音楽芸術専攻 教育研究上の目的
音楽は、芸術文化の中で重要な部分を形成するばかりでなく、社会がますます複雑化し、多様化するにつれて、演劇、舞踊、映画、放送などといった諸分野との結びつきも、さらに密接になってきている。文化の国際化にともなう、まったく新しい形の活動も、めざましい。現実を見据え、いっそう高度な演奏、創作、研究を実践し、あるいは教育に当たることのできる人材を養成する。
音楽芸術専攻は、芸術学部の各領域の歴史的な蓄積による芸術性を根幹に据えながら、音楽の持つ芸術的本質および心理的側面を科学的に把握し、より高度な音楽的感性と技法の向上を目指します。同時に、理論的な研究を行うことを主眼として、多様化する社会的要求にも柔軟に対応できる人材の育成を目的としています。
- 2019年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:963KB)
- 2020年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:982KB)
- 2021年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:980KB)
- 2022年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:635KB)
- 2023年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 2024年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 2年以上在学し、履修規定に則り30単位以上を修得すること。
- 学位論文等を提出し、最終審査および試験に合格すること。
- 規定の学費を完納していること。
教員紹介
伊藤 弘之
生年月日
昭和38年04月01日生
略歴
昭和61年03月
山形大学教育学部卒業
昭和62年08月
東京音楽大学研究科中退
平成01年06月
カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部大学院修士課程修了(MAを得る)
平成06年09月
カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部大学院博士課程修了(PhDを得る)
平成14年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成22年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
作曲。「揺れるイメージ」「フラジャイルな美しさ」と言うコンセプトのもと、独奏、室内楽、合唱、オーケストラと多様な編成で作品を書いている。邦楽器を用いた作品もある。細部まで緻密に構成し四分音を多用する音響づくりが特徴的である。現代の記譜法の研究、作曲ツールとしてのコンピュータの使用、コンサートのプロデュース活動なども行っている。
研究業績
受賞歴:芥川作曲賞、ヌオヴェシンクロニー国際作曲コンクール第1位、他
作品:オーケストラのための「ミラー II」(サントリー音楽財団委嘱、新日本フィルハーモニー交響楽団により初演)、「弦楽四重奏曲」(武生国際音楽祭委嘱、アルディッティ弦楽四重奏団により初演)、他多数
CD:「伊藤弘之作品集:Swaying time,Trembling time」(ミュージックスケイプ)、「伊藤弘之作品集:Swaying into Darkness」「伊藤弘之合唱作品集」(フォンテック)、他
論文:”Swaying Sensation and Fragile Beauty” in Music of Japan Today (Newcastle: Cambridge Scholars Publishing, 2008), 6-11.
社会活動
芥川作曲賞選考委員
日本音楽コンクール(作曲部門)審査員
武生国際作曲ワークショップ講師
アンサンブル・コンテンポラリーα副代表
大寺 雅子
略歴
平成08年03月 武蔵野音楽大学音楽学部音楽教育学科 卒業
平成12年08月 Florida State University, School of Music, Master’s Program in Music Therapy(フロリダ州立大学大学院音楽学部音楽療法専攻修士課程・米国)修了
平成19年03月 東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻博士後期課程 修了
平成22年04月 東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻音楽音響医学分野 助教
平成23年03月 放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻修士課程臨床心理学プログラム 修了
平成27年0 4月 四国大学短期大学部幼児教育保育科 准教授 四国大学学生相談室 相談室長
平成31年04月 日本大学芸術学部 准教授
令和04年04月 日本大学芸術学部教授
研究領域
専門領域は臨床心理学と音楽療法。高齢者を対象とした音楽療法の事例研究や音楽療法をめぐる諸問題に関する理論研究を行ってきた。また、大学生を対象とした学生相談に携わった経験から、芸術系学生を対象とした心理的支援に関する研究に取り組んでいる。
研究業績
編著 医学的音楽療法−基礎と臨床− 平成26年07月 北大路書房
翻訳 対人援助のための受容的音楽療法 令和2年03月 北大路書房
論文 地方小規模私立大学に不本意入学した学生の不本意感にまつわる体験プロセス 令和元年11月 学生相談研究40(2)
論文 Clinical characteristics of homebased music therapy in supporting personhood in people with dementia. 令和2年09月The Arts in Psychotherapy 70.
