舞台芸術専攻 教育研究上の目的
演劇の実践教育及びその芸術表現を基盤に,戯曲,演出,舞台美術の空間表現と,演技,舞踊など身体表現の教育研究を主眼とする。ことに,映像メディアを活用した身体表現や創作実験の場の提供による表現など創造的研究を行う。従来の西洋演劇を中心にした学問体系のみならず日本の伝統芸能,民族芸術等を基盤として,これらの歴史研究,調査研究を実施し,高度な専門知識と実践的能力を有する人材を養成する。
舞台芸術におけるより高度な研究には、固定概念に捉われず常に社会を観察する洞察力が必要です。先人たちが何を理想とし、また何を創造してきたのか、内外の歴史を知りそれを広く自らの研究領域に活用しなければなりません。言わば「温故知新」の姿勢が必要です。確固たる理論の研究や歴史への理解に加え、常に開拓者の精神で望む創造への挑戦は、理論研究であれ、それに基づく実践的研究であっても本質的に何も違いはありません。社会のニーズにあった研究者の育成はもちろん、専攻での研究成果を活かした様々なシーンで活躍できる優れた表現者の育成も行っています。
- 2019年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:963KB)
- 2020年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:982KB)
- 2021年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:980KB)
- 2022年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:635KB)
- 2023年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 2024年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 2年以上在学し、履修規定に則り30単位以上を修得すること。
- 学位論文等を提出し、最終審査および試験に合格すること。
- 規定の学費を完納していること。
奥山 緑
生年月日
昭和37年06月07日生
略歴
昭和61年03月
お茶の水女子大学文教育学部教育学科教育学専攻教育心理専修卒業
昭和61年04月
株式会社西武百貨店入社。銀座セゾン劇場勤務。西武百貨店退職後、翻訳業開始。
平成07年05月
舞踏・山海塾制作
平成10年09月
コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ アーツ・アドミニストレーション・プログラム修士課程留学(11年08月同課程退学)
平成11年11月
有限会社アムアーツ創立(現在非常勤)
平成16年04月
財団法人神奈川芸術文化財団演劇部門プロデューサー
平成18年04月
財団法人せたがや文化財団入社。世田谷パブリックシアター制作課長、制作部長を経る(平成22年06月退職)
平成14年04月
以降日本大学芸術学部演劇学科、早稲田大学第一・二文学部、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科、玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科で非常勤講師を務める。
平成31年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
演劇・舞踊企画制作プロデュース。舞台芸術マネジメント。人口縮小社会における舞台芸術。
研究業績
「ジャポニスム」現代演劇部門コーディネート
『1万人のゴールドシアター2016 金色交響曲』プロデューサー
太陽劇団公演招聘コーディネート
舞踏・山海塾制作
共著「アート・プロデュースの現場」(論創社)
社会活動
日本芸術療法学会/日本アートマネジメント学会
(公財)埼玉芸術文化振興財団 理事
アジア演劇教育センター(ATEC)常務理事
阪急電鉄アドバイザーボード
小沢 徹
生年月日
昭和55年04月06日生
略歴
平成15年03月
日本大学文理学部体育学科卒業
平成17年03月
日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了
平成20年03月
日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程修了
平成22年04月
日本大学芸術学部助教
平成25年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成30年04月
日本大学芸術学部准教授
令和04年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
