Project Description
映像芸術専攻 教育研究上の目的
今日の情報環境の中で役割が拡大してきている写真、映画、TV等各専門領域・専門分野の深化・総合化を図る。映像の各分野の歴史研究や作品研究、さらに各メディアの総合化の実験、他の芸術領域との統合を図るなど、高度な創作活動、理論的研究を通じて、より新しく専門的な表現実験に意欲的に取り組む人材、専門的な教育研究に従事する人材の養成と新たな総合的研究領域の形成を図る。
今日の芸術表現および情報環境の中で、映像の持つ役割は大きくなっています。写真、映画、テレビ、モバイル機器などのメディアの変化とデジタル映像処理技術や通信技術との融合で視聴覚空間は拡大しています。
映像芸術専攻は、こうした映像のさまざまなメディアを総合化した理念でとらえています。また、それぞれのメディア領域の本質は映像であるということを基調とし、人と社会をつなぐ芸術メディアとしてデザインする研究と創作活動を通じて専門的知識を追究することを目的としています。ことに映像は、技術によって成立する芸術表現であり、社会的機能つまり伝達特性を持っています。本専攻では、それを踏まえ科学的知識、専門的表現技術および創作研究を重要視しています。
- 2015年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:537KB)
- 2016年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:537KB)
- 2年以上在学し、履修規定に則り30単位以上を修得すること。
- 学位論文等を提出し、最終審査および試験に合格すること。
- 規定の学費を完納していること。
教員紹介
秋元 貴美子
生年月日
昭和45年04月06日生
略歴
平成06年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
平成08年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程映像芸術専攻 修了
平成11年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻 単位修得退学
平成28年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
写真表現研究・写真表現文化研究
研究業績
(作品)
「化生する光景」ポートレートキャラリー/2012年10月
「都市に生きるⅱ」ポートレートギャラリー/2016年6月
「遠い記憶」,「白い木」,「斜陽の中で」魚沼ベストショット展 PartⅥ 池田記念美術館2017年1月
「クララの街」 写真展「My Works」アイデムフォトギャラリー「シリウス」/2018年5月アイデムフォトギャラリー「シリウス」
「Light’s Edge」Nikon 新宿フォトプロムナード/2018年6月
(論文)
「社会における写真の機能の考察」(日本写真芸術学会誌1996年12月)
「社会における写真の機能の考察(2)―広告写真表現にみる社会-」(日本写真芸術学会誌1997年5月)
「写真療法の可能性」(日本写真芸術学会誌1997年12月)
「高校生の写真活動と教育に関する研究」(日本写真芸術学会誌1999年12月)
「大学入学以前における写真活動の現況」(日本大学芸術学部紀要論文篇 2013年10月)
「土門拳、そのリアリズムとメンタリティ」(日本大学芸術学部紀要論文篇2015年10月)
社会活動
日本写真家協会会員
日本写真芸術学会理事
日本映像学会会員
美学会会員
浅井 譲
昭和31年11月02日生
略歴
1980年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
1980年04月
(株)ポーラ化粧品入社 宣伝部制作室フォトグラファー
1995年10月
(株)ポーラ化粧品 宣伝部制作アートディレクター(フォトグラファー兼務)
2002年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
2004年01月
ポーラ化成工業(株)デザイン研究所 転籍
2004年03月
ポーラ化成工業(株)デザイン研究所 退社
2004年04月
日本大学芸術学部助教授
2007年04月
日本大学芸術学部准教授(呼称変更)
2009年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
写真表現研究・広告写真研究
研究業績
・浅井譲写真展「対話」愉しむ写真へ
銀座コダックフォトサロン2004・5/26〜6/1
・浅井譲写真展「対話」愉しむ写真へ―Ⅱ
銀座コダックフォトサロン2007・6/6〜12
・浅井譲写真展
「take a picture」愉しむ写真へ
富士フィルムフォトサロン(東京)
2011・4/22-/28
・Jing展(共同)
桜・夏・いろ色・特別展 年3〜4回
Space Jing(渋谷・神宮前)2015・3〜
・日本大学芸術学部紀要〈創作篇〉29〜33号・35号〜39号・41号〜43号
社会活動
公益社団法人日本広告写真家協会 正会員
日本写真芸術学会
甲田 謙一
昭和24年12月16日生
略歴
昭和47年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和60年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成06年04月
日本大学芸術学部助教授
平成12年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
カラーデジタル写真技術研究
写真制作は技術的理解無しには語れない。20世紀末にピークを迎えた銀塩写真によるカラー写真を凌駕し、21世紀に本格化した若いデジタル写真の技術を中心に、写真技術及び画質の追求による、高度な写真作品制作を目標に置く。
研究業績
個展
「野の花・足もとの妖精たち」ミュゼオ・ピクトリコ
「野の花・足もとの妖精たち2」アイデムフォトギャラリー「シリウス」
出版
「デジタル写真学入門」電波新聞社
「デジタル写真の基礎」コロナ社
「Photoshop Elements で始めるデジタルカメラ写真入門」 MDNコーポレーション
「ディジタル写真入門」コロナ社
社会活動
日本写真学会会員
日本写真芸術学会会員
佐藤 英裕
昭和37年12月04日生
略歴
1985年03月
早稲田大学法学部卒業
1996年03月
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修了
1999年03月
日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻満期退学
2000年04月
日本大学芸術学部助手
2004年04月
日本大学芸術学部専任講師
2008年04月
日本大学芸術学部准教授
2014年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
現代写真表現研究、及び写真の表現構造研究
研究業績
・写真に於ける視覚経験の構造に関する一考察 日本写真芸術学会誌第6巻第1号
・写真における作者の存在とその機能に関する一考察 日本写真芸術学会誌第10巻第2号
・写真表現における記憶の機能に関する一考察 日本写真芸術学会誌第17巻第1号
・現代写真作品表現にみる「リアル」と「オリジナル」の変容に関する一考察 日本写真芸術学会誌第21巻第1号
・写真史及び写真論におけるモダニズムとポストモダニズムの相違に関する一考察 日本写真芸術学会誌第22巻第1号
社会活動
日本写真芸術学会理事
日本映像学会会員
高橋 則英
昭和28年12月09日生
略歴
昭和53年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和61年04月
日本大学芸術学部助手
平成02年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成08年04月
日本大学芸術学部助教授
平成14年04月
日本大学芸術学部教授
平成26年04月
東京大学史料編纂所画像史料解析センター共同研究員
研究領域
写真芸術学、写真史および画像保存。
19世紀の発明から今日へと至る歴史的経過の分析を通じて写真の芸術性を研究する。写真史は日本および欧米の写真史全般であるが、とくに幕末の導入期から明治における発展期に至る日本初期写真史に重点を置く。またコロジオン湿板法や鶏卵紙など、初期写真技法の復元再生の研究も実施。同時に記録や芸術作品として歴史的に貴重な写真画像を次世代に確実に継承するため、その保存方法や保存環境、修復などの研究を継続して行う。
研究業績
『文化財としてのガラス乾板−写真が紡ぎなおす歴史像』(編著) 勉誠出版、2017年
『写真技法と保存の知識 デジタル以前の写真−その誕生からカラーフィルムまで』(翻訳監修) 青幻舎、2017年