社会活動
臨床心理士、公認心理師、日本音楽療法学会
認定音楽療法士、米国資格認定委員会認定音楽療法士(MT-BC)。米国音楽療法協会学術誌
Music Therapy Perspectives編集委員。
川上 央
生年月日
昭和43年08月08日生
略歴
平成14年03月
日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程中退
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
音楽を中心とした芸術文化領域の拡張。
異なる領域の技術や文化を活用し、音楽の新たな価値を生み出し社会に還元する。 これまでの音楽の研究は作品分析や表現の領域が主であったが、現在は、音楽と他領域に活用し、新たな価値を見出す研究も盛んである。音楽だけにフォー カスするのではなく、社会の中で音楽がどのように存在し、どのような文化となっているのか、その価値について検討を行う。
研究業績
①音態学講座10「音響学の展開」、コロナ社(2021年)
②音響キーワドブック,コロナ社 (2016年)
社会活動
日本音楽知覚認知学会理事
日本音響学会音のデザイン調査委員会委員
髙久 暁
生年月日
昭和37年11月14日生
略歴
昭和62年03月
東京大学理学部地学科卒業
平成元年03月
東京大学文学部第一類美学芸術学専修課程卒業
平成03年04月
東京芸術大学大学院音楽研究科修了
平成13年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
西洋音楽史・演奏史。批判校訂版楽譜の作成も行う。過去に手掛けた研究主題として、近現代ギリシャ芸術音楽史研究、亡命移民ロシア人音楽家研究、日本での外来音楽家の活動に関する研究、近現代日本の作曲家研究、台湾および朝鮮半島での日本の音楽文化の影響についての研究など。またアジア諸国におけるピアノ文化に関心を持ち、歴史的研究やフィールドワークを行っている。
研究業績
著書
『日本戦後音楽史』(平凡社・共著)
『青春の音楽・原田力男の仕事』(共著)
『篠原眞の電子音楽』(Engine Books・共著)
校訂・編集楽譜
ニコライ・メトネル『忘れられた調べ・第1巻』op.38(全音楽譜出版社)
マルク=アンドレ・アムラン『コン・インティミッシモ・センティメント』(音楽之友社/Edition Peters)
訳書
サックス『トスカニーニの時代』(音楽之友社)
パパーノ『回想・モスクワの音楽家たち』(音楽之友社)
クロッグ『ギリシャ近現代史』(新評論)
社会活動
日本音楽学会会員、東洋音楽学会会員、日本ギリシャ語・ギリシャ文学会会員
郭芝苑音樂協進會(台湾)理事、京都国際音楽コンクール顧問
音楽評論活動
萩原 貴子(緒方 貴子)
生年月日
昭和45年09月25日生
略歴
平成06年03月 東京藝術大学音楽学部器楽科卒業
平成03年06月 ミュンヘン音楽大学中退
平成09年03月 東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了
平成09年09月 武蔵野音楽大学非常勤講師
平成12年04月 東京藝術大学非常勤講師
平成12年04月 洗足学園音楽大学非常勤講師
平成27年09月 日本大学芸術学部非常勤講師
平成28年04月 日本大学芸術学部教授
平成28年04月 洗足学園音楽大学客員教授
研究領域
フルート奏法及び、フルート教育法研究。バロックから現代までの幅広いレパートリーに対応した演奏表現の実践。
“人の心に響く””音を出す”ということが何であるか、特に、管楽器奏法の基礎である呼吸法、物理的に理にかなった体の動かし方と結びつけることを研究テーマにしている。
研究業績
第61回日本音楽コンクールに於いて、当時史上最年少優勝。加藤賞受賞。ソリストとして国内外の主要オーケストラや演奏家とコンチェルトや室内楽を演奏する。
CD 美空ひばりオン・フルート「愛燦燦」(日本コロムビア)
CD カルメンファンタジー2001(日本コロムビア)
CD モーツアルトフルート四重奏曲集with
ザルツブルク・モーツァルテウム弦楽四重奏団~トルコ行進曲~(日本コロムビア)
CD アジアに吹く風(NHK-BSサウンドトラック)
Hollywood in Japan
バンドジャーナル連載
ワンポイントレッスン
ムラマツオリジナルシリーズCDを20年にわたり録音
社会活動
全日本学生音楽コンクール審査員
全日本吹奏楽コンクール審査員
大学評価・学位授与機構音楽部会委員
アジアフルート連盟理事
国際音楽文化協会理事
三戸 勇気
生年月日
昭和53年08月11日生
略歴
平成13年03月 日本大学芸術学部音楽学科卒業
平成15年03月 日本大学大学院芸術学研究科音楽芸術専攻修士課程修了
平成18年03月 日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻博士課程修了(芸術学博士 取得)
平成18年04月 文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業 ポスト・ドクトラル・フェロー