運動生理学、健康科学。脳波を用いて、アスリートの脳活動やタイミング調節に関与する脳活動の研究を行ってきた。現在では、大学生における身体活動と身体組成および機能の関係について研究を行っている。
研究業績
・若年成人における自己の体型認識、理想の体系およびダイエット経験に関する調査 日本大学芸術学部 研究所 紀要2022年号
・体育実技授業が大学生の非認知能力に与える影響 日本大学芸術学部芸術研究所紀要2021年号
・体育実技授業による受講生の疲労度とストレスの検討 日本大学芸術学部紀要 72
・若年者における立ち上がりに関連する要因の検討 日本大学芸術学部紀要 70
・大学生における現在の体格と理想の体格の調査 日本大学芸術学部紀要 66
社会活動
日本健康行動科学会評議員
Society for Neuroscience会員
舞踊学会会員
小林 直弥
生年月日
昭和44年07月10日生
略歴
平成04年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成04年04月
日本大学芸術学部演劇学科補助員
平成08年03月
日本大学大学院芸術学研究科舞台芸術専攻修了
平成08年04月
日本大学芸術学部副手
平成12年04月
舞踊文化研究所主任研究員
平成14年03月
日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻満期退学
平成14年04月
日本大学芸術学部助手(助教)
平成18年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成21年04月
日本大学芸術学部准教授
平成26年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
日本の演劇史及び芸能史、また民俗芸能の立場から日本芸能や日本舞踊をはじめとする我が国の舞踊文化について研究している。また、中国や韓国をはじめ、広くアジアの舞踊・芸能との身体的かつ歴史的な観点からの比較研究や実践的な文化交流を行いながら、これからの日本の舞踊文化における創作舞踊領域の可能性について実践的な作品創作も行いながら研究している。
研究業績
論文『日本における舞踊文化概念から創作する舞踊とは何か−近代舞踊創作の方法論からの考察−』日本大学芸術学部芸術研究所紀要通巻120号
社会活動
舞踊学会理事
日本演劇学会会員
民族藝術学会会員
藝能学会会員
日本舞踊協会会員
日本舞踊振興財団会員
櫻井 歓
生年月日
昭和47年07月02日生
略歴
平成08年03月
東京大学教育学部教育学科教育学コース卒業
平成11年03月
東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専
攻教育学コース修士課程修了
平成16年03月
東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専
攻教育学コース博士課程満期退学
平成17年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成20年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
近代日本の思想・哲学のテクストより、人間形成(人格の発達や変容、教育)の思想を読み解く研究を続けている。とりわけ西田幾多郎(1870–1945)のテクストを人間形成論として、近代日本における個の形成の思想として読む試みをライフワークとしている。学問的な出自を教育学に持つ立場から、演劇教育やワークショップの思想や実践、さらにペルソナ(仮面=役割=人格)をめぐるテーマにまで思考の射程を広げようとしている。
研究業績
『今を生きる思想 西田幾多郎 分断された世界を乗り越える』(講談社現代新書、2023年)
『西田幾多郎 世界のなかの私』[新版](朝文社、2010年)
『「甘え」と「自律」の教育学――ケア・道徳・関係性』(世織書房、2015年、共著)
「西田幾多郎による書の制作と贈与」『北陸宗教文化』第27号(2014年)
「歴史的生命の表現としての芸術――後期西田哲学にみる自己形成概念の二重性」『日本大学芸術学部紀要』第52号(2010年)
社会活動
日本教育学会会員
教育思想史学会会員
教育科学研究会「道徳と教育」部会世話人
中野 成樹
生年月日
昭和48年08月25日生
略歴
平成07年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成08年04月
日本大学芸術学部演劇学科副手
平成14年03月
日本大学大学院芸術研究科舞台芸術専攻修了
平成21年04月
有明教育芸術短期大学専任講師
平成26年04月
有明教育芸術短期大学准教授
平成28年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成30年04月
日本大学芸術学部准教授