『レンズが撮らえた 日本人カメラマンの見た幕末明治』(編著) 山川出版社、2015年
「E・ブラウン・ジュニアのタゲレオタイプ」(研究論文)『日本写真芸術学会誌』、1998年
『写真の保存・展示・修復』(日本写真学会画像保存研究会編著) 武蔵野クリエイト、1996年
社会活動
日本写真芸術学会会長
日本写真学会代議員・画像保存研究会委員
日本写真家協会・写真保存センター調査委員
文化庁文化審議会専門調査委員
西垣 仁美
昭和36年06月07日生
略歴
昭和59年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和61年03月
日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修了
平成02年04月
日本大学芸術学部助手
平成07年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成14年04月
日本大学芸術学部助教授(現 准教授)
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
近代および現代写真の写真思潮、表現研究。20世紀以降の写真作品の表現と作者の思想研究。過去の作品研究と同時に現代写真を日本の作家を中心に研究している。研究が主であるが創作活動も作家の心を考えるために続けている。
研究業績
学術論文
・建築家・山脇厳の写真に関する試論(日本大学芸術学部紀要第62号)
・マン・レイの写真作品における現代性の考察(日本写真芸術学会誌第17巻第2号)
評論
・「2018年写真の動向」11写真芸術
日本写真学会誌第82巻第3号(2005年〜2019年毎年執筆)
出版
・『50冊で学ぶ写真表現入門』(共著) 日本カメラ社、2019年
・『写真の百科事典』(共著) 朝倉書店、2014年
作品発表
・日本大学芸術学部写真学科女子卒業生有志の会 あじさい会写真展に出品(1984年〜2019年)
・日本大学芸術学部紀要〈創作篇〉に発表(1987年〜2019年)
社会活動
日本写真芸術学会副会長
日本写真学会会員
日本映像学会理事
田中 里実
昭和35年05月25日生
略歴
平成17年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
平成19年03月
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻博
士前期課程修了
平成21年01月
日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻博士後
期課程中退
平成21年04月
日本大学芸術学部助教
平成24年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成28年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
写真表現研究・写真表現・写真技術史
19世紀の写真技法の研究とその再現を試み、初期写真技法が写真表現へ与えた影響を考察研究している。また現代において19世紀写真技法を用いた写真表現に取り組んでいる。
研究業績
個展
・「Typology Series No,1 “Entrance”」 GALLERY STORKS
・「a flower is not a flower」 練馬区立美術館
・「鉄・彫・写」 星と森の詩美術館
・「35×35 写真史の旅」 GALLERY STORKS
他
論文
・『舎密局必携』前篇三付録「撮形術ポトガラヒー」−現代語訳− 日本写真芸術学会誌−第17巻・第1号−
・柳川春三著『写真鏡図説』二巻−現代語訳 日本写真芸術学会誌−第18巻・第1号−
・『遠西奇器術』直写影鏡ダゲウロテーピー
−現代語訳−
日本大学芸術学部 紀要第56号
社会活動
日本写真学会員
日本写真芸術学会員
服部 一人
昭和36年05月07日生
略歴
昭和59年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和59年04月
(株)日本デザインセンター入社
制作局写真部フォトグラファー
平成05年04月
独立行政法人国際協力機構(JICA)により
ケニア国ナイロビ市ケニア国立博物館へ派遣
平成14年12月
タイ国チェンマイ山岳民族博物館へ派遣
平成18年03月
タイ国アユタヤ歴史研究センターへ派遣
平成27年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成31年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
タイ北部、ラオス北部の少数民族を対象とした映像人類学研究。この地域で継続してフィールドワークを実施し、記録映像を通じて生活の変化を調査している。特に農耕儀礼、キリスト教布教による影響などを重点的に研究し民族誌映像を制作している。
他にスナップショットの写真表現に取り組み、研究の一環として自身もアジア、ヨーロッパ、アフリカ地域でのストリートスナップショットを実践して写真展で作品発表している。
研究業績
[民族誌映像]
・「森の再生 言葉の再生」2013(NPO法人メコン・ウォッチ共同制作)
・「ソンクラーン 新年を迎える儀式 タイ チェンマイ」2012(金沢大学共同制作)
[写真展]
・「駅・雑踏・トラム」2019/ソニーイメージングギャラリー
・「ジェニファーの結婚式・モゴの結婚記念日」2018/ギャラリーストークス
・「窓の向こうに」2016/ギャラリーストークス
社会活動
日本写真芸術学会会員
(公社)日本写真協会会員
東京都写真美術館外部評価委員会委員
大谷 尚子
昭和48年11月27日生
略歴
平成09年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成10年04月
日本大学芸術学部副手
平成15年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成22年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画演技。主に映像と演劇の演技の特徴、相違について俳優の視点から実践に基づき研究している。また、映画俳優論についての研究も行っている。さらには俳優にとって必要不可欠である発声、発音について、人体構造の仕組みに基づき、無理のない発声や発音、滑舌法の研究を行っている。
研究業績
「とことこ所沢探偵社」(ケーブルテレビメディアッティ所沢(現J:COM)太田ひばり役
「土井さんの不幸」(劇場用映画 女子女子over8)幸江役
「それぞれの立場 それぞれの気持ち 〜職場で考えるダイバーシティと人権〜」(東映教育ビデオ)岡真理子役
「即身仏を訪ねてー涅槃の考古学」ナレーション
トランス☆プロジェクト第6回公演「カミングアウト」出演
劇団おしゃれ大学第8回公演「リア王」ゴネリル役
社会活動
言語聴覚士(病院、福祉施設において言語指導)
日本言語聴覚士協会会員
国際パフォーマンス学会会員
言語発達障害研究会会員
奥野 邦利
昭和44年04月18日生
略歴
平成05年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修了
平成07年04月
日本大学芸術学部補助員
平成08年04月
日本大学芸術学部副手
平成10年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成15年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成23年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
メディアアートを中心とした映像表現
1960年代に登場したビデオアートが、現在のメディアアートへと拡大して行くプロセスに光を当て、エレクトロニクスとアートの関係、マスメディアとパーソナルメディアの関係、コンテクストと物語の関係などを探求している。創作としてはシングルチャンネルのビデオ作品の他、インスタレーションも手掛けており、近年はコンサートや演劇とのコラボレーションにも積極的にアプローチしている。
研究業績
評論
「ビル・ヴィオラ考―思考する映像―」日本大学芸術学部映画学科研究誌映像研究第26号
創作
オムニバス映画「見るということ」(共同監督)
山形国際ドキュメンタリー映画祭・企画上映(2009)
映像作品「喪失の記憶」(監督)
ブルックリン国際映画祭正式上映(2010)
実験映画・ビデオフェスティバル イン ソウル正式上映(2010)
社会活動
日本映像学会総務委員
日本アニメーション学会会員
日本映画テレビ技術協会会員
上倉 泉
昭和47年03月20日生
略歴