平成22年04月 一橋大学大学院法学研究科情報技術助手
平成24年04月 日本大学芸術学部助教
平成27年04月 日本大学芸術学部専任講師
平成31年04月 日本大学芸術学部准教授
令和04年04月 日本大学芸術学部教授
研究領域
音楽心理学をベースとした音の研究。
音楽の演奏における感情表現は、演奏において重要なポイントのひとつである。しかし、研鑽過程の演奏家では、この「感覚」を理解できないことが少なからず生じている。そこで、「感情」と、その感情を表現する「動作」、そしてそこから表出される「音」の関係を検討することにより、誰もがより良い演奏を目指していくための指標を提示し、演奏音そのものをデザインする契機となると考えた。その研究成果から今後の演奏音をデザインする過程までを検討を行う。
研究業績
・「 モーションキャプチャを用いた演奏動作計測」,日本音響学会誌,77巻9号,2021
・「映画のシーンごとの音楽の要素と感情の分析」,日本音楽知覚認知学会2020年度秋季研究発表会,2020
社会活動
・日本音響学会 音のデザイン分野 委員
・日本音楽知覚認知学会 幹事
吉野 大輔
生年月日
昭和50年08月16日生
略歴
平成10年03月 中央大学文学部教育学科心理学コース卒業
平成12年03月 日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期課程修了
平成15年03月 日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了
平成15年04月 電気通信大学SVBL中核的研究機関研究員
平成17年04月 日本大学文理学部情報科学研究所ポスト・ドクター
平成21年04月 日本大学若手特別研究員
平成23年04月 埼玉医科大学神経精神科心理士
平成24年03月 放送大学大学院文化科学研究科臨床心理学プログラム修了
平成24年04月 日本大学芸術学部非常勤講師
平成29年04月 日本大学芸術学部准教授
令和03年04月 日本大学芸術学部教授
研究領域
実験心理学領域にて研究を行ってきたが、臨床心理学領域に転じてからは多くの心理相談業務に携わってきた。芸術表現と心理的な成長、心身症状の回復を研究テーマとしている。最近は特に意識と無意識のゆらぎ、洞察の過程、物語の役割に焦点を当てている。
研究業績
・Yoshino, D., Kimura, A., & Noguchi, K.Visual Illusion and Aesthetic Preference Have a Common Perceptual Structure:Prägnanz Tendency. Gestalt theory, 31, pp29–42, 2009.
・Yoshino, D., Idesawa, M., Kanazawa, S., & Yamaguchi, KM. Infant perception of the rotating Kanizsa square. Infant behavior and development, 33 pp196–208, 2010.
・自閉スペクラトム症における身体感覚への気づきの困難さに関する一考察 ~感覚統合不全がもたらす区切りのない世界と自他境界の不安定さ~ 日本大学芸術学部紀要 71, 75–80, 2020.
社会活動
臨床心理士・公認心理師・産業カウンセラー山王教育研究所・監事
放送大学臨床心理学研究会評議員・監事
脇岡 洋平
生年月日
昭和55年08月08日生
略歴
平成11年03月
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業
平成19年03月
国立ベルリンハンス・アイスラー音楽大学卒業
平成22年06月
国立ベルリンハンス・アイスラー音楽大学大学院コンツェルト・イグザーメン課程修了(国家演奏家資格取得)
平成23年08月
ハンガリーリスト音楽院パートタイム課程修了
平成25年04月
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校非常勤講師
平成31年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
令和03年04月
日本大学芸術学部准教授
令和06年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
バロックから近代まで、幅広くピアノ演奏における演奏法や解釈を研究する。バロック時代の作品では、ポリフォニックな作品を、いかにして現代のピアノで魅力的に響かせるか、というテーマを、当時の時代背景や演奏習慣を土台としつつ、現代的なピアノ奏法のアプローチで再構築する。また、リスト、ラフマニノフなど、ピアノテクニックの新境地を切り開いたピアニスト作曲家におけるヴィルトゥオーゾ奏法の研究を行い、人の奥深い精神とタッチの繋がりを探る。
研究業績
・日本音楽コンクールを始め、カラブリア、ポルトなど、数々の国内外のコンクールで入賞を重ねる。
・東京文化会館小ホール、ブダペストリスト博物館ホールリサイタル
