造形芸術専攻 教育研究上の目的
デザイン、美術、美学美術史の分野における専門家を養成する。創作研究、作品分析研究、歴史研究を多角的に追求し、平面、立体、映像等表現の伝統的及び現代的技法を習得する。芸術の根源的な営為への想像力を馳せる力を養う一方で、文献学の基礎的方法も学ぶ。国際的な視野を持ち、社会との連携も視野に入れつつ、IT時代に即応した先端的表現領域や、造形関連分野境界領域での表現の独創性も追求する。
研究活動を通じて育まれた「知」と、「知」に支援された「感性」の両者を合わせもつ人材の育成こそが、学部課程の発展形としての博士前期課程の主たる教育目標です。より高度な専門性の涵養をめざす一方では、造形専攻を構成する絵画・彫刻・版画・造形理論・及びコミュニケーション、インダストリアル、建築のデザイン各分野が、領域をこえて、創造的な交流をはかるための多様な機会も用意されています。
伝統の知恵と、情報化・国際化という時代の趨勢を、独自のテーマ設定と方法論の構築を通じいかにして創造の糧として取り込むか。ここに、視覚文化の優れた担い手の養成をめざす造形芸術専攻の不断の目標があります。
- 2019年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:963KB)
- 2020年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:982KB)
- 2021年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:980KB)
- 2022年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:635KB)
- 2023年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 2024年度博士前期課程各専攻履修科目一覧(PDF:1MB)
- 2年以上在学し、履修規定に則り30単位以上を修得すること。
- 学位論文等を提出し、最終審査および試験に合格すること。
- 規定の学費を完納していること。
令和6年度より芸術学研究科造形芸術専攻・地域芸術分野を開設します
「地域芸術分野」とは―
昨今の地方における芸術の役割は多岐にわたっており,同時に多くの芸術祭が行われる中で,その運営や広報に関わる人材不足は否めない。行政,作家,地域住民など複雑に絡まる社会の中での役割は実践を伴った経験によってやり遂げる強い意志が必要になる。日本大学芸術学部では、2004年より参加している大地の芸術祭を中心に、アートの力を信じて日本における社会問題に、真摯に向かい合っている実績がある。「地域芸術分野」ではこうした活動で生まれる様々なコミュニティに対応可能な視野の広い経験値を持った人材を育成し、社会が抱える問題をアートの力によって直接社会と繋がり,人の心を豊かにする実践力を身につけることを目的とする。
「地域芸術分野」の教育目標―
・芸術文化の横断的な教養を持ち、他者に伝える能力と広げていく能力を持つ人材を育成する。(作り手と受け手をつなぐ様々な事例、理論研究)
・アートマネジメントの手法や実践を通じて、社会連携の知識を授け、専門的な手法、理論や実践応用を研究し、創造的思考により、問題解決を備え、社会に貢献する人材を育成する。(文献調査及び具体的なフィールドワークを通じての考察、実践)
・芸術祭、プロジェクトベースアート、ソーシャルエンゲージメントのアーカイブ、研究及び運用する人材を育成する。
「地域芸術分野」のまなびについて―
芸術文化における横断的な知識を学び様々な文化活動を分析し、地域における芸術の在り方を捉えることを目的とし、国内外の文化事業における背景にある状況や政策、行政も含めた芸術と社会の関係の調査、研究を行う。また、発表活動を創出するための理論と実践に加え文化政策に対する提言やアーカイブなどを行い、フィールドワークや地域における芸術活動によって実践的なコミュニケーション能力を身につける。
教員紹介
鞍掛 純一
生年月日
昭和42年09月24日生
略歴
平成02年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成03年04月
跡見学園短期大学生活造形科実習助手
平成04年04月
日本大学芸術学部学科補助員
平成06年04月
日本大学芸術学部非常勤助手
平成07年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成09年04月
武蔵野美術大学特別講師
平成13年04月
日本大学芸術学部助手