平成06年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成16年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画技術、おもに映画の録音の研究。各国のエンジニアとディスカッションをしながら映画のアナログサウンドトラック、シアンダイトラックの研究を主に行い、さらに年間数十本の映像作品を制作している。
研究業績
「アナログシアンダイトラックの再生に関する諸問題」(映画テレビ技術誌)
「ふるさとをください」冨永憲治監督 ジェームス三木脚本 文部科学省選定映画 ステレオ/モノミックスミキサー
「喪失の記憶」 録音・ミキサー
「Pray for Japan Film」Stu Levy監督 ミキサー
「Little kyota Neon Hood」Satsuki Okawa監督 ミキサー
「旅するボール」Jリーグ20周年記念特別ショートフィルム 大川五月監督 ミキサー
社会活動
日本映画テレビ録音協会会員
日本映像学会会員
日本映画テレビ技術協会評議員
ISO(国際標準化機構)/TC36国内委員
古賀 太
昭和36年06月15日生
略歴
昭和61年03月
九州大学文学部仏文学科卒業
昭和62年03月
早稲田大学文学部大学院芸術学専攻修士課程中退
昭和62年04月−平成05年09月
国際交流基金勤務
平成05年10月−平成21年03月
朝日新聞社勤務(文化事業部企画委員及び文化部記者)
平成09年04月−平成16年03月
東京大学非常勤講師(表象文化論)
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画史の新たな読解をテーマとする。現在は、初期映画の図像学的解釈や海外における日本映画の評価の歴史、戦時中の日本映画などを調査中。
また映画興行や映画祭など映画上映のマネージメント面からの研究をサブテーマとする。
研究業績
主な著書
『映画伝来』(共著)岩波書店
『魔術師メリエス』(翻訳)フィルムアート社
『リュミエール元年』(共訳)筑摩書房
『日本映画史叢書(15)日本映画の誕生』(共著)森話社
『日本映画の海外進出』(共著)森話社
『日本戦前映画論集』(共著)ゆまに書房
そのほか、朝日新聞社において「ジャン・ルノワール、映画のすべて」「イタリア映画祭」など20以上の映画祭を企画・運営し、カタログを編集・執筆。
また「朝日新聞」紙面に多数記事を書く。
社会活動
フランス政府より国家功労勲章シュヴァリエ(騎士)章
イタリア政府より「イタリアの星」勲章カヴァリエーレ(騎士)章
日本映像学会常任理事
齊藤 裕人
昭和40年12月25日生
略歴
平成02年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
平成07年04月
日本大学芸術学部助手
平成10年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程満期退学
平成10年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成15年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域・概要
専門分野:映画演出・映画制作
物語の構成や画面構成、キャメラワークなどにおける映画演出の研究を主として、映画制作の創作的なあり方を研究テーマとしている。また、デジタル技術の発展などにより激変している映画界の動向に注目しつつ、これからの映像制作法を考察することもテーマの一つである。
研究業績
「酒中日記」劇映画(編集)
「こころ豊かに」PRビデオ(構成・演出・編集)
「幸せの黄色い自転車」広報ビデオ(構成・演出・編集)
「星になったおじいちゃん」ビデオ作品(共同脚本・監督・編集)
「Gyration」ミュージッククリップ(ライブアクションディレクター)
「シネマ・ヨーロッパ#1〜6」テレビ番組(日本語版監修)
社会活動
日本映像学会会員
美学会会員
田島 良一
昭和25年05月15日生
略歴
昭和48年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和51年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
昭和55年04月
日本大学芸術学部助手
昭和59年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成03年04月
日本大学芸術学部助教授
平成09年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域・概要
専攻は日本映画史。これまでは戦前の日本映画史の研究に重点を置いてきたが、現在は、新東宝末期の社長で、映画プロデューサーでもあった元弁士の大蔵貢の再評価に取り組んでいる。
研究業績
「世界映画大事典」日本図書センター(分担執筆)
「日本映画史叢書④時代劇伝説―チャンバラ映画の輝き」森話社(共著)
「日本映画史叢書⑮日本映画の誕生」森話社(共著)
「日本映画の海外進出―文化戦略の歴史」森話社(共著)
社会活動
日本映像学会会員
美学会会員
玉木 則順
昭和37年07月20日生
略歴
昭和62年03月
京都教育大学教育学部特修理学科卒業
以後、中学校理科教員、プラネタリウム解説員、CG制作会社、ノンリニア編集機メーカー、海外映像機器の輸入代理店を経て、国内の撮影所、放送局、ポストプロダクションのデジタルシステムの構築に関わる
平成23年04月
日本大学芸術学部特任教授
平成23年09月
日本映画大学非常勤講師
平成26年04月
日本大学芸術学部任期制教授
研究領域
ポストプロダクションのデジタル技術全般
フィルムが作り上げた色彩表現の遺産をデジタル技術で引き継ぐとともに、その先の表現の可能性について、カラーマネージメント技術を基盤に人間の知覚特性(記憶色)に適合した手法を考察している。
研究業績
東宝スタジオ 新ポストプロダクションセンター構築(映像&ネットワーク担当)
REDカメラ・RAW現像ソフトウェア「simple@post」プロトタイプ制作
「Avidでの24p編集と音処理」録音166号
「Avidでの24p編集ー最近の動向ー」録音170号
鳥山 正晴
昭和36年05月14日生
略歴
昭和60年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成03年04月
日本大学芸術学部助手
平成07年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成12年04月
日本大学芸術学部助教授
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画を主とする映像作品の演出と研究、及びそれに関わるシナリオの創作。古今東西の映画作家たちの映画演出法の共通点を、作家と観客という枠組みの中でアプローチしている。また、映画を専攻しはじめた頃から実験映画/アヴァンギャルドムービーを研究し、それまでの資料等をもとに、それらを系統的に分類し、演出手法・内包するメッセージ等の研究をしている。
研究業績
シナリオ「もりもりぼっくん」
東映テレビ・フジテレビ放映
PR ビデオ(19分) 「モクネット21 二つ井」
構成脚本・演出
論文
「映画少年はなぜ巨匠になり得たか? ~ピーター・ジャクソン論~」(映像研究第33号)
「現代ファンタジー映画ストーリー考」(日本大学芸術学部紀要第55号)
「映像ストリ−ミング配信サービスの現状と今後」(日本大学芸術学部紀要第69号)
・Global Chinese Univ. Student Film and Television Festival (香港)審査員(2009年)
・2009 Taipei Country Film Festival, International Student Film Golden Lion Award(台湾)審査員(2009年)
社会活動
日本映像学会会員
日本映画テレビ技術協会員
増田 治宏
昭和55年1月28日生
略歴
平成14年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成18年04月
日本大学芸術学部助手
平成19年04月
日本大学芸術学部助教
平成21年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成24年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画製作における撮影、照明、映画技術を研究しているが、創作を主にしている。撮影機材、機器の発達により、新たな映像表現へのアプローチをしている。
研究業績
短編映画
「青い魚」「夢に向かって」の撮影。
「米粒の神様」の照明。
ドキュメンタリー
「A Hundred-year Journey of the Family」カラーコレクション担当。
映画
「酒中日記」カラーグレーディング担当。
他PRビデオ、記録映像、撮影、カラーコレクション担当。
社会活動
日本映画撮影監督協会会員
映画テレビ技術協会会員
日本映像学会会員