・紀要論文「パデレフスキ版とエキエル版の記譜上の相違点から導かれる演奏表現-ショパン《バラード第1番ト短調》作品23を例として-」
・CD「2台ピアノによる『海』『牧神の午後への前奏曲』『夜想曲』」
社会活動
練馬演奏家協会運営委員
(公財)日本ピアノ教育連盟オーディション運営委員
日本クラシック音楽コンクール、日本演奏家コンクール、等コンクールやオーディション審査員
吉田 行地
生年月日
昭和43年10月15日生
略歴
平成03年09月
早稲田大学第一文学部中途退学
平成08年07月
洗足学園音楽大学附属指揮研究所修了
平成12年04月
洗足学園音楽大学非常勤講師
平成17年04月
桐朋学園大学非常勤講師
令和02年04月
日本大学芸術学部客員教授
令和03年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
オーケストラ、吹奏楽、合唱などの指揮法と教育法の研究。様々なオーケストラや吹奏楽団を客演指揮。近年はアニメのオーケストラコンサートなどジャンルを問わない幅広い活動を通して、新たな指揮法を探求している。
研究業績
NHKアニメ「青のオーケストラ」オーケストラ音源録音
DVD京都アニメーション「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」オーケストラコンサート2021
DVD槇原敬之オーケストラコンサート2005
札幌交響楽団「古典派三代作曲家の夕べ」
大阪フィルハーモニー交響楽団「ニューイヤーコンサート」2011
社会活動
2015全日本吹奏楽コンクール全国大会審査員
今泉 久
生年月日
昭和28年08月27日生
略歴
昭和51年03月
日本大学芸術学部音楽学科卒業
昭和53年03月
日本大学芸術学部芸術研究所修了
昭和58年04月
日本大学芸術学部助手
昭和63年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成08年04月
日本大学芸術学部助教授
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
平成31年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
指揮と打楽器を研究領域とする。指揮についてはこれまでオーケストラ、吹奏楽、オペラ、打楽器アンサンブル、フルートオーケストラ、合唱等の指揮活動を行なってきた。打楽器については独奏曲、打楽器合奏曲、オーケストラ等の打楽器パートの演奏法の研究をしている。「今泉久とパーカッション・グループ”打弾打団”」を主宰している。
研究業績
演奏会
第2回打楽器リサイタル
練馬文化センター小ホール 1987
新星日本交響楽団演奏会
五反田ゆうぽうとホール 1994
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団特
別演奏会 新宿文化センター大ホール2002
今泉久とパーカッション・グループ”打弾打団”
演奏会 浜離宮朝日ホール 2004
フランス近代の室内管弦楽の愉しみ
石橋メモリアルホール 2004
社会活動
日本管打・吹奏楽学会会員
吹奏楽コンクール審査員
日本クラシック音楽コンクール審査員
岩宮 眞一郎
生年月日
昭和27年11月22日生
略歴
昭和50年03月
九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科卒業
昭和52年03月
九州芸術工科大学芸術工学専攻科音響設計学専攻修了
昭和52年05月
九州芸術工科大学芸術工学部助手(音響設計学科)
平成03年01月
九州芸術工科大学芸術工学部助教授(音響設計学科)
平成10年04月
九州芸術工科大学芸術工学部教授(音響設計学科)
平成15年10月
九州大学大学院芸術工学研究院教授(音響部門)
平成30年04月
九州大学名誉教授,日本大学芸術学部特任教授
令和05年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
音の主観的印象と音の物理特性の関係の体系化,テレビや映画などの映像作品における音が果たす役割,音と映像の調和感をもたらす要因,メッセージを伝えるサイン音のデザイン手法,製品音の快適化,音環境と人間の関わり,日本の音文化の特徴,音のプロフェッショナルに必要な聴能形成訓練に関する研究に取り組んできた。音が人間の感性にアピールするチカラを解明したいと思っている。
研究業績
音のデザイン―感性に訴える音をつくる―(九州大学出版会,2007)
音楽と映像のマルチモーダル・コミュニケーション 改訂版(九州大学出版会,2011)
音のチカラ-感じる,楽しむ,そして活かす-(コロナ社,2018)
音と音楽の科学(技術評論社,2020)
音楽の仕組みと科学(秀和システム,2020)
映像サウンドデザインの基本(秀和システム,2023)
社会活動
日本音響学会評議員
日本音楽知覚認知学会監事
江間 孝子
生年月日
昭和31年01月05日生
略歴
昭和53年03月
国立音楽大学教育音楽学科第Ⅱ類リトミック専攻卒業
昭和53年07月~平成15年03月