平成16年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成24年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
鉄を主な表現素材とし、自然から受け取るものを作品に置き換えることを日常制作の元にしている。近年は個人の制作活動のみならず、ワークショップをはじめ、多くの人数で一つのものを造り上げる制作方法も同時に行っており、過疎化地域におけるアート制作による地域活性化を目標にしている。
研究業績
柳瀬荘アート・教育プロジェクト
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ/脱皮する家2006/コロッケハウス2009/やまのうえした2012/大地のおくりもの2015/大地のおくりもの2018/はなしるべ/脱皮する時2021/木湯2024
瀬戸内国際芸術祭2013夏
社会活動
KEENパートナー
星峠の棚田を守る会
練馬区文化振興財団理事
所沢市総合計画審議会委員
笹井 祐子(奥村 祐子)
生年月日
昭和41年12月19日生
略歴
平成02年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成07年04月
日本大学芸術学部副手
平成12年04月
日本大学芸術学部助手
平成16年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
平面による版画・絵画表現を専門としている。絵画表現では、線によるドローイングを中心に植物や人物といった生命力をかたちに表現している。版画表現では、版を使って「写す」ことをテーマに凹版、凸版、平版といった様々な版種を使い表現している。特に版画と活字を組み合わせた表現の研究を試みている。
研究業績
「現代日本の美術の動勢 版/写すこと/の試み」富山県立近代美術館
「現代版画の潮流展」町田市立国際版画美術館・松本市美術館
「ドローイングをめぐって」茨城県つくば美術館
「一期一会」メキシコ自治大学チョッポ美術館
「第28回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」損保ジャパン東郷青児美術館
「第77回日本版画協会展 招待作家」東京都美術館
社会活動
版画学会
瀬島 匠
生年月日
昭和37年08月05日生
略歴
平成元年03月
武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業
平成元年04月~平成06年03月
武蔵野美術大学短期大学部美術科助手
平成08年04月~平成14年03月
武蔵野美術大学短期大学部通信美術科コース非常勤講師
平成14年04月~平成31年03月
武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科絵画コース非常勤講師
平成22年04月~平成25年03月
横浜美術大学絵画コース非常勤講師
平成23年04月~平成31年03月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成24年04月~平成25年03月
東北芸術工科大学芸術学部洋画非常勤講師
平成25年04月~平成31年03月
東北芸術工科大学芸術学部洋コース画准教授
平成31年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
多様化する表現素材の研究
科学の進歩にともない、絵具となる素材も幅広く開発され、様々な表現方法が生まれてきた。伝統的な素材と新素材を組み合わせる中で、新たな可能性を持った独創的な絵画空間を追求していく。
研究業績
瀬島匠個展 落石岬 無線局跡 根室市 北海道「’90」
「表現としての場」6人展 広島現代美術館「’93」瀬島匠個展 シテ・インターナショナル・デザール、パリ フランス「’95」
62回独立展 安田火災美術財団奨励賞「’95」
瀬島匠個展 ピカソ洗濯船 バトーラボアーモンマルトル パリ フランス「2000」
71回独立展独立賞受賞 東京都美術館「’03」
損保ジャパン大賞展 東郷青児美術館「’11」
29回上野の森美術館大賞展 大賞受賞「’11」
都美セレクション新鋭美術家作家展「’15」
第五回 蔵と現代美術展 「響き合う空間」
招待作家 川越市「’07」
社会活動
フランス美術家協会会員「’99~01」
独立美術協会会員「’04~」
田中 修二
生年月日
昭和43年8月10日
略歴
平成03年03月
成城大学文芸学部芸術学科卒業
平成05年03月
成城大学大学院文学研究科博士課程前期修了
平成11年03月
成城大学大学院文学研究科博士課程後期修了
平成13年04月