令和04年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
舞台演出:戯曲よりドラマトゥルギーの抽出とその立体化。具体的には①戯曲読解 ②演技指導 ③空間処理 ④時間編集の方法論。
現代演劇:①いま観ることのできる演劇 ②現代をモチーフとした戯曲の上演 ③近代劇に対する戯曲・演技・美術・音響効果などの形式の分析・解読。
小劇場:大に対する小の発想、表現、認識などの分析・解読。①大に対する小 ②中央に対する辺境 ③表に対する裏、など。
研究業績
平成22年~24年
アジア舞台芸術祭『Waiting~』
平成25年~29年
としまアート夏まつり『おばけ教室』他
平成25年10月
フェスティバル/トーキョー『四家の怪談』
平成28年05月
日本・シンガポール共同制作『DRUMS』
平成29年10月
フェスティバル/トーキョー『半七半八』
令和03年07月
中野成樹+フランケンズ『Part of it all』
以上全て作・構成・演出
社会活動
日本演劇学会会員
范 旅(FAN LYU)
生年月日
昭和34年07月20日生
略歴
昭和59年07月
国立北京舞踊学院卒業
昭和59年09月
中国広東省歌舞劇院入団
昭和63年09月
留学のため来日
平成02年03月
東京サンシャイン外国語学校修了
平成05年03月
日本大学芸術学部芸術研究所修了
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
平成07年04月
日本大学芸術学部演劇科副手
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成14年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
アジアの文化と伝統芸能の視点から、東洋的な身体表現法を中心に、その歴史と体系、現状と形態を研究する。また従来の東洋的な表現特徴を分析しつつ、西洋の身体論と比較し、現代における舞踊表現の可能性と作品創作法を探る。
研究業績
論文
「胡楽・胡舞~日・中芸能史研究の課題として~」日本大学芸術学部紀要第32号
「時代に翻弄された京劇舞台の裏表」日本大学芸術学部紀要第56号
「身体表現の視点から”演劇の未来の表現”をどう創造するか」平成30年度学部長指定研究
創作
身体表現演劇『蛛網』総合演出・振付
舞踊創作『エンのメッセージ』/演出・振付
舞踊創作『ミズカガミ』/演出・振付
現代舞踊作品『極』『砂塵』『輪』等
身体表現演劇『ecstasy~方円の恍惚』総合演出・振付
松永 雅彦
生年月日
昭和37年09月27日生
略歴
昭和59年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成04年12月
フランス パリに留学
平成06年06月
フランスダンスカンパニーバレエテアトル ジョセフルシーロと契約
平成11年12月
文化庁派遣在外研修員 フランス パリにて研修
平成14年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成24年12月
パフォーマンス教育協会講師
平成27年04月
日本女子体育大学非常勤講師
令和05年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
舞踊における空間と時間を課題とした表現による創作法
自己と他者におけるコンタクトワーク
空間に於ける舞踊作品の演出とその表現方法の研究
研究業績
東京新聞主催全国舞踊コンクール
創作部門第1位
文部大臣奨励賞 東京都知事賞
石井獏賞受賞
「心と身体のコンタクト」
パフォーマンス教育第7号
身体表現演劇「蜘蛛の糸」振付
中国国立中央戯劇学院
主な創作作品
対話―それは心のパズル
RAIL―私を見つけて
Harmonization―言葉の足跡
社会活動
(一社)現代舞踊協会常務理事
パフォーマンス教育協会会員
舞踊作家協会会員
東京新聞主催全国舞踊コンクール審査員
松山 立
生年月日
昭和55年05月09日生
略歴
平成16年03月
明治大学文学部演劇学専攻卒業
平成20年03月
明治大学大学院文学研究科演劇学専攻博士前期課程修了。
平成21年09月
エセックス大学大学院イースト15演劇学校 MA in Acting International修了
平成22年04月~平成23年03月
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科 副手
平成23年04月~平成29年03月
多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科 助手
平成29年04月~平成30年03月
青山学院女子短期大学子ども学科 助教
平成30年04月~令和04年03月
日本大学芸術学部専任講師
令和04年04月~
日本大学芸術学部准教授