国立音楽大学音楽教室講師
昭和55年03月
国立音楽大学大学院音楽研究科音楽教育学専攻修士課程修了(芸術学修士)
昭和59年09月~昭和64年03月
日本幼児教育専門学院(ヒューマンライク総合学園)非常勤講師
平成05年04月~平成06年03月
聖学院大学人文学部児童学科非常勤講師
平成06年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成13年04月~平成20年03月
江原音楽療法専門学校非常勤講師
平成14年04月~平成22年03月
聖学院大学人間福祉学部児童学科非常勤講師
研究領域
ジャック=ダルクローズの音楽教育(リトミック)を理論実践両面から研究。日本へ導入された経緯及び当時の指導の様子等歴史的背景も探求。日本人特有の音楽と動きの関連について考察する為、フィールドワークに基づく民俗学的研究を実施。他、物語にピアノ曲を多数作曲し、語り手とのコラボを各所で開催
研究業績
共著
リトミック12か月(チャイルド本社)音楽基礎研究文献集全18巻別巻解説(大空社)
論文
リトミック教育の概念に関する諸問題『リトミック教育の現在』平成15年(開成出版)、埼玉県狭山市入曽の獅子舞における音楽と身体運動の関連について1、2『国立音楽大学大学院研究年報』第18、19輯平成18、19年、小林宗作による〈J=ダルクローズ教育思想の捉え方に関する一考察『リトミック教育研究』平成27年(開成出版)
社会活動
日本音楽教育学会会員
日本ダルクローズ音楽教育学会会員
笠羽 映子
生年月日
昭和24年06月25日生
略歴
昭和47年03月
東京芸術大学音楽学部楽理科卒業
昭和51年03月
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了
昭和56年03月
パリ第4大学音楽学研究科博士課程修了
昭和58年04月
早稲田大学社会科学部専任講師
昭和60年04月
早稲田大学社会科学部助教授
平成02年04月
早稲田大学社会科学部教授
令和02年04月
早稲田大学名誉教授
研究領域
西欧近・現代の芸術音楽史及び作品研究ドビュッシーからブーレーズに至るフランスの作曲家の作品研究及び音楽思想の研究を軸に、幅広く西欧音楽芸術の変遷を考察しつつ、日本における音楽芸術の諸問題や芸術・文化の国際交流なども探究している。
研究業績
学術論文
《La musique de Debussy au Japon》
(Cahiers Debussy No 10)
《Retour sur Le Martyre de Saint Sébastien》
(Cahiers Debussy No 24)
Claude Debussy,《Le Martyre de saint Sébastien》
(OEuvres Complètes de Claude Debussy, SérieVI, volume 4, édition de Pierre Boulezet Eiko Kasaba, Éditions Durand, 2009)
訳書
ドビュッシー『ドビュッシー書簡集』
ルシュール『伝記クロード・ドビュッシー』(以上音楽之友社)
ストラヴィンスキー『音楽の詩学』(未来社)
ブーレーズ/ケージ『往復書簡』(みすず書房)他
社会活動
日本音楽学会会員
Société Française de Musicologie 会員
北岡 晃子
生年月日
昭和41年09月08日生
略歴
平成02年05月
テキサスキリスト教大学音楽学部ピアノ科卒業
平成02年09月~平成03年09月
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)大学院音楽学部修士課程在籍
平成04年05月
南カリフォルニア大学大学院音楽学部修士課程修了
平成12年04月~平成13年03月
仁愛女子短期大学非常勤講師
平成12年05月
ボストン大学大学院音楽学部音楽芸術博士課程修了
平成15年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成21年04月
宮城大学共通教育センター准教授
平成24年04月
東京福祉大学准教授
研究領域
芸術に関する英語文献を解読して、音楽作品の創作、表現、技術、鑑賞、評論を研究する。
日常から、音楽学、理論、音楽教育、情報音楽、音楽療法など、音楽家としての知識・教養を与えるものから作品分析や演奏解釈まで、幅広い内容と多様な形式の英語文献に触れ、通訳・翻訳も数多く手がける。特にピアノ音楽の研究講演と演奏に力を注ぎ、国内外で活動している。
研究業績
論 文「Study of Beethoven’ s String Quartet Op.131 No.1.」
「The Piano Works of Akio Yashiro」
ブラゾスバリー交響楽団演奏会「モーツァルトピアノ協奏曲」
社会活動
日本ピアノ教育連盟中央運営委員
日本音楽学会会員
Pi Kappa Lambda会員
国際ピアノデュオ協会会員
佐々木 伸
生年月日
昭和31年01月06日生
略歴
昭和53年03月
武蔵野音楽大学卒業
昭和55年07月
藤原歌劇団入団