大分大学教育福祉科学部専任講師
平成17年04月
大分大学教育福祉科学部助教授
平成27年04月
大分大学教育福祉科学部教授
平成28年04月
大分大学教育学部教授
令和6年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
近代日本美術史
江戸時代中期頃から現在に至る日本彫刻の動向を、大工彫刻や陶磁器、人形など立体造形の多様なあり方をふまえつつ研究する。それと関連して屋外彫刻作品の保存・メンテナンスや、彫刻をさわる鑑賞の活動にも携わる。また西山翠嶂や福田平八郎ら明治~昭和期の京都の画家についてや、全国の県美展の歴史など地域(地方)の美術活動の動向に関しても研究を進めている。
研究業績
『近代日本最初の彫刻家』単著(吉川弘文館、平成6年)
『彫刻家・新海竹太郎論』単著(東北出版企画、平成14年)
『近代日本彫刻集成』全3巻、編共著(国書刊行会、平成22~25年)[第三巻で第26回倫雅美術奨励賞〈美術史研究部門〉受賞]
『近代日本彫刻史』単著(国書刊行会、平成30年)
『福田平八郎 人と言葉』編著(国書刊行会、令和6年)
社会活動
自治体等と連携した屋外彫刻メンテナンス活動(大分市、竹田市ほか)
大分県立美術館美術資料収集委員
大分市美術館協議会委員
福島 唯史
生年月日
昭和42年03月28日生
略歴
平成01年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成04年04月
日本大学芸術学部実習助手
平成07年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成08年04月
日本大学芸術学部助手
平成12年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成16年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
油彩画による絵画制作。
特に基底材及び溶材の研究が、油彩画の技法やマティエールに与える影響を試みている。油彩画の生命線とも言える堅牢な絵具のつき、それに伴う絵肌の美しさを大切に思いながら、特に色面、空間感、コンポジションに重きを置いて制作している。
研究業績
昭和会展招待出品(日動画廊)[’92~’94]
第29回昭和会展日動美術財団賞受賞[’94]
前田寛治大賞展(日本橋髙島屋/他)[’98 ’01 ’04]
和の会招待出品(銀座和光)[’99~’01]
立軌展招待出品(東京セントラル美術館)[’99 ’00]
立軌会同人となる[’01~]
日本現代洋画の精鋭(笠間日動美術館)[’01]
昭和会受賞作家選抜展(笠間日動美術館)[’11]
N+N展 油絵の魅力(練馬区立美術館)[’14]
奏彩 ー7つの視点ー(横浜高島屋)[’21 ’22 ’24]
稜の会(日本橋髙島屋/大阪、名古屋を巡回)[’21~]
福島唯史展(日動画廊)[’97 ’07 ’11 ’16 ’21]
福島唯史展 gris sur gris(日本橋高島屋)[’23]
その他、個展、グループ展
社会活動
立軌会運営委員
前田寛治大賞展推薦委員(倉吉博物館主催)
未来展実行委員、審査委員(日動画廊主催)
飯田 竜太
生年月日
昭和56年08月生
略歴
平成16年03月
日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒業
平成18年04月
日本大学芸術学部美術学科臨時職員
平成19年01月
静岡県立沼津商業高等学校常勤講師
平成21年
八戸学院短期大学幼児保育学科専任講師(現八戸学院大学短期大学部)
平成26年03月
東京藝術大学大学院美術研究科先端藝術表現専攻修了
平成27年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成31年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
文字や言葉を媒介とした本・雑誌・紙などを用いた彫刻作品の制作、グラフィックデザイナーと共に写真を用いた半立体作品の制作を通じて、新たな芸術分野、芸術思想、芸術思考の確立を研究する。作品素材に時間軸を封入することで、素材に意味・思想・情報を必然的に付与し、多様な方法と掛け合わせ作品を制作する。
研究業績
[釘がないので]BEPPU PROJECT KASHIMA レジデンス成果報告展(2018年)
「VOCA展2020」
「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」埼玉県立近代美術館(2020年)
「ブック/アート/オブジェクト」(飯田竜太、太田奈友)八戸ブックセンター(2023年)
