科卒業
昭和47年04月
法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士課程入学
昭和56年03月
法政大学大学院博士課程単位修得
平成10年03月
法政大学より(博士論文提出)文学博士号授与
平成04年04月
聖徳大学助教授
平成12年04月
東京文化財研究所芸能部調査員
平成14年04月
日本女子大学非常勤講師
平成20年04月
明治学院大学非常勤講師
平成29年12月
第39回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞
研究領域
能狂言研究・演劇批評
能狂言の作品研究および演出史。
型付・装束付等の演出資料をもとに、能の古態を究明し、現在に至る変化の相を辿る。平成12年以降、古典劇を取り入れた現代劇に関する批評を執筆。復曲・新作・古演出のドラマトゥルクなど、古典と現代、研究と舞台を橋渡しする活動を行なう。
研究業績
学術論文
「能の舞台装置—作り物の歴史的考察—」
「能の演技と演出—装束付・型付をめぐる諸問題—」 「修羅能出立の変遷」
「女能のエロティシズム」
「シェイクスピア狂言の可能性—『国盗人』を中心に」
社会活動
平成22〜24年 文化庁主催芸術祭 審査員(演劇部門)
平成26〜令和元年 芸術文化振興基金運営委員会伝統芸能・大衆芸能専門委員
令和元年〜 国立能楽堂専門委員
![](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_008.png)
織田 紘二
昭和20年03月01日生
略歴
昭和42年03月
国学院大学文学部日本文学科卒業
昭和42年04月
特殊法人国立劇場入社。芸能部制作室
平成元年04月
芸能部制作室・公演監事室室長
平成11年04月
調査養成部部長
平成15年04月
芸能部部長
平成19年10月
独立行政法人日本芸術文化振興会理事
平成22年04月
同 顧問
研究領域
研究対象というほどのこともないが、長年たずさわってきた歌舞伎の演出の巾を広げてみたいし、戯曲研究にも力を注いでみたい。伝統芸能全般に渡り、ありうべき創作の可能性を探ってみたいとも思う。現在の伝統芸能の姿の中から、新らしい方向を目指して伸びる芽も必要だが、何が正しい伝統なのかを見極わめる目も必要であり不可欠だ。正統を評価するより高い能力を身に付けることが、目指す領域である。
研究業績
「歌舞伎モノがだり」淡交社
「ぜんぶ芸のはなし」淡交社
「新版歌祭文」白水社
「松緑芸話」講談社
「三島由紀夫芝居日記」中央公論社
「芸と人ー戦後歌舞伎の名優たち」演劇出版社
社会活動
公益社団法人日本演劇協会専務理事
公益社団法人日本舞踊協会副会長
芸能学会理事
「日本博」企画委員
伝統歌舞伎保存会理事
琉球舞踊保存会顧問
![Performing_Arts_007](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_007.png)
加藤 みや子(畦地 みや子)
昭和23年05月14日生
略歴
昭和43年04月
桑沢デザインスクール卒業
昭和52年10月〜同53年10月
文化庁在外派遣研修員としてNY、パリで研修。帰国後、加藤みや子ダンススペースを設立。
平成01年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成16年09月
日本女子体育大学非常勤講師
平成19年04月
お茶の水女子大学非常勤講師
平成19年12月
文化庁在外特別派遣研修員として米、仏、独で研鑽。アーティストインタビューを重ねる。
平成25年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
平成25年09月
日本女子体育大学非常勤講師
研究領域・概要
振付家ソロダンサーとして多くの先駆的な作品を発表し、内外に認められ多くの作品を発表。ヨーロッパ、アメリカ等巡演。08年にはブラジルの五都市を国際交流基金主催事業として巡回する。コラボレーションを作品に取り組み、Hot Head Worksを立ち上げ、ジャンルを越えてアーティストが集結するフェスティバルのディレクションをする。
ダンスアーカイブの活動の中に過去の発見と今が繋がっている事を実感し検証している。一方、未来に向い五感フル活用のワークショップを地域や学校で展開。創造力を育む教育の大切さを伝えている。
研究業績
東京新聞主催全国舞踊コンクール三部門第一
位文部大臣賞江口隆哉賞ニムラ舞踊賞等受賞
「からだの知性が次代の文化を創造する」
gapan forram 21
社会活動
国加藤みや子ダンススペース主宰
現代舞踊協会常務理事
全国舞踊コンクール創作部門審査員
ニムラ舞踊賞審査員
![Performing_Arts_006](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_006.png)
神永 光規
昭和23年09月05日生
略歴
昭和47年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