第20回日伊声楽コンコルソ(東京)1位入賞後ミラノに6年間在住
平成03年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成20年
洗足学園音楽大学非常勤講師
研究領域
演奏家育成のための歌唱法指導を研究領域とするため、学生を数々の演奏会へ招致するなど、より実践的な指導を実施する。また門下生にはコンクールにて入賞等の実績を収める。演奏家育成に際し、学生個々の特性を活かした5段階の歌唱法指導が必要と考え、基礎部としての呼吸法の見直しにはじまり、それぞれの芸術性と個性を観客に理解してもらうための演奏法及び舞台マナーまでを教示する。35年間の歌唱法指導の経験を基に、自身執筆論文でも取り上げた、イメージ伝達指導法も交えながら、学生育成に努める。
研究業績
第20回日伊声楽コンコルソ(東京)1位入賞。
イタリアにてベニア・ミーノ・ジーリ国際コンクール2位入賞及びTV・ラジオ等に出演。
オペラ「蝶々夫人」にタイトルロール出演等、オペラ公演に多数出演。論文「声楽家育成における発声テクニックのイメージ伝達」。
門下生のコンクール実績一部抜粋;全日本学生音楽コンクール東京大会1位/スペイン音楽国際コンクール1位/「万里の長城杯」国際コンクール大字の部1位/「万里の長城杯」国際コンクール優秀指導者賞受賞/日本クラシック音楽コンクール入賞/日本声楽コンクール入賞/読売新人演奏会出演等。
社会活動
藤原歌劇団団員
日本クラシックコンクール審査員
田代 幸弘
生年月日
昭和33年06月15日生
略歴
昭和57年03月
日本大学芸術学部音楽学科卒業
昭和59年04月
日本大学芸術学部副手
昭和63年04月
日本大学芸術学部助手
平成05年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成11年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部教授
令和06年03月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
ピアノ奏法および教育法の研究
バロックでは、バッハ、古典派では、ハイドン、ベートーヴェン、ロマン派では、ショパン、シューマン、ブラームス、近・現代では、ラフマニノフ、スクリャービン、ドビュッシー、ラヴェルの楽曲を研究し、様式感、心理的高揚の表現法を探求する。ピアノ、ソロ曲に限らず、室内楽曲にまで幅を広げている。
研究業績
・田代幸弘ピアノ・リサイタル 平成04年11月 FM東京ホール
・田代幸弘ピアノ・リサイタル 平成11年12月 ルーテル市ヶ谷センター
・田代幸弘ピアノ・リサイタル 平成17年12月 IMAホール
・田代幸弘ピアノ・リサイタル 平成19年11月 オペラシティ・リサイタルホール
・オデッサ第6回室内楽フェスティバル2台ピアノ・リサイタル 平成25年11月
社会活動
・公益財団法人日本ピアノ教育連盟監事
・北関東コンクール審査委員長
・国際デュオ協会理事
・日本演奏連盟会員
・練馬演奏協会会員
中島 久美(伊賀 久美)
生年月日
昭和45年6月14日生
略歴
平成5年3月
東京藝術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻卒業
平成9年3月
東京藝術大学大学院音楽研究科器楽専攻修士課程修了(ヴィオラ)
平成7年4月
桐朋学園大学アンサンブルディプロマコース及び短期大学 嘱託演奏員(平成12年3月まで)
平成24年4月
トート音楽院 渋谷校 講師(現在に至る)
研究領域
ヴァイオリン、ヴィオラの奏法、表現、指導法。
演奏ジャンルはバロックから現代音楽、クラシックからポップス・演歌やミュージカル、オランダ遊学中に触れた即興音楽。ソロから室内楽やオーケストラ、バンド演奏まで。身体の仕組みや動作を客観的に解析し、楽器の構造を知ることにより、効率的な楽器の鳴らし方を追求。楽譜を素直に読み解きつつ音楽の即興的な側面を活かすことで、作品の魅力を引き出す表現を模索し、指導にも反映させている。
研究業績
二声鳥のコンサート主催
2019年よりYohji Yamamoto Paris Collectionの音楽制作に参加(現在に至る)
室内楽/2002年Casa de Mateus(ポルトガル)にてアンナ・ビルスマと共演、アンサンブル東風定期演奏会など
オーケストラ/倉敷音楽祭祝祭管弦楽団、読売日本交響楽団、芸大フィルハーモニア管弦楽団など
ミュージカル/「エリザベート」「キレイ」「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」「ダ・ポンテ~モーツアルトの陰に隠れたもう一人の天才」など
CD/原田節「オヤスミナサイ」、ワールドスタンダード(2006年~2017年の作品)など
社会活動
トート音楽院弦楽アンサンブルコース講師(2012年~)
テンダーラビング保育園保育士(2019年~)
西山 真二
生年月日
昭和53年4月19日
略歴
平成13年3月 東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