「Tenjin, Mume, Nusa」太宰府天満宮宝物殿(2024年)
社会活動
平成19年 田中義久とNerholを結成
平成21年 第12回岡本太郎現代芸術賞 入選
令和02年 Voca賞(Nerholとして)第八次 椿会(杉戸洋、中村竜治、Nerhol(ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé](Nerholとして)
坪井 麻衣子
生年月日
昭和54年11月生
略歴
平成17年03月
日本大学芸術学部美術学科絵画コース絵画専攻卒業
平成19年03月
東京芸術大学大学院美術研究科芸術学専攻美術教育研究室 修了
平成21年04月
学校法人専門学校東洋美術学校絵画科 専任講師
平成23年04月
横浜美術大学絵画コース 専任助手
平成27年04月
日本大学芸術学部助教
平成30年04月
日本大学芸術学部専任講師
令和03年04月
日本大学芸術学部准教授
研究領域
絵画制作
日々を過ごす中で見過ごされるほどの”心のちいさな揺れ”をテーマに、油絵具特有の幅広表現力を活かし、平面ならではの空間性、時間性を探り、詩情のある絵画の確立を目指す。
研究業績
2019.1 『美術教育の森-美術教育研究室の作家たち-』東京芸術大学美術館
2019.5 「坪井麻衣子展」東京 ギャルリ・サロンドエス
2019.9 「坪井麻衣子展」新潟 Kaede Gallery+full moon
2021.9 「坪井麻衣子展」新潟 医学町画廊1F/楓画廊
2022.7 「坪井麻衣子展」新潟 ギャラリーあらき
社会活動
美術教育研究会
池田 光宏
生年月日
昭和44年11月23日生
略歴
平成06年03月
日本大学芸術学部美術学科ビジュアルコミュニケーションデザイン専攻卒業
平成07年04月
東京芸術大学大学院美術研究科入学
平成09年03月
東京芸術大学大学院美術研究科修了
平成24年04月
長岡造形大学造形学視覚デザイン学科非常勤講師
平成26年04月
長岡造形大学造形学部視覚デザイン学科准教授
令和02年04月
日本大学芸術学部准教授
令和04年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
「見ること」「見られること」「想像すること」をテーマにアートプロジェクト、インスタレーション、グラフィックアート、コミッションワークなどを制作、研究。
研究業績
文化庁新進芸術家海外研修制度にてスウェーデンに滞在。
〈主要な展覧会〉
「大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ」、「こもれび展」水戸芸術館、「府中ビエンナーレ」府中市美術館、「CAFE in 水戸」水戸芸術館、「六本木アートナイト」六本木ヒルズ、「公開制作」府中市美術館、「Homemade Landscape」(大地の芸術祭冬)まつだい農舞台、「こどもハウス劇場」東京都現代美術館、「きっとそれも誰かの仕業」長岡市栃尾美術館、恵比寿映像祭地域連携プログラム、東京ビエンナーレ/セントブルイースト東京2023 など。
〈主要な受賞歴〉
毎日広告賞奨励賞、環境色彩コンペティション優秀賞、新潟アートディレクターズクラブ準グランプリ、NADC賞受賞、審査員特別賞、世界ポスタートリエンナーレ トヤマ入選、東京TDC入選など。
笠井 則幸
生年月日
昭和47年03月24日生
略歴
平成07年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成07年04月
株式会社 アド・ギルド入社
平成08年10月
株式会社 日本デザインセンター入社
平成19年04月
和光大学表現学部専任講師
平成23年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成25年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻:グラフィックデザイン
近年、グラフィックデザインは平面のみならず、あらゆるメディアを媒介としたコミュニケーションデザインとして必要性を増している。特にタイポグラフィはメディアにより視認性が大きく変化するので、美しいデザインと時代性に沿った情報伝達の在り方を考え、実践しなければならない。
研究業績
文化庁メディア芸術祭推薦作品推挙
東京モーターショー トヨタブース、サインデザイン SDA賞 準優秀賞
ミッドランドスクエア名古屋 ワールドマップデザイン(トヨタ自動車)SDA賞 最優秀賞
Graphis Poster Annual 2012 Platinum award(最高賞)受賞(NY)