松島 哲也
昭和35年05月11日生
略歴
昭和57年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和57年04月
映画テレビ制作会社ティンダーボックス入社
平成05年03月
フリーとなり、映画、テレビドラマ、ドキュメンタリーの監督、脚本に従事
平成11年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映画演出及び脚本表現研究
劇場用映画の脚本・監督を行っている。
多様化する映像メディアの作術・演出術を研究しながら、進化を遂げるデジタルシネマの制作も行っている。
テレビドラマの変遷を研究し、新たな企画立案から制作・プロデュースに至る表現研究を行っている。
研究業績
作品
テレビドラマ「ぬくもり」日本テレビ火曜サスペンス劇場
劇場用映画「新しい風」松竹全国公開作品 ヒューストン国際映画祭グランプリ
テレビドラマ「親子弁護士の探偵帖」TBS月曜ドラマスペシャル
劇場用映画「ゴーヤーちゃんぷるー」東京都写真美術館公開作品
劇場用映画「ソ満国境15歳の夏」全国公開作品
社会活動
日本映像学会員
日本映画監督協会常務理事
宮崎 正弘
昭和30年04月13日生
略歴
昭和53年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
以後フリーの企画・脚本・演出家、スーパーバイザーとして映画、ビデオ、イベント、博覧会、マルチメディア等の映像作品の制作に従事
平成07年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成10年04月
日本大学芸術学部助教授
平成16年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻分野:映像
映画・ビデオ・TV・展示映像、そしてインターネットを含むデジタル映像などのメディア研究をとおして映像コンテンツの創造及び表現について研究を進めている。現在、デジタルによるアナログ的表現について考察している。
研究業績
鈴木自動車 85’モーターショウ 16面マルチ映像、コンセプトカーイメージ映像
日産自動車 安全広報映像「豊かさと楽しさを支える安全思想」(経団連 映像コンクール入賞)
電源開発株式会社創立40周年記念映画企画・脚本
94’世界リゾート博覧会 和歌山市パビリオン3D映像「THYMOS」企画・脚本
CD-ROM 徳永英明「Tony’s Village」企画・脚本・演出
社会活動
映像情報メディア学会
宮沢 誠一
昭和24年08月18日生
略歴
昭和47年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成17年09月
日本大学芸術学部次長
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
映画監督・製作・編集を行なっているが、特に創作が中心である。創作領域は、劇場用劇映画・ドキュメント・PR・CM・TV・ミュージッククリップなど広範囲にわたり、デジタルシネマの製作にも取り組んでいる。
研究業績
「夏の別れ」35mm劇場用劇映画 編集担当 1981年上映
「TECHNO ADVENTURE」16mmPR映画 脚本・監督・編集担当 1981年度産業映画コンクール奨励賞
「絵の中のぼくの村」35mm劇場用映画 ネガ編集担当 1996年度ベルリン国際映画祭銀熊賞
「田中純一郎~人と仕事 映画にかけた生涯~」16mm記録映画 監督・編集担当 1999年度産業映画コンクール奨励賞
「宇宙の夏」デジタルシネマ(30分)劇映画 製作・編集担当 2003年度WORLDFEST HOUSTON GOLD SPECIAL JURY AWARD(審査員特別賞)
「飛べ!ダコタ」2013年劇場用映画、DCP上映作品、118分、編集担当
「ソ満国境15歳の夏」2015年劇場用映画、DCP上映作品、94分、編集・制作担当
社会活動
日本映画・テレビ編集協会
日本映画テレビ技術協会
清水 和貴
昭和54年05月08日生
略歴
平成14年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
平成18年04月
日本大学芸術学部副手
平成19年04月
日本大学芸術学部助手
平成23年04月
日本大学芸術学部助教
平成26年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成30年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
創作を主とし映画制作における演出・編集を研究テーマとしている。
研究業績
「米粒の神さま」 短編映画(脚本・監督・編集) SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009 国内コンペティション短編部門ノミネート
「いい日々を届けてくれる人がいる」 ショートムービー(脚本・監督・編集) 一般社団法人日本新聞協会 第22回新聞配達に関するエッセーコンテスト受賞作品の映像化
「いつでも どこでも」 ショートムービー(脚本・監督・編集) 一般社団法人日本新聞協会 第23回新聞配達に関するエッセーコンテスト受賞作品の映像化
「飛べ!ダコタ」 劇場用映画(編集) 2013年劇場公開
「ソ満国境15歳の夏」 劇場用映画(編集) 2015年劇場公開
社会活動
日本映画テレビ技術協会会員
日本映像学会会員
落合 賢一
昭和24年08月04日生
略歴
昭和47年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和54年04月
日本大学芸術学部助手
昭和56年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和63年04月
日本大学芸術学部助教授
平成07年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
テレビ映像技術全般が専攻分野であるが、その中で特にテレビ映像の記録及び保存技術を主な研究対象としている。VTRやHD、メモリーに代表されるテレビ映像の保存技術は長期保存に疑問がある。テレビ映像は文化遺産として極めて価値が高い。従って、その保存性は長期間、安定なものでなければならないと考えている。
さらに、4K、8Kなどの高画質化が、テレビ番組制作や、視聴者にどのような変革や影響をもたらしているかについても研究中である。
研究業績
著書
「新版ニューメディア用語辞典」(共著)
「図解テレビ制作ハンドブック」(共訳)
「科学技術用語辞典」(共著)
論文
「音声情報記録とその保存性についての一考察」日本大学芸術学部紀
社会活動
日本音響学会会員
映像メディア情報学会会員
日本映像学会
兼高 聖雄
昭和35年02月02日生
略歴
昭和57年03月
慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業
昭和59年03月
慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了
平成02年03月
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了
(社会学博士取得)
平成02年04月
尚美学園短期大学専任講師
平成05年04月
尚美学園短期大学助教授
平成12年04月
尚美学園大学総合政策学部助教授
平成16年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
現実の広告表現とその効果について、消費者の心理プロセスを軸にして考えている。できるだけ表現そのものについて、コミュニケーションの枠組みからとらえている。また、メディアによる表現全般や文化・社会現象について、実証的な社会心理学の手法で研究している。
研究業績
「広告表現の制作プロセスの心理学的検討」 放送と表現Vol.1
「受け手の特性から見た広告メッセージのリーチについて」 放送と表現Vol.2
「広告コミュニケーションにおける受容者の自己過程について」 広告科学Vol.27
「若年層の広告接触と消費態度」 平成国際大学論集3
「活字表現の印象;書体・字体・サイズの効果」尚美学園短期大学研究紀要10
社会活動
放送批評懇談会会員
FMナックファイブ番組審議委員
鈴木 康弘
昭和33年09月06日生
略歴
昭和57年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和63年04月
日本大学芸術学部助手
平成04年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成08年04月
日本大学芸術学部助教授
平成15年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
映像演出、映像作品制作及び作品研究。