昭和49年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
昭和53年04月
日本大学芸術学部助手
昭和57年03月
日本大学芸術学部専任講師
平成元年04月
日本大学芸術学部助教授
平成07年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域・概要
専攻分野:演出論・日本近代演劇史
劇性が多様化し、骨太な人間が創出するドラマが稀薄となっている今日、近代人が刻んだ劇的世界を検証することは大切である。そこから自己実現への道筋が見えてくるからである。演出者とは、自他の関係において潜在下の能力をいかに惹き出すかの一点に極まる。ドラマが現代に劇場性をとり戻し、その力をいかに発揮するか普遍的問いかけとしている。韓国を中心にアジアのコモンセンスを追求している。
研究業績
「演出者・岡倉士朗の軌跡」
日本大学芸術学部紀要
「農民劇作家・大島萬世」『芸術学』
「講座日本の演劇 近代の演劇Ⅰ・Ⅱ」 (共著)勉誠社
「講座日本の演劇 現代の演劇Ⅱ」 (共著)
勉誠社
「20世紀の戯曲Ⅱ 現代戯曲の展開」 (共著)
社会評論社
社会活動
東洋演劇学会(在ソウル)設立など日韓演劇学術交流
![Performing_Arts_005](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_005.png)
貫 成人
昭和31年07月05日生
略歴
1980年 東京大学文学部哲学科卒業
1985年 東京大学大学院人文科学研究科哲学専修博士課程単位取得満期退学
1988年 埼玉大学教養学部専任講師
1990年 同助教授
2000年 専修大学文学部教授
研究領域
[1]舞踊に関しては、①舞踊の構成、また、観客としての舞踊体験のメカニズムについての、現象学や哲学的美学、認知心理学、引き込み理論などの諸観点からの分析、②日欧の舞踊をめぐる社会史・経済史・政治史などの分析にもとづく舞踊史の再構築、③上演実態調査などにもとづく日欧など各国文化政策、アートマネジメントの研究。[2]身体文化論(哲学、各地域の身体文化史など)、歴史理論(物語論、世界システム論、複雑系理論など)、現象学、哲学史研究
研究業績
『経験の構造:フッサール現象学の新しい全体像』(勁草書房、2003年8月)
『歴史の哲学 物語を超えて』233+xxiv、2010年8月、勁草書房
『バレエとダンスの歴史:欧米劇場舞踊史』鈴木晶編、平凡社、2012年3月14日310頁、「コンテンポラリーダンス」229–253頁)
「身体の拡散とダンスの豊穣化」『Who Dance? 振付のアクチュアリティ』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、2015年12月20日、82〜92頁。
Übersetzbarkeit von Tanz: Der Fall Butoh, in Tanz anderswo: Intra- und interkulturell, hrsg. von K. Kruschkova und N. Lipp, Lit Verlag, 2004, S.121–133.
社会活動
2010、2014、2018年度 京都賞選考専門委員会委員
2015年〜青山ダンスDNA実行委員会理事
2015年 ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生選考委員
『照明家協会雑誌』『ダンスマガジン』『読売新聞』などに舞踊評執筆
![Performing_Arts_004](https://nihon-u-gsa.com/wp-content/uploads/2020/02/Performing_Arts_004.png)
宮尾 慈良
昭和23年11月09日生
略歴
昭和51年03月
早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了
昭和55年06月
ハワイ大学大学院博士課程留学
ハワイ・イースト・ウエスト・センター研究員
平成03年04月
東京女学館大学助教授
平成09年04月
早稲田大学文学部非常勤講師
慶応義塾大学文学部非常勤講師
平成12年03月
博士(芸術学)取得
研究領域
日本演劇の歴史は、アジアから渡来した外来文化と固有文化の混交からなりたってきた。豊かな文化や新たな芸能は、今日では世界演劇を代表する能、狂言、文楽、歌舞伎などに発達した。現在、視点を変えて、アジア演劇のなかで、日本演劇は独自性をもつかどうかを考察してみる。アジア演劇における精神性を研究するには、民俗に根ざした芸能の伝承形態を分析することによって、明確にすることができると考える。
研究業績
「アジアの人形劇」 三一書房
「アジア舞踊の人類学」 PARCO出版
「宇宙を映す身体−アジアの舞踊」 新書館
「アジア演劇人類学の世界」 三一書房
「アジア人形博物館」 大和書店
「舞踊の民族誌」彩流社
「東南アジア演劇史の研究」 鼎書房
「比較芸能論」彩流社
社会活動
ユネスコ・アジア文化センター視聴覚教材共同製作事業委員