平成15年4月 (公財)NHK交響楽団入団
平成18年4月 長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師
平成24年4月 東京藝術大学非常勤講師
平成30年4月 日本大学芸術学部非常勤講師
令和4年4月 東京音楽大学非常勤講師
令和5年4月 長野県小諸高等学校音楽科特任講師
研究領域
コントラバスの奏法及び教育法の研究。
オーケストラや室内楽での活動を通し、アンサンブルにおけるコントラバスの役割や演奏法を研究している。また、ソロ分野におけるコントラバスの可能性についても探求している。
研究業績
・第9回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第3位
・西山真二コントラバスリサイタル(ムジカーザ、平成15年)(ベルリン、平成26年)(リリスホール、令和4年)
・Duo Twins(チェロとコントラバス)コンサート(水戸奏楽堂、平成31年)
・ユベール・スダーン指揮、ensemble NOVAとクーセヴィッキーのコントラバス協奏曲を協演。(ホクト文化ホール、令和6年)
・音楽之友社「Band Journal」演奏の役に立つ「ワンポイントレッスン」連載(2015年5月号~2016年4月号)
社会活動
・NHK交響楽団
・東京クライスアンサンブル
・Duo Twins
・第21回東京音楽コンクール審査員
袴田 和泉
生年月日
昭和31年12月12日
略歴
昭和54年03月
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業
昭和56年03月
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了
昭和60年08月
ハンガリー国立リスト音楽アカデミー修了(政府給費留学生)
昭和63年02月
ドイツ国立フライブルグ音楽大学大学院アウフバウⅡソリストコース修了
平成03年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成11年04月
熊本大学助教授(平成19年に准教授に配置換)
平成20年08月
熊本大学教授
平成31年04月
熊本大学大学院教授
令和04年04月
熊本大学大学名誉教授
研究領域
バロックから近現代に至る幅広いピアノ曲(室内楽を含む)の演奏法及び、教育法。楽譜から読み取った内容を音によって表現し、いかにして楽曲の真髄に近づけるかを求め続けている。他分野の芸術作品にも多くふれ、自身の内容の充実につなげている。スクリャービンの作品には特に心を惹かれ、作曲語法の変遷を辿る演奏会を開催した。また近年はモーツァルトの演奏にも高い評価を得ている。
研究業績
ハンガリー、ドイツ、スイス、フランス各地で多数のソロリサイタル及び、室内楽の演奏会に出演。
袴田和泉ピアノリサイタル “スクリャービンの人生と音楽追ってVol.1~Vol.6”
南西ドイツ放送、スイスロマンド放送の出演
CD「時を超えて響くピアノ」 ベルウッド
社会活動
日本演奏連盟会員
日本ピアノ教育連盟会員
全日本ピアノ指導者協会会員
横浜音楽文化協会会員
平野 昭
生年月日
昭和24年09月21日生
略歴
昭和54年03月
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科音楽学専攻修了
昭和54年04月
武蔵野音楽大学音楽学科研究員
昭和56年04年
武蔵野音楽大学教育文化研究所助手
平成元年04月
尚美学園短期大学講師・翌年助教授
平成08年04月
沖縄県立藝術大学音楽学部助教授
平成11年04月
沖縄県立藝術大学大学院音楽芸術研究科教授
平成12年04月
静岡文化芸術大学文化政策学部教授
平成21年04月
静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科長
平成23年04月
慶應義塾大学文学部美学美術史学教授
研究領域
西洋音楽史学及び美学。音楽学全般と音楽評論。専門研究対象は18世紀及び19世紀の音楽様式変遷、とりわけ古典派とロマン派の器楽作品の様式研究。J.S.バッハから新ウィーン楽派にいたるドイツ・オーストリアの音楽史を作品研究だけではなく、社会学的観点から音楽受容史と文化史の脈略で読み直している。ベートーヴェン研究を生涯課題とし、特に交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノソナタ創作に共通する表現語法と理念を探求したい。
研究業績
編著訳書:『音楽キーワード事典』(春秋社)
『ベートーヴェン』(新潮社)、『鳴り響く思想:現代のベートーヴェン像』『ベートーヴェン事典』(東京書籍)、『ベートーヴェン大事典』(平凡社)、『人と作品:ベートーヴェン』(音楽之友社)他。
論文:「19世紀のベートーヴェン受容:楽譜出版から見えてくるもの」、「21世紀のベートーヴェン像:新しい評伝の可能性」、「もうひとつのディアベッリ変奏曲」、「ベートーヴェン神話の形成とその音楽」。
社会活動