研究テーマとして扱っている作品分野は、ドキュメンタリーやテレビドラマである。ドキュメンタリーについては、テレビ・ドキュメンタリーの問題と可能性について探っている。また、映像人類学や映像文化の視点からのアプローチも試みている。テレビドラマについては、テレビの発展史を概観しながら社会との相関関係を考察している。
研究業績
「テレビ・ドキュメンタリー論再考~知のドキュメンタリーの構築に向けて~」日本大学芸術学部紀要第37号
「編集技法指南~映像編集の基本的な考え方を学ぶ」12回シリーズ 写真工業出版社
「日本のテレビ放送におけるドキュメンタリー番組の位置」日本大学芸術学部紀要第60号
ドキュメンタリー作品
『秘境の村のくらし~パキスタン・シムシャール村~』NHK教育テレビ
『道と電気が変えた村の風景~秘境の村は近代化をどう受け入れるか~パキスタン・シムシャール村』、『カンテムス少年少女合唱団』、『入善四季物語』、『カンテムスファミリー~その成功と秘密に迫る~』ほか
社会活動
ハンガリー音楽教育の取材活動およびそれに関するドキュメンタリー作品等ビデオ作品の制作(日本ハンガリー合唱交流委員会)
日本映像学会会員
中町 綾子
昭和46年08月生
略歴
平成06年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
平成08年03月
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻博士前期課程修了
平成08年04月
日本大学芸術学部助手
平成12年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成16年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
テレビ番組の分析を行う。
主として、テレビドラマの脚本領域、および映像(演技、演出、ストーリーを含む)を分析・読解する。テレビドラマは制作される時代の影響を強くうけるメディアである。時代的な制約、あるいは表現技法(技術)の制約を前提として、そこに表現されるメッセージを読み解く。
研究業績
「なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?」(メディアファクトリー新書)
「ニッポンのテレビドラマ21の名セリフ」(弘文堂)
「テレビドラマに見る食の諸相」『放送と表現』Vol.1
「あの軽やかさを再び~バブル期のテレビ番組~」『AURA』(フジテレビ調査部)
「日本のテレビドラマにおけるメロドラマ概観」日本大学芸術学部紀要
「あのドラマこのセリフ」日本経済新聞(連載)
社会活動
日本マス・コミュニケーション学会
放送批評懇談会
WOWOW番組審議委員
ファミリー劇場番組審議委員
野田 慶人
昭和25年05月12日生
略歴
昭和50年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和57年04月
日本大学芸術学部助手
昭和60年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成04年04月
日本大学芸術学部助教授
平成10年04月
日本大学芸術学部教授
平成21年04月〜平成26年03月31日
日本大学総合学術情報センター長
平成17年09月〜平成29年09月
日本大学理事・評議員
日本大学芸術学部長・日本大学大学院芸術学研究科長
平成29年09月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
研究領域
テレビCMの発想法、表現法の研究。
日本のテレビCMを中心に、今日までの変遷をふり返ると共に、諸外国のCMと比較して、多角的にその発想法、表現法を考察することにより、日本のテレビCM表現の課題と可能性を追求したい。
研究業績
「20世紀放送史」(共著)日本放送協会
「広告白書」(共著)日経広告研究所
「テレビ史ハンドブック改訂増補版」(共著)自由国民社
「メディアと情報のマトリックス」(共著)弘文堂
「不可解な成熟期を迎えたテレビCM」(単著)日経広告研究所報175号
社会活動
(社)衛星放送協会理事
(株)スーパーネットワーク(Super! ドラマTV番組審議委員長)
(株)囲碁将棋チャンネル放送番組審議委員
エーアンドイーネットワークジャパン合同会社番組審議委員
公益財団法人 板橋区文化・交流財団理事
星野 裕
昭和36年04月24日生
略歴
昭和60年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和60年04月
第一企画株式会社入社 CMプランナー、コピーライター、プロデューサー
平成元年08月
株式会社電通入社 CMプランナー
その後クリエーティブディレクター、シニアクリエーティブディレクター
平成17年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成25年04月
株式会社電通クリエーティブX 執行役員
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
広告ビジネスにおけるコミュニケーション全般。現場経験を活かした視点からの考察を得意とする。
放送広告の表現と社会的役割の変遷に関する研究、広告表現のクリエーティブなアイディア発想の源泉についての研究などを行う。
研究業績
カタログハウス「通販生活」
再春館製薬所「ドモホルンリンクル」
イトーヨーカドー「いってみヨーカドー!」
ニベア花王「ニベアクリーム」など
わかりやすく広告効果の高いテレビCM等広告作品を多数企画、制作。
ACC賞、電通賞、読売広告大賞、カンヌ国際広告祭銀賞、IBA等国内外広告賞多数受賞。
社会活動
日本広告学会
日本映像学会
放送批評懇談会CM部門選奨委員
森中 愼也
昭和35年08月05日生
略歴
昭和60年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和60年04月
札幌テレビ放送株式会社入社
アナウンサーとして主に情報番組、ニュースに従事。
平成25年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
現代マスメディアにおけるテレビ報道分析および情報番組の音声表現法の考察による現代キャスター論。テレビ史。
研究業績
日本テレビ系列共同制作『ズームイン!!朝!』『ズームイン!SUPER』『ズームイン!サタデー』、「第1回北方領土ビザなし渡航」取材・報道、「第4回世界陸上競技選手権シュトゥットガルト大会」取材・報道
「東日本大震災」NNN取材班にて報道
『生放送〜最高権力者との6分間〜」放送と表現 Vol.18
産学共同制作番組TOKYO FM「バス旅スト」メインパーソナリティー
社会活動
日本映像学会会員
文化庁芸術祭執行委員会委員
安部 裕
昭和42年05月09日生
略歴
平成03年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
平成03年04月
株式会社共同テレビジョン入社
取材技術部配属 カメラマン
平成08年07月
アトランタ五輪フジテレビ取材団カメラマン
平成09年10月
フジテレビ報道局取材撮影部に出向
報道カメラマン
平成10年04月
共同テレビジョン映像取材部
テレビカメラマンとしてドキュメンタリー、情報、バラエティー番組に従事
平成26年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
テレビ番組をテーマにした映像技術・音響技術・照明技術の研究及び最新システムを利用した放送技術全般の研究。
研究業績
『ザ・ノンフィクション』フジテレビ、撮影多数
『めざましテレビ』『とくダネ!』フジテレビ、撮影多数
『NONFIX〜松下浩二の卓球』フジテレビ、企画・演出・撮影
「放送番組における、簡易スタジオシステム−考察」芸術学部紀要第61号
「フジテレビの報道番組・情報番組から見る簡易IP中継技術」芸術学部紀要第66号
大地の芸術祭「日芸フィスティバル」奴奈川放送局開設
「東日本大震災取材備忘録〜災害取材に挑むカメラマンの辛苦」映画テレビ技術誌
「日本のテレビ放送はどこへ向かうのか」日本映像学会報
社会活動
日本映像学会理事
文化庁芸術祭執行委員会委員
日本映画テレビ技術協会会員
茅原 良平
1980年02月27日生
略歴
平成14年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
平成14年04月
日本大学芸術学部副手
平成18年04月
日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻入学
平成20年03月
同上修了
平成20年04月
日本大学芸術学部助教
平成24年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成29年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