研究領域
演技論、俳優トレーニング
研究業績
著書
『演劇の課題2』(共著、三恵社)
論文
「俳優トレーニングにおける受容と変容の問題」日本大学芸術学部紀要72号
「感性をどう教えるか」桜門体育学研究第55集
学会発表・シンポジウム
「俳優教育の『時』と『場』」2022年度日本演劇学会研究集会
「撮る、のこす、使う!~舞台公演映像の利活用をめぐるシンポジウム~」2022年国際演劇協会日本センター
社会活動
日本演劇学会会員
戯曲の読書会『本読み会』主宰
山口 英峰
生年月日
昭和53年07月生
略歴
平成14年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成14年04月
フリーランスの舞台技術者として活動を開始
平成23年04月
公益財団法人神奈川芸術文化財団 入職
KAAT神奈川芸術劇場 舞台技術課 配属
平成26年11月
文化庁新進芸術家海外研修員としてカナダケベック州に滞在
平成31年04月
日本大学芸術学部専任講師
令和04年04年
日本大学芸術学部准教授
令和06年03年
政策研究大学院大学政策研究科
公共政策プログラム文化政策コース修了
研究領域
舞台芸術創作においてはプロダクションマネジメントを中心とし、現代演劇やコンテンポラリーダンス等に関わっている。また、公共劇場から派生する地域活動や舞台芸術の労働環境についての調査研究も行なっている。
研究業績
・「舞台芸術の創造過程におけるマネジメントの役割について」日本大学芸術学部紀要創作編 VOL.44
・演出/振付/美術/衣裳 森山開次「竜宮−亀の姫と季の部屋−」
・「The Role and the Theatre in Society Today」ATEC第4回世界演劇教育大会論文集 −メディア芸術と演劇−
・作 アーサー・ミラー 翻訳 時田曜子 演出 桐山知也「THE PRICE」
・演出/振付 平原慎太郎 指揮 キハラ良尚 ロバート・ウィルソン/フィリップ・グラス 「浜辺のアインシュタイン」
・演出/振り付け/構成/空間デザイン 山田うん 「ノクターン」
社会活動
みなと芸術センター技術専門参与
公益社団法人 劇場演出空間技術協会会員
全国高等学校総合文化祭 演劇部門審査員
大久保 惠児
生年月日
昭和28年02月11日生
略歴
昭和52年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業以後、ホログラフ作家を目指し渡米。
昭和55年
(株)ノーマンインターナショナル(セールスプロモーション)入社
昭和57年
(株)共立 舞台照明契約社員
以後フリーランスとして多数の音楽イベントツアー、ミュージカル等々にオペレーター・プランナーとして従事する。
平成12年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成18年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
令和03年04月
日本大学芸術学部特任教授
令和04年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
各ジャンルに於ける舞台照明デザイン。舞台上で使用される光に関わる視覚表現全般についてのデザインを対象としている。
研究業績
串田和美演出『ユビュ王』、照明デザイン
加藤直演出『周辺飛行』<ボクたちの安部公房>—イメージの展覧会より—照明デザイン
加藤直演出「地図マニア」—ボクたちのNowhere Land韓国公演(韓国ソウル 中央大学校アートセンター大劇場)照明デザイン。
加藤直演出「地図マニア・扉編」(日中韓合同公演)照明デザイン
社会活動
照明学会会員
川村 毅
生年月日
昭和34年12月22日生
略歴
昭和58年
明治大学政治経済学部経済学科卒業
昭和61年
株式会社劇団第三エロチカ設立、代表取締役就任(平成14年株式会社ティーファクトリーに社名変更)
平成08年
早稲田大学第二文学部非常勤講師
平成08年
アジアン・カルチュラル・カウンシル グランティー
平成11年
ニューヨーク大学ゲストディレクター及び客員研究員
平成11年
早稲田大学第一文学部客員教授
平成14年
京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科准教授
平成19年
京都造形芸術大学舞台芸術学科教授及び学科長
平成20年
日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師
平成28年
京都芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員
平成30年
桐朋学園芸術短期大学演劇専攻非常勤講師
研究領域
現代演劇に於ける劇作・演出分野
研究業績
『新宿八犬伝 第一巻 -犬の誕生-』