第64回全国カレンダー展 日本商工会議所会頭賞/第3部門金賞受賞
日本タイポグラフィ年鑑2017 研究実験部門ベストワーク受賞
ASIA DESIGN PRIZE グランプリ
社会活動
日本グラフィックデザイナー協会会員
日本タイポグラフィ協会会員監事
日本デザイン学会会員
ANBD JAPAN 常任理事
China International Design Educator
Association 会員
佐藤 徹
生年月日
昭和43年11月29日生
略歴
平成03年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成03年04月
三菱電気デザイン研究所勤務
平成11年04月
日本大学芸術学部助手
平成15年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成20年04月
日本大学芸術学部准教授
平成27年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
持続可能なライフスタイルの実現に向けて、工業製品による環境負荷やエコロジー素材、再利用法などをエコデザインの観点から研究。JIDA環境委員会にて学生指導や主催展示も行っている。また工業デザインの現場におけるコンピュータの活用状況を調査し、3Dデータによる模型製作などを実践、検証している。
研究業績
「美しい椅子がわかる本」(共著)成美堂出版社
「エコデザイン」(共著)日本デザイン学会誌特集号
「conof.シリーズ」シュレッダー、電話機、デスクライトのシリーズ
「Slow coffee styleシリーズ」ドリッパー、カラフェ、マグ等のシリーズデザイン
「libroシリーズ」ソファベンチ、ソファテーブル等のシリーズデザイン
社会活動
日本デザイン学会会員
日本インダストリアルデザイン協会会員
東日本ブロック エコデザイン研究会副会長
東日本ブロック 運営委員
長瀬 浩明
生年月日
昭和38年08月17日生
略歴
平成元年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成元年04月
日本大学芸術学部美術学科補助員
平成04年04月
東京都立工業技術センター研究員
平成07年04月
長野県情報技術試験場研究員
平成17年04月
長野県工業技術総合センター研究員
平成22年04月
日本大学芸術学部准教授
平成30年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
感性工学や人間工学に基づくユーザー志向のものづくり(プロダクトデザイン、UXデザイン)を専門としている。筋電計やモーションキャプチャ等の生体計測技術を応用した製品や試作品等の定量的検証を通じ、福祉機器や生活支援用具等の研究開発を実践している。また企業や地域と連携して製品開発やブランド構築の支援やプロデュースを手掛けている。
研究業績
「姿勢調節障害のリハビリテーション装置の開発—実証試験方法の確立のための予備的検討—」人間生活工学. Vol.9, No.1(2008)
「Lateral Inclination of the Trunk and Falling Frequency in Parkinson’s Disease Patients」Electromyography and Clinical Neurophysiology. 50(2010)
「Postural Control While Sitting and Its Association with Risk of Falls in Patients with Parkinson’s Disease」INTECH.(2011)
「動作解析とインタビューによる起立補助椅子の有効性評価」日本感性工学会論文誌. Vol.11. No.1(2012)
「欧州における福祉機器の市場動向 —REHACARE INTERNATIONAL の調査から—」日本大学芸術学部紀要第66号(2017)
社会活動
日本感性工学会会員
公益財団法人共用品推進機構理事
森 香織
生年月日
昭和36年01月27日生
略歴
昭和62年03月
筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了
昭和63年04月
東京純心女子短期大学美術科助手
平成01年04月
東京純心女子短期大学美術科専任講師
平成06年04月
東京純心女子短期大学美術科助教授
平成08年04月
東京純心女子大学現代文化学部助教授
平成15年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成21年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻分野:基礎デザイン・視覚伝達デザイン・デザイン教育