ラジオ番組、ラジオドラマを中心に、音響演出、作品制作、作品研究を専門としている。また、ラジオの社会的機能の変遷、番組の功績を辿り、後世への教訓を見出す中で、ラジオの将来や可能性を考えるラジオ史の研究もしている。
研究業績
JFN38局「バス旅スト」演出
「AM深夜放送の変遷にみる『笑い』の一考察」放送と表現Vol.8
「サラウンド研究(1)、(2)、(3)」芸術学部紀要第49号、51号、54号
「若者向けラジオ番組研究(1)、(2)」芸術学部紀要第64号、67号
「ラジオ放送の現状と課題 手掛けなければならないこと」GALAC2015年4月号
社会活動
放送批評懇談会会員(理事、ラジオ部門選奨委員)
日本音響学会会員
金 龍郎
昭和35年07月09日生
略歴
昭和60年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
平成09年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成12年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成18年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教
研究領域
テレビ番組の企画構成および放送表現と人権の研究。各種番組作品の企画構成に着目し、表現手法・演出手法、制作のスタンス、番組枠としての特徴等を検証・考察している。また、「表の自由」「報道の自由」と人権との調整につて、主に差別表現や報道被害の事例研究を通して可能性を探っている。
研究業績
「興行としての格闘技イベントとそのテレビ中継に関する一考察」芸術学部紀要第40号
「バラエティ番組における放送作家の役割とポジション」放送と表現 vol.8
「報道の品性に関する一考察~報道不信の要因として」芸術学部紀要第43号
「スタジオ・ドキュメンタリー番組の可能性に関するー考察」芸術学部紀要第49号
「ドキュメンタリー番組におけるナレーションの演出的側面」芸術学部紀要第64号
創作(ゲームソフト、番組企画構成等)
「バス旅スト」TOKYO FM
「アンク2~ツタンカーメン王の謎」レイ・コーポレーション
「新格闘技伝説」TBS
「小椋佳 青春のかほり・ほのかに」NHK衛星第二
「木内みどりの元気診断」日本テレビ 等多数
社会活動
日本映像学会会員
青木 研次
昭和33年01月31日生
略歴
昭和55年03月 日本大学芸術学部映画学科卒業。
昭和60年より放送作家として数多くのテレビ番組を手がける。
平成10年より映画脚本を手がける。
平成19年より日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
映画映像に於ける脚本という言語による表現についての分析、研究。コントストラクションとテーマの関係についてのプロット論。ストーリーとドラマツルギーの関係についての研究分析。
研究業績
映画
「独立少年合唱団」 ベルリン国際映画祭アルフレート・バウアー賞受賞作
「いつか読書する日」 モントリオール映画祭審査員特別賞受賞作 菊島隆三賞 ヨコハマ映画祭脚本賞 芸術選奨文部科学大臣新人賞
「家路」 新藤兼人賞受賞作
「友だちと歩こう」
テレビ
「私立探偵濱マイク」(読売テレビ)
「青い眼の少年兵」(NHK)
「この街の命に」(WOWOW)日本民間放送連盟賞最優秀ドラマ など
著作
小説「独立少年合唱団」(角川書店)
シナリオ本「いつか読書する日」(愛育社)
社会活動
協同組合日本シナリオ作家協会会員
日本脚本家連盟会員
小泉 定弘
昭和16年09月26日生
略歴
昭和42年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和45年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
昭和49年01月
日本大学芸術学部専任講師
昭和56年11月
日本大学芸術学部助教授
昭和62年04月
日本大学芸術学部教授
平成23年09月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
日常身辺を撮り続ける一方で写真の歴史と古今の作家について広範な研究を行っている。昭和50年には往時の文献を手掛かりに、日本では作ることが難しいと言われていたダゲレオタイプ(銀板写真)の再現に成功した。このように基本的な考察と制作を両輪に写真の基礎研究を重視している。
約半世紀の自分の写真をまとめること自体が研究領域になりつつある。オリジナルプリントの制作をほぼ終え、目下その索引となる写真集を制作している。
研究業績
「現代のダゲレオタイプ」(ニコンサロン)
小泉定弘作品展「浦安1965-1972」(JC II フォトサロン)
“Time & Space”(富士フォトサロン)
『庭にて 東尾久8-14-3 vol.Ⅵ』(リトルギャラリーブックス3)
『神田川』(リトルギャラリーブックス4)
『1964-1972』(リトルギャラリーブックス6)
『わがまち下町荒川』(リトルギャラリーブックス7)
『Time & Space』(リトルギャラリーブックス8)
社会活動
東京都荒川区顧問
(公財)荒川区芸術文化振興財団芸術監督
東京ケーブルネットワーク放送番組審議委員長
都電荒川線写真コンテスト審査委員長
ドラマチック フォトコンテスト審査委員長
上滝 徹也
昭和17年09月13日生
略歴
昭和41年03月
日本大学芸術学部放送学科卒業
昭和44年05月
日本大学芸術学部助手
昭和53年01月
日本大学芸術学部専任講師
昭和56年11月
日本大学芸術学部助教授
昭和63年04月
日本大学芸術学部教授
平成24年09月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
〈テレビ文化史〉
テレビドラマに記述される戦後思想史を、メッセージと方法論、作家の原風景、編成・制作システムの変容過程に解読する。現在の研究対象は、テレビドラマ史の解読と、テレビドラマ変革の検証。
研究業績
「連ドラ考現学」『AURA』Vol99,101
「娯楽番組の思想」『メディアと情報のマトリックス』 弘文堂
『テレビ史ハンドブック』自由国民社
「’90年代テレビ作家論①~⑳」『GALAC』
『マスコミとくらし百科③テレビ・ラジオ』日本図書センター
『世界映画大辞典』日本図書センター
『テレビ作家たちの50年』NHK出版
「テレビドラマ史」『ドラマ』①~㉟
「テレビドラマ変革の証言史」『民放』①~⑲
『昭和ドラマ史』映人社
社会活動
放送批評懇談会理事
国際ドラマフェスティバル特別顧問
放送番組収集諮問委員会委員
日本脚本アーカイブス・コンソーシアム副代表理事
阪本 善尚
昭和17年02月14日生
略歴
昭和39年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
以後フリーのカメラマンとして活動し、その後撮影監督として大林宣彦監督、原田眞人監督などの劇映画、Vシネマ、TV映画作品等に携わる。
研究領域
専門分野 映画撮影 映画映像技術
撮影監督として劇映画の他、コマーシャルやテレビ映画を多数手がけ、1990年代に富士フイルムの講演を聴き、「ケミカルフィルムが10年程で終焉を迎えるのでは」と強く感じ、映画の映像表現を支えてきたフィルムが持つ色の豊かさ(画質)をデジタル技術で造れないか、とカメラメーカーと共に研究を積み重ねてきた。日本で最初のデジタルカメラ撮影の「突入せよ、あさま山荘事件」を仕上げる。今や世界的にデジタルカメラでの映画撮影が一般化し、フィルム画質への変換テーブルの研究により、ほぼフィルムと同等の映像画質での撮影が可能となった。
更なる満足を目指し本校の最新鋭の機材環境で研究をしている。
研究業績
劇映画・Vシネマ
大林宣彦監督作品 「時をかける少女」など
原田眞人監督作品「金融腐蝕列島・呪縛」「突入せよ!あさま山荘事件」など
佐藤純彌監督作品「男たちの大和/YAMATO
日本アカデミー賞優秀撮影賞、毎日映画コンクール撮影賞、第53回日本映画技術賞など受賞
日本・香港・中国・韓国合作映画ジェイコブ・チャン監督作品「墨攻」
香港映画ツイ・ハーク監督作品「Missing」
瀧本智行監督作品「はやぶさ 遥かなる帰還」「グラスホッパー」
TVコマーシャル「資生堂」など
ACC賞、ADC賞、クリオ賞、Venise Lion D’Argent賞受賞
鈴木 保彦
昭和21年03月31日生
略歴
昭和43年03月
日本大学文理学部 史学科 卒業
昭和45年03月
日本大学大学院文学研究科修士課程修了
昭和46年03月
立教大学博物館學講座 聴講修了(学芸員資格取得)
昭和46年08月~昭和56年03月
神奈川県教育庁社会教育部文化財保護課
昭和52年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