1985年度第30回岸田國士戯曲賞受賞
『4』
2012年度第16回鶴屋南北戯曲賞、第63回文化庁芸術選奨文部科学大臣賞[演劇]受賞
社会活動
日本劇作家協会会員
日本演出者協会会員
日本劇作家協会英訳戯曲委員
京都芸術大学共同利用・共同研究拠点運営委員
高萩 宏
生年月日
昭和28年4月7日生
略歴
昭和53年3月 東京大学文学部卒業
昭和56年4月 劇団夢の遊眠社制作責任者
平成1年4月 東京グローブ座 制作担当支配人、留学後 総支配人平成8年3月まで
平成4年9月 米国 コロンビア大学ティーチャーズカレッジアーツアドミニストレーションコース(修士)入学翌5年7月中退
平成8年4月 桐朋学園芸術短期大学 非常勤講師 平成10年度まで
平成8年4月 世田谷パブリックシアター制作課長 12年より部長 平成20年3月まで
平成11年4月 東京大学文学部文化資源学科客員助教授、後、教授 平成13年度まで
平成11年4月 早稲田大学文学部演劇専修 非常勤講師 平成18年まで
平成15年4月 多摩美術大学美術学部芸術学科 同大学院 特任教授 平成19年度まで
その後、非常勤講師令和3年度まで
平成20年4月 東京芸術劇場副館長 令和3年6月まで
平成21年4月 立教大学文学部 同大学院 非常勤講師 平成30年まで
平成27年4月 日本大学芸術学部 演劇コース非常勤講師
令和3年7月 世田谷パブリックシアター(世田谷文化生活情報センター)館長
研究領域
アーツマネジメント、文化政策、公共文化施設運営
研究業績
単著 「僕と演劇と夢の遊眠社」
共著 「企業メセナの理論と実践」、「劇場空間への誘い」
日英共同制作 村上春樹原作・サイモンマクバーニー演出「エレファント・バニッシュ」
社会活動
(公社)全国公立文化施設協会常務理事
(一社)緊急事態舞台芸術ネットワーク 顧問
(一社)EPAD 舞台芸術映像デジタルアーカイブ代表理事
千早 正美
生年月日
昭和25年11月11日生
略歴
昭和48年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
昭和60年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成06年04月
日本大学芸術学部助教授
平成12年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年04月
日本大学芸術学部教授(再雇用)
令和03年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専門分野:演出、舞台監督、劇場技術
上演芸術における舞台監督(舞台監督論・テクニカルディレクター論)の在り方を研究している。また、多目的ホールの概念から専門ホールへの移行、創造空間への試み、コミュニティー文化の核としてのホールを中心に公立文化ホールから公共劇場へのテアトロジーを考察している。
研究業績
「大学における照明教育について」 舞踊学
「スタッフへの道・舞台監督を志す人へ」 テアトロ
「写実舞台における照明デザインの考え方~構想と設計~」 日本大学芸術学部紀要
「光学技術と舞台芸術」 化学工学
「光と演出・中村吉蔵『剃刀』における照明の一考察」 日本大学芸術学部紀要
「科学技術用語辞典」(共著)三修社
「舞台・テレビジョン照明 基礎編 2021」(共著)
日本照明家協会
社会活動
公益社団法人日本照明家協会理事
日本舞台監督協会
舞踊公演等における演出・舞台監督
学校法人 桃園学園評議員
法月 敏彦
生年月日
昭和26年07月01日生
略歴
昭和50年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
昭和52年03月
日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修了
昭和52年04月
玉川大学文学部芸術学科助手(専任講師、助教授、教授、芸術学部教授を経て平成29年3月定年退職)
昭和55年
国立劇場芸能調査室嘱託
平成06年以降
英国ミドルセックス大学、日本大学芸術学部、群馬県立女子大学大学院、明治大学文学部、共立女子大学文芸学部、桜美林大学等で非常勤講師
平成29年04月
桜美林大学芸術文化学群教授(令和04年03月定年退職)
平成31年03月
日本大学より博士(芸術学)の学位取得
研究領域
日本演劇史を中心とする芸術史・芸術論の研究を行っている。とくに人形浄瑠璃文楽・歌舞伎から近代劇・現代劇に及ぶ広範囲の領域を研究対象とし、主に観客の受容という視点から演劇の本質を巨視的に追究している。
研究業績
共著『近代歌舞伎年表』八木書店
編著『浄瑠璃大系図』国立劇場
編著『増補浄瑠璃大系図』国立劇場
編著『六二連 俳優評判記』国立劇場
単著『演劇研究の核心 ―人形浄瑠璃・歌舞伎から現代演劇』八木書店
社会活動
文部科学省研究振興局拠点採択委員・プログラムオフィサー