デザイン・造形の基盤となる形態や色彩の研究を通して美的秩序や構成を、歴史的・地域的・文化的などの多方面から探求する。また、近年では大学教育におけるデザインの基礎分野について、カリキュラムや課題を通しての新しい可能性を探る試みを各国での実践例などと比較しながら構築している。
研究業績
○「グラフィックデザイン全史」(共訳) 淡交社
○「日本のかたちⅠ—構成要因と分類—」 東京純心女子短期大学紀要3
○「日本のかたちⅡ—連続と間—」 東京純心女子短期大学紀要4
○エディトリアルデザイン:雑誌「アイデア」「MJ無線と実験」(誠文堂新光社)、雑誌「Agora」(日本航空)
○「造形基礎と基礎デザイン—デザイン分野における基礎教育の目的と可能性」日本大学芸術学部紀要48号
社会活動
○日本デザイン学会教育部会主査
○基礎デザイン学会理事
○日本色彩研究所評議員
○日本色彩教育研究会理事
山本 守和
生年月日
昭和46年08月18日生
略歴
平成06年03月
日本大学理工学部海洋建築工学科卒業
平成08年03月
日本大学大学院理工学研究科修士課程修了
平成08年04月
大日本コンサルタント株式会社勤務
平成14年03月
日本大学大学院理工学研究科博士課程修了
平成15年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成28年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
津波発生時における避難行動に関する研究を行っている。災害時の状況、避難手法に関して、統計データや地理データなどを、地理情報システム(GIS)及びコンピュータシミュレーションを用いて、分析している。また、コンピュータに関連する研究として、芸術作品作成を目的としたWebサイトの構築及び運用・管理、教育おけるWebサイトの利用なども行っている。
研究業績
津波発生時における自動車避難シミュレーションによる避難経路の分析 千葉県長生郡一宮町を対象として、日本建築学会環境系論文集
津波災害時における自動車避難の対象地域に関する分析、日本建築学会大会
津波災害に対する防災計画を考慮した集落の分類手法に関する研究、日本建築学会大会
芸術学部における情報講義の授業改善に関する取り組み、日本大学FD研究
社会活動
日本建築学会会員
情報処理学会会員
若原 一貴
生年月日
昭和46年10月12日生
略歴
平成06年03月
日本大学芸術学部 美術学科 住空間デザインコース卒業
平成06年04月
株式会社 横河設計工房 入社
平成12年05月
株式会社 若原アトリエ 設立
平成30年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
令和元年04月
日本大学芸術学部准教授
令和04年04月
日本大学芸術学部教授
研究領域
専攻分野:建築設計
テーマは「現代小住宅における新しい設計手法」。空間を構成する寸法や光のグラデーションによって生まれる多様な心地よい「居場所」について考察。また、小住宅に適した構造形式や素材および現代の生活様式を反映したプランニングなど、これからの「小住宅」におけるスタンダードになり得る設計手法を研究。
研究業績
・作品
霧ヶ丘の家(神奈川県) 2017年竣工
辻堂の家(神奈川県) 2017年竣工
文京の小住宅(東京都) 2019年竣工
岡本の小住宅(兵庫県) 2021年竣工
小谷田の小住宅(埼玉県) 2021年竣工
瑞江の小住宅(東京都) 2021年竣工
小金井の小住宅(東京都) 2022年竣工
日本建築学会賞教育賞(教育貢献)受賞
・著書
小さな家を建てる(エクスナレッジ)
・主要論文
東京、名もなき名住宅を訪ねて(雑誌「住む。」泰文館発行にて連載)
社会活動
目黒区美術館建築ボランティア班
一般社団法人東京建築アクセスポイント理事
一般社団法人エコハウス研究会理事
日本建築学会会員
出羽 尚
生年月日
昭和52年07月28日生
略歴
平成12年03月
東京外国語大学外国語学部英語専攻卒業
平成14年03月
日本大学大学院芸術学研究科修了(修士)
平成17年11月
リーズ大学大学院修了(MA)
平成18年03月
日本大学大学院芸術学研究科修了(博士)
平成20年04月
武蔵大学人文学部非常勤講師
平成26年04月
宇都宮大学国際学部講師
平成29年04月
放送大学客員准教授
平成30年04月
宇都宮大学国際学部准教授
研究領域
西洋美術史・イギリス美術史
特に18,19世紀のイギリス風景画作品を主な研究対象とする。ほかにも、風景画と関連する美術理論、文芸、地誌といった領域や、自然と関係を持つ建築、庭園、デザイン、現代美術にも関心を持つ。