昭和56年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和62年04月
日本大学芸術学部助教授
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成18年03月
博士(歴史学)(國學院大學)
平成28年03月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
日本の先史文化のうち、縄文時代を主として研究している。最近は縄文時代の集落をテーマとし、縄文集落の変遷、縄文集落における祭祀と墓、縄文集落と配石墓、縄文集落における遺構群の構成と構造などについて総合的に研究をしている。また、考古学・歴史学等の研究成果をいかに社会的に還元するかという観点から博物館学も研究対象としている。
研究業績
『縄文土器大観』第2巻(共著) 小学館
「縄文集落の隆盛と双環状集落・鼎立状環状集落の出現」『長野県考古学会誌』118号
『縄文時代集落の研究』雄山閣
『集落の変遷と地域性』(共著)雄山閣
「歌舞伎舞踊衣裳の博物館資料化と情報公開」『博物館学雑誌』32巻2号
社会活動
縄文時代文化研究会 代表
日本考古学協会
日本考古学会
瀬島 久美子
昭和25年06月26日生
略歴
1973年03月
東京音楽大学芸術学士取得卒業
2006年~2007年
名古屋学芸大学講師
2008年~2014年
名古屋学芸大学特任教授
研究領域
現代美術としての音・映像・情報の研究。
研究業績
1970年代:音・映像によるArt & Designの企画制作多数。
1980年代:Sound Designのためのオブジェ企画制作展示
1988-1992年映像空間から建築、都市へと活動領域を拡げ、都市開発、商業地形成事業に参画
1990年代:音・映像・情報のInstallation研究。
「Installation Age」展、インスタレーションシリーズ「EIZO EXPLORER」展、“Video Art The First 25years”など。
2000年代:日韓共催FIFAワールドカップ記念文化催事映像制作
「愛・地球博」瀬戸日本館ギャラリーのキュレーション
社会活動
1989:通産省デザインイヤー企画調整委員
1993:東京都「東京フロンティアへの市民参加の有効実施に関する調査」研究委員
1996~2000:農林水産省日本農村システム協会地域活性化情報映像検討委員会専門委員
1999:地域創造アドバイザリー会議アドバイザー
1986~ 日本映像学会会員
寺脇 研
昭和27年07月13日生
略歴
昭和50年03月
東京大学法学部卒業
昭和50年04月
文部省入省
平成11年04月
文部省大臣官房政策課長
平成13年01月
文部科学省大臣官房審議官生涯学習政策担当
平成14年08月
文化庁文化部長
平成16年04月
日本大学芸術学部研究所教授(非常勤)
平成26年
日本大学芸術学部客員教授
研究領域
映画をはじめとする文化行政を担当した立場から、日本の文化政策の全体像及びその中で映画を取り巻く行政的環境と今後の方向性。韓国との文化交流に携わる立場から韓国映画の状況、産業構造及び日本映画との関係。映画評論家として8千本を超す日本映画を観てきた立場から、観客の側から見た映画の在り方について。ジャパンフィルムコミッション前理事長の立場から、日本及びアジアのフィルムコミッションの状況。近年プロデューサーとして映画製作に当たる立場から、現在の日本映画の制作、配給、興行の状況。
研究業績
「映画を追いかけて」 弘文出版
「映画を見つめて」 弘文出版
「映画に恋して」 弘文出版
「韓国映画ベスト100」 朝日新書
「ロマンポルノの時代」 光文社新書
社会活動
一般社団法人落語協会外部顧問
NPO日本映画映像文化振興センター顧問
公益社団法人「小さな親切」運動本部理事
仲倉 重郎
昭和16年08月21日生
略歴
昭和40年03月
東京大学文学部国史学科卒業
昭和40年04月
松竹株式会社大船撮影所の助監督となる
昭和58年06月
映画「きつね」で監督となる
昭和62年09月
フリーとなり、脚本家としての活動も始める
平成06年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成28年04月
日本大学芸術学部大学院非常勤講師
研究領域
松竹大船撮影所で、野村芳太郎、加藤泰、斎藤耕一監督の助監督として映画を学んだ。
コント55号のドタバタ、ハナ肇の為五郎もの、グループサウンズの青春もの等、さまざまな人たちの繰り広げる人間喜劇の世界である。
喜劇映画とは何か?
敬愛するビリー・ワイルダーが『お熱いのがお好き』で言っている。「完全な人間はいない」。
研究業績
監督作品
映画
「きつね」(83・松竹)
「マンゴーと赤い車椅子」(14・ISF)
テレビドラマ
「天平の王道~真備と清麻呂」(86・OHK)
「別れの予感」(87・KTV)
脚本作品
映画
「江戸川乱歩の陰獣」(77・松竹)
「ざ・鬼太鼓座」(91・松竹)
テレビドラマ
「銀行~男たちのサバイバル」(94・NHK)
「官僚たちの夏」(96・NHK)
FMドラマ
「幽界彷徨・桂木孝介の冒険」(00・NHK)
社会活動
日本映画監督協会会員
日本脚本家連盟会員
JASRAC会員
野末 敏明
昭和18年02月19日生
略歴
昭和43年03月
東京大学文学部比較文学・文化学科卒業
昭和43年04月
(株)電通入社
平成08年11月
(株)電通クリエーティブ局長
平成11年06月
(株)電通常務執行役員
平成13年06月
(株)電通常務取締役
平成16年06月
(株)電通顧問(株)電通総研副会長
平成22年05月
JAC理事長
研究領域
広告クリエーティブに関する全領域。日本のみならず、世界に(カンヌ、クリオ、NY-ADC等の海外広告賞審査の経験を活かし)通用するクリエーティブ・アイデアの開発、ならびにその実践を通しての啓蒙。
研究業績
受賞
カンヌ国際広告祭金賞4度受賞―「小さなグランドピアノ」篇「シンバル」篇「留守番電話が来た日」篇「のっぽのムルワカさん」篇
論文
「ローカルからグローバルへ」(吉田秀雄記念事業財団広報研究誌「A0 STUDIES」16巻)
出版
「コトバのイメージ学」(電通刊)
「新CMプランナー入門」(監修 電通刊)
「THE CM」(宣伝会議刊)
「パロディ108句」(中央公論事業出版)
社会活動
JAC〈顧問〉
ニューヨークADC会員
ADFEST(アジアパシフィックアドバタイジングフェスティバル)理事(2005〜9会長)
日本化粧品工業連合会審査員
橋本 勝次
昭和20年08月15日生
略歴
昭和43年02月
アオイスタジオ株式会社 入社
録音技術部 勤務
昭和43年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和52年04月
録音技師
平成07年04月
技術部次長
平成08年04月
映画学科非常勤講師
平成09年03月
アオイスタジオ退社
平成14年
日本映画テレビ録音協会事務局長
平成14年
PAS(プロフェッショナルオーディオソサエティー)事務局長
平成16年
録音協会退会
平成28年
PAS事務局長退任
研究領域
録音技術者として数々の作品を担当、映画における表現方法等の検証をする。
研究業績
各プロダクションの作品の録音を担当、産業映画祭、CM作品等の賞にも、貢献した。
花柳 貴答(鈴木 昭)
昭和25年12月13日生
略歴
昭和45年06月
国立劇場歌舞伎俳優養成所入所 第一期生
昭和47年04月
同所卒業 歌舞伎俳優となる
昭和48年02月
花柳流名取試験合格 花柳貴答を名乗る
昭和48年05月
八世坂東三津五朗師に入門
昭和50年02月
八世逝去の為、九世坂東三津五朗師に入門
昭和53年02月
歌舞伎俳優から日本舞踊家に転業
昭和58年02月
花柳流師範合格
平成23年11月
久留米市功労者の称号を贈られる
研究領域
日本の伝統的な演劇・舞踊の表現様式。能・狂言、民族芸能、歌舞伎、文楽=人形浄瑠璃、新派、新国劇、日本舞踊、また、講談、落語、浪曲、近年では映画、西洋の演劇・舞踊などとの関係性。ことに歌舞伎はその演出法や演技の所作・台詞廻しなどが上記の他のジャンルとの関係が深く、大きく影響を与えられ、また与えている。その表現方法の関係性の体得の仕方と伝達の仕方を、刻々と変わる時代と共に探っていく。
研究業績
H4 日中国交回復20周年記念北京公演出演
H5 文化庁派遣歌舞伎レクチャー欧州巡業公演出演
H14 会津田島屋台歌舞伎 演出振付
H14 京わらべ唄ミュージカル「優女」振付
H20 NHKBS「写楽」演出、振付
H20 真贋絵金現世話 演出、振付
H21 本物の舞台芸術体験授業「二人袴」脚本補綴、演出、振付、出演
H27 東大レクチャー神田祭の舞踊「三番叟常磐色揚」振付
その他、各地の舞踊界出演多数、各地の地芸居の脚本、演出、振付多数。
社会活動
日本舞踊協会会員
全日本郷土芸能協会会員
原 直久
昭和21年08月16日生
略歴
昭和44年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和47年06月