日本音楽学会会員、国際音楽学会会員、日本18世紀学会会員、三田芸術学会会員。浜松市楽器博物館運営協議会委員、日本製鋼文化財団洋楽委員。芸術文化振興基金専門委員、神奈川県芸術文化プログラム委員、音楽評論活動。
二ツ木 千由紀
生年月日
昭和45年11月13日生
略歴
平成05年03月
東京藝術大学音楽学部器楽科打楽器専攻卒業
平成07年03月
東京藝術大学大学院音楽研究科器楽専攻修士課程修了
平成11年09月
青山学院女子短期大学児童教育学科特別講師(平成17年度までと、平成29、30年度まで)
平成18年9月
青山女子短期大学子ども学科非常勤講師(平成26年度まで)
平成17年04月
東京藝術大学音楽学部藝大フィルハーモニア管弦楽団 打楽器・ティンパニ奏者
令和05年04月
洗足学園音楽大学非常勤講師
研究領域
独奏、室内楽、オーケストラにおいて打楽器全般の演奏法・演奏表現・音色研究を基盤のテーマとして、古典から現代までの作品研究。他の楽器とのアンサンブル研究。
オーケストラ作品・他の器楽作品を題材にしたマリンバアンサンブル表現。幼児音楽教育において、声楽と打楽器を連携させた合奏研究。
研究業績
パーカッションリサイタル/ルネ小平
マリンバデュオリサイタル/ Sonorium、MUSICASA、ルネ小平
オーケストラ/藝大定期各演奏会、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等
室内楽/パーカッションミュージアム、彩の国さいたま芸術劇場光の庭プロムナードコンサート(オルガンとの共演)等
CD/JPCアンサンブルコレクション15thアニバーサリー・2021、久石譲WORKSⅢ、読売日本交響楽団「アッシジの聖サンフランチェスコ」等 他CM等、録音多数
著書/いちばんやさしいマリンバレッスン、マリンバスケールレッスン(オンキョウパブリッシュ社)
社会活動
全日本吹奏楽コンクール審査員
日本打楽器協会新人演奏会審査員
本田 聖嗣
生年月日
昭和45年12月30日生
略歴
平成05年03月
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業
平成10年06月
パリ国立高等音楽院ピアノ科
室内楽科ともにプルミエプリにて卒業
平成28年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
令和05年04月
東京都立総合芸術高校講師
研究領域
ピアノ音楽、奏法の研究を中心に、クラシック音楽や西洋史等の幅広い歴史・文化史の研究を行い、人間にとっての芸術がなにをもたらしてきたか、これからどこへ向かうかを探る。演奏も物理学・生理学的側面からの分析と、美学的アプローチの両面から、コミニュケーション芸術としての演奏を成立させる演奏家の立ち位置を日々研究している。
研究業績
平成6年フランス・メドックアキテーヌ国際ピアノコンクール審査員長賞受賞
平成6年イタリア・サレルノ市国際ピアノコンクール最高位(1位なしの2位)受賞
平成16年(CD)馥郁たるパリの香り1
平成19年(CD)馥郁たるパリの香り2
令和2年(CD)あなたなんか愛していない(フランス歌曲アルバム)
令和3年(CD)ふるさとの歌。こころの歌。(唱歌・歌曲・オペラアルバム)
平成15年(CD)FFⅦピアノコレクションズ
社会活動
日本演奏連盟会員
クラシックラジオOTTAVAプレゼンター
オペラ紅白歌合戦~声魂真剣勝負 司会
日本クラシックコンクール審査員
ヤマハジュニアピアノコンクール審査員
耕心館ピアノコンテスト審査員
松本 明
生年月日
昭和34年12月31日生
略歴
昭和59年03月
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業
昭和61年03月
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了
平成02年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成18年04月~令和06年03月
川村学園女子大学教育学部非常勤講師
研究領域
ピアノ奏法の研究特にベートーヴェンからリスト、その後の19世紀後半から第2次大戦のころまでの奏法の発展過程を注視しそれを現代の演奏に生かしていく方法を探求している。
19世紀に盛んに出版された指の技術を高めるための数多くの教本を研究することによってピアノ奏法の体系的な技術の習得を目指している。
特にベートーヴェン、シューベルト、リスト、ドビュッシーを中心にその作品の分析と演奏方法について研究を行っている。
研究業績
東京文化会館小ホールにおいて計17回のピアノソロリサイタル。他室内楽のコンサート出演多数。
雑誌「ムジカノーヴァ」「レッスンの友」にピアノ奏法についての執筆多数。
紀要論文「幼児教育学生のピアノ演奏技術向上についての考察」(川村学園女子大学紀要第28巻3号2017年3月)
社会活動
日本ピアノ教育連盟会員
全日本ピアノ指導者協会正会員
国際ピアノデュオ協会監事
栃木県ピアノコンクール審査員
ピティナピアノコンペティション審査員
教育連盟ピアノオーディション審査員
日本クラシックコンクール審査員