研究業績
『イメージ制作の場と環境』中央公論美術出版
『多文化共生をどう捉えるか』下野新聞社
社会活動
美術史学会会員
日本18世紀学会幹事
伊藤 寛
生年月日
昭和31年04月12日生
略歴
昭和54年03月
神奈川大学工学部建築学科卒業
昭和54年12月~昭和59年12月
長谷川敬アトリエ、小宮山昭+アトリエR勤務
昭和61年11月
ロータリ財団奨学金にてミラノ工科大学建築学科留学
昭和63年03月
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
昭和63年04月
一級建築士事務所伊藤寛アトリエ設立
平成05年04月~
神奈川大学、早稲田大学芸術学校、武蔵野美術大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師
平成23年04月~令和02年03月
京都芸術大学大学院教授
令和04年04月~
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専門分野:建築設計、特に木造住宅設計
住宅の空間が気持ちの有り様や家族の関係に与える影響は日々の暮らしの中ではごく小さなものだが、10年、20年と繰り返される中での影響力は計り知れない。そこが住宅設計の重要かつ面白い所だ。今日の対等で自由な人の関係を後押しするとびっきりの家をありふれた材料を使って作る事も私にとって重要なテーマである。
研究業績
「YATAI:13人の大道芸人のためのBUTAI」名古屋デザイン博覧会金賞(平成01年)
「黒水晶の家」東京建築士会住宅建築賞(平成17年)
「海と山と空の家」神奈川建築コンクール 最優秀賞(平成18年)
「謳う建築」展 建築倉庫WHAT(令和3年)
・著書
「住宅の普遍生を求めて」(国彰社ディテール別冊、共著)平成24年
社会活動
建築士会会員
建築士事務所協会会員
大槻 孝之
生年月日
昭和32年01月03日生
略歴
昭和54年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成03年04月
日本大学芸術学部助手
平成07年04月
日本大学芸術学部専任講師
平成11年04月
日本大学芸術学部助教授
平成17年04月
日本大学芸術学部教授
令和04年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
武蔵野美術大学客員教授
研究領域
主に鉄を素材として彫刻の制作発表を行っている。現在、彫刻と場との関係性について興味をもっている。無機的なホワイトキューブの美術の展示のために用意された空間や公園などの認知された公共の場ではなくて、日々移り変わる自然の中であるとか、歴史や文化を紡いできた日常の空間に直接に関わり、彫刻を通して特定の場を意識化していくことに彫刻の新たな可能性を探っている。
研究業績
「満ち潮を待って—Ⅱ」個展 メタルアートミュージアム光の谷
「水の風景」第22回現代日本彫刻展—07 宇部市野外彫刻美術館
「満潮を待って」個展 ギャラリーGAN
「風をのせて」NEW HEAVY展 神戸市CAP HOUSE
「迷宮の小径」雨引の里と彫刻展 茨城県大和村
社会活動
鉄の造形ワークショップ(神戸市CAP HOUSE)
N+N展ワークショップ(練馬区立美術館)
日本美術家連盟会員
大西 若人
生年月日
昭和37年05月13日生
略歴
昭和61年03月
東京大学工学部都市工学科(都市デザイン研究室)卒
昭和62年03月
東京大学大学院修士課程中退
昭和62年04月
朝日新聞社に入社、宮崎支局記者
平成02年04月
朝日新聞西部本社学芸部記者
平成06年04月
朝日新聞東京本社学芸部記者
平成11年05月
朝日新聞大阪本社学芸部記者
平成13年09月
朝日新聞東京本社学芸部(のち文化部)記者
平成16年09月
朝日新聞東京本社文化部次長
平成19年09月
朝日新聞東京本社文化部記者
平成22年04月
朝日新聞編集委員
研究領域
美術、建築、写真などの領域に関し、長年取材・執筆してきた経験を踏まえ、こうした視覚表現を現代文化、社会全体のなかに位置づけることを目指す。とりわけ、領域を横断する軸として、「身体」を巡る表現に着目。一方、こうした表現が生まれる背景となっている様々なシステムや文化的、社会的意志の存在も注視している。
研究業績
朝日新聞紙上での執筆のほか、『大地の芸術祭―越後妻有アートトリエンナーレ』(現代企画室)、『リファイン建築へ 青木茂の全仕事』(建築資料研究社)、『文藝別冊 [永久保存版]荒木経推』(河出書房新社)などに寄稿。
シンポジウムなどへの参加も多数。