日本大学芸術学部助手
昭和55年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和61年04月
日本大学芸術学部助教授
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成28年08月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
写真表現及び写真表現研究
写真表現の原点であるオリジナルプリントの価値と芸術性を追求し、ハイクオリティーな作品作りのため、特に大型カメラでの制作を中心に行い、ファインプリントによるバライタ紙やプラチナプリントでのイメージ表現の可能性を探究している。写真表現研究はE.アッジェをはじめ20世紀前半のパリを中心に活躍した写真家の研究。
研究業績
個展
「ヴェネツィア」 虎の門・P. G. I 他多数
学術論文
「アッジェの撮影機材(レンズ)に関する研究」日本写真芸術学会誌第5巻第1号
「アッジェの仕事とその方法についての考察」日本写真芸術学会誌第9巻第1号
「アッジェ研究Ⅲ」日本写真芸術学会誌第9巻第1号
出版
「時の遺産=ヨーロッパとの出会い」光村印刷(株)発行
社会活動
日本写真芸術学会理事
日本写真学会会員
日本映像学会会員
日本写真協会顧問
広沢 文則
昭和15年08月29日生
略歴
昭和38年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和38年04月
日本大学芸術学部非常勤助手
昭和51年08月
日本大学芸術学部専任講師
昭和58年05月
日本大学芸術学部助教授
平成02年04月
日本大学芸術学部教授
平成22年08月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
映画制作における諸技術、撮影、照明、現像等の歴史、発達史を研究テーマにしている。このことをふまえて、映像表現の新たな可能性もあわせ研究テーマとしている。また、フィルムレスの映画・デジタルシネマが登場したが、フィルムの持っている表現領域を現像技術者として映像表現へアプローチしている。
研究業績
「カラー映画フィルム技術史(1~8)」日本大学芸術学部紀要
「カメラマンから見た映画技術史(1~4)」日本大学芸術学部紀要
「個人別領域別・談話収録による映画史大系」ビデオ・16mmフィルム PR・記録映画撮影
「映画制作のすべて」(共著) 写真工業)
社会活動
日本映画テレビ技術協会会友
松田 義弘
昭和21年04月03日生
略歴
昭和44年03月
日本大学芸術学部写真学科卒業
昭和47年06月
日本大学芸術学部助手
昭和55年04月
日本大学芸術学部専任講師
昭和57年04月
千葉大学工学部客員助教授
昭和61年04月
日本大学芸術学部助教授
平成06年04月
日本大学芸術学部教授
平成28年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
黒白写真の調子再現を中心に、感光材料の特性についての評価・研究を行うとともに、「私的時空間の表現」をテーマに心象風景の制作を行っている。
最近は、デジタル写真の研究を中心に行い、心象風景のイメージを視覚化するために、コンピュータによる画像処理を行った制作に取り組んでいる。
研究業績
「写真−写真の技術・カメラとレンズ」(共著)
ブリタニカ国際大百科事典8巻 TBSブリタニカ
「黒白フィルムの現像」(共著) 新アサヒカメラ
講座4 『撮影機材と暗室現像編』 朝日新聞社「ファインプリントのための露出と現像」(共著)
ファインプリントテクニック 写真工業出版社
「ファインプリント制作の立場から見た黒白感光材料」日本写真芸術学会誌 第1巻第2号
「日常の光景−Half Dome(CA)」日本写真芸術学会誌第11巻第2号〈創作篇〉
社会活動
日本写真学会評議員
日本写真芸術学会理事
日本広告写真家協会学術会員
中央技能検定委員(写真職種)
村山 匡一郎
昭和22年11月27日生
略歴
昭和46年03月
早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業
昭和48年10月
早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程(演劇)修了
昭和55年04月
フリーの映画評論家、研究者として本格的に活動を始める
平成12年04月
武蔵野美術大学造形学部映像学科非常勤講師
平成15年04月
多摩美術大学美術学部芸術学科非常勤講師
平成19年04月
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科客員教授
平成21年04月
東北芸術工科大学デザイン工学部情報デザイン学科非常勤講師
平成25年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年11月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
劇映画・ドキュメンタリー・アニメーション・実験映像などの分野を問わず、映画史・映画理論・映画批評を横断しながら映画のあり方を研究。近年は映画と時代の関係に焦点を当てドキュメンタリー映画やアヴァンギャルド映画に関心を寄せている。
研究業績
「世界映画全史」(12巻、共訳)国書刊行会
「映画100年STORYまるかじり」朝日新聞社
「映画史を学ぶクリティカル・ワーズ」(編著)フィルムアート社
「映画における意味作用に関する試論」(共訳)水声社
「日本映画叢書⑤映画は世界を記録する」(編著)森話社
社会活動
日本映像学会会員
NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭理事
一般社団法人コミュニティシネマセンター顧問
山田 顕喜
昭和16年08月10日生
略歴
昭和39年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和39年04月
NHK入局・カメラマン
昭和63年07月
NHK照明副部長
平成03年06月
NHK撮影副部長
平成08年06月
NHK撮影部長
平成11年04月
日本大学芸術学部教授
平成23年09月
定年退職
平成23年10月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
映画、ドラマ及びドキュメンタリーの撮影全般にわたる、歴史的変遷と表現技術の発展をさぐり、映像技術の現状を通してメディアとしての映像文化を考察。
研究業績
主な撮影担当作品
NHK総合テレビ「あすへの記録―廃液」科学放送賞受賞
NHK総合テレビ「NHK特集・日本の条件―教育」日本ジャーナリスト会議賞・テレビ大賞受賞
NHK教育テレビ「日曜美術館・いくさ世の画譜」地方の時代賞特別賞受賞
NHK総合テレビ「NHKスペシャル・野村万作〈狐〉に挑む」日本映画照明協会優秀賞受賞
NHK総合テレビ「NHKスペシャル・戦後50年その時日本は」橋田寿賀子賞・放送批評懇談会特別賞受賞
「映画製作のすべて」 (共著) 写真工業出版
「テレビ番組制作技術の基礎」(共著) 映画テレビ技術協会
社会活動
日本映画テレビ技術協会会友
社会福祉法人・那須若葉会理事
ディズニーチャンネル番組審議委員長
すかがわ国際短編映画祭実行委員
文化庁記録映画賞選考委員
横田 正夫
昭和29年01月28日生
略歴
昭和51年03月
日本大学芸術学部映画学科卒業
昭和54年03月
日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士
前期課程修了
昭和57年03月
日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士
後期課程満期退学
昭和57年04月
群馬大学医学部精神神経医学教室教務員
平成04年03月
日本大学文理学部専任講師
平成06年03月
日本大学文理学部助教授
平成12年03月
日本大学文理学部教授
研究領域
ア二メーションの心理学的研究を行っている。
たとえば、キャラクターの好み、悪玉の印象評価の検討や作り手と創造性、ライフ・サイクルの関係など。
研究業績
「大ヒットアニメで語る心理学:『感情の谷』から解き明かす日本アニメの特質」(単著、新曜社、2017)
「メディアから読み解く臨床心理学 漫画・アニメを愛し、健康なこころを育む」(単著・サイエンス社、2016)
Japanese Animation; East Asian Perspective. (共編著、 University Pressof Mississipi, 2013)
「ア二メーションの事典」(共編著・朝倉書店、2012)
「日韓ア二メーションの心理分析」(単著、臨川書店、2009)
「ア二メーションとライフサイクルの心理学」(単著、臨川書店、2008)
社会活動
一般社団法人日本心理学諸学会連合理事長
日本ア二メーション学会理事