文化庁芸術祭執行委員審査委員・文化庁芸術選奨推薦委員
日本学術振興会科学研究費委員会専門委員
アーツカウンシル東京外部評価委員
ほかを歴任
藤崎 周平
生年月日
昭和32年06月29日生
略歴
昭和55年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成02年12月
日本大学芸術学部助手
平成06年12月
日本大学芸術学部専任講師
平成13年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
令和05年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
現代演劇における演技及び方法の研究。
近代以降の主にナチュラリズムの表現のための基幹となったスタニスラフスキーの方法論及び、その派生であるメソード演技の実践研究。それらの方法を土台とした演技訓練法の開発など。
研究業績
A・チェーホフ作『かもめ』演出における−考察 日本大学芸術学部紀要23号
Animal Exercise−その内容と実践について− 日本大学芸術学部紀要33号
「役」と「演じる役者」の関係について 日本大学芸術学部紀要45号
演劇の「専門」学科における「基礎」教育をめぐる問題 演劇学会紀要44号
新演技の基礎のキソ(単著)
竹内敏晴のレッスンを検証する−スタニスラフスキーの「身体的行動の方式」をめぐって 日本大学芸術学部研究所紀要2022年度
社会活動
日本演劇学会副会長
松澤 慶信
生年月日
昭和33年04月20日生
略歴
昭和58年03月
慶應義塾大学法学部法律学科 卒業
昭和61年03月
慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻 卒業
平成元年03月
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程哲学 専攻 修了
平成05年03月
ロンドン・ラバン・センター 留学修了
平成14年04月
日本女子体育大学及び大学院准教授
平成23年04月
日本女子体育大学及び大学院教授
研究領域
舞踊を美学芸術学の概念を使って舞踊学を打ち立て、舞踊を使って美学芸術学の概念を洗い直したい。例えば、舞踊の芸術思潮をformalismの観点から整理し、deconstractiveをコンテンポラリーダンスを事例に概念規定する。また舞踊という芸術の鑑賞体験が、理性的理解、感性的了解、身体的了承、そして共振性によることを考察して、その特異性から、舞踊芸術を他芸術と比較して逆照射する。
研究業績
ナンシー・レイノルズ他著『20世紀ダンス史』
監訳 慶應義塾大学出版会
アニエス・イズリーヌ著『ダンスは国家と踊る』
共訳 慶應義塾大学出版会
ウィリアム・フォーサイス著『インプロヴィゼーション・テクノロジーズCD-ROM(日本版)』
監訳 慶應義塾大学出版会
(論文)
「舞踊におけるロマン的なるものの美学的考察」日本女子体育大学紀要47巻
「舞踊教育と教育舞踊、そしてコンテンポラリーダンスのテクニックに関して」早稲田大学演劇博物館
社会活動
舞踊学会会員
日本美学会会員
国際美学会会員
丸茂 祐佳(丸茂 美惠子)
生年月日
昭和29年11月19日生
略歴
昭和52年03月
日本大学芸術学部演劇学科卒業
平成元年04月
東京国立文化財研究所芸能部調査員
平成07年03月
日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
平成09年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成12年03月
韓国国立韓国芸術綜合学校舞踊院招聘講師
平成13年03月
日本大学より博士(芸術学)取得
平成15年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
令和02年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
令和02年04月
桜美林大学芸術文化学群特任教授
研究領域
動作分析を中心に日本舞踊の本質と理論を探っている。近年はモーションキャプチャを用いた舞踊研究に従事し、日本舞踊の身体の科学的な解明を試みた。それらの成果を発展させ、現在、舞踊と美術、文系と理系の融合によって日本舞踊の身体の源流を探り、日本舞踊学の確立を目指している。
研究業績
単著
「女舞の伝統−日本舞踊成立史の研究」桜美林大学出版会
「二世花柳壽應 一期一會」花柳壽應
「舞曲扇林−日本舞踊 基本と本質−」 私家版
「おどりの譜−日本舞踊 古典技法の復活−」 国書刊行会
「舞踊 正派若柳流史 第Ⅱ期」 正派若柳会
「日本舞踊 西川流史」西川流宗家
社会活動
文化審議会委員(文化功労者選考分科会)
文化庁芸術選奨選考委員
国立劇場舞踊公演専門委員などを歴任