社会活動
ヒロシマ賞選考委員
大庭 英治
生年月日
昭和25年05月30日生
略歴
昭和49年03月
東京芸術大学美術学部絵画科卒業
昭和51年03月
東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
昭和52年06月
フランス政府給費留学
(国立マルセイユ高等美術学校)
平成16年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成17年04月
日本大学芸術学部助教授
平成19年04月
日本大学芸術学部准教授
平成22年04月
日本大学芸術学部教授
令和03年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専攻分野:絵画
多種多様にわたる現代絵画の表現の中で、古い時代から用いられてきた油彩絵の具を材料として、その古典的な技法をベースに、自らの「造形意識」の表現を試みている。
具体的な形に拘らず、色彩の響きあい、コンポジション、マチエールなどを探究し、抽象的絵画の中に人の気配のする生活空間を描きたいと、その試行を続けている。
研究業績
個展「ヌーヴェル・ギャルリー」(フランス、1979年)
個展「ムゼウムドルフ」(ドイツ、1988年)
個展「東急Bunkamuraギャラリー」(1994年)
個展「髙島屋美術画廊」(1996、1999、2001、2005、2008、2011、2015、2018、2021、2024年)
その他、個展、グループ展、立軌展等で発表
社会活動
日本美術家連盟会員・委員
立軌会同人・運営委員
ABC(文化系フランス政府給費留学生)の会幹事
海崎 三郎
生年月日
昭和27年04月03日生
略歴
昭和50年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
昭和59年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成12年09月
東北芸術工科大学非常勤講師
平成16年04月
跡見学園女子大学短期大学部非常勤講師
平成16年04月
共立女子大学非常勤講師
研究領域
専攻分野は彫刻であり、表現素材は鉄である。扱い方の比較的自在である鉄に対して、負の無垢性とそこから生じるエネルギーに焦点を置きその在り方を探求している。
また、野外空間においては彫刻がもつ内と外の関係を空と大地、場所の特殊性も含めて作品化し、内側に対する志向性と現代彫刻の可能性の接点について試行している。
研究業績
「ROVER02-5」個展 ギャラリーOM
「熱より08-6」個展 ギャラリーせいほう
「左手の能力より」ねりまの美術’91—彫刻の現在— 練馬区立美術館
「ROVER03-1」TUKUBA 現代美術の磁場 2003展 茨城県つくば美術館
「ROVER03-2」NEW HEAVY展 神戸市 CAP HOUSE
「ROVER05-1」麻生の道彫刻展 川崎市
「能力Ⅰ」雨引の里と彫刻2008 桜川市茨城
社会活動
第12回全国健康福祉祭ふくい大会美術展
彫刻部門審査員
ワークショップ 福井市立美術館
金澤 健一
生年月日
昭和31年02月11日生
略暦
昭和54年03月
東京藝術大学美術学部工芸科卒業
昭和56年03月
東京藝術大学大学院美術研究科修了
平成元年~03年
東京藝術大学美術学部デザイン科非常勤講師
平成24年04月~令和06年03月
多摩美術大学美術学部工芸学科非常勤講師
平成24年04月~令和06年03月
東北芸術工科大学美術科非常勤講師
平成28年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
令和06年04月
東京造形大学造形学部美術学科彫刻非常勤講師
研究領域
工業製品としての金属を出発点とし、幾何学的な構成作品や、形と音の関わりをテーマとした作品を制作している。また、それらの作品をとおしてパフォーマンスや音楽家、舞踊家とのコラボレーションも行っている。金属という素材をいろいろな視点から観察し、造形の可能性やその展開を探っている。
美術教育研究の授業では、作家として美術教育の在り方を模索し、教える側と学ぶ側を超えた双方的な授業形態を取りいれ、美術の本質や役割を共に考える授業としている。
研究業績
「第1回岡本太郎記念現代芸術大賞」準大賞
「はがねの変相—金沢健一の仕事」川崎市岡本太郎美術館
「共鳴する空間 金沢健一 音のかけら」新潟市新津美術館
「第20回記念 現代日本彫刻展」宇部市野外彫刻美術館 毎日新聞社賞、市民賞
「金沢健一「音のかけら」とワークショップ展」川越市立美術館
「金沢健一展 出発点としての鉄 1982−2011」川越市立美術館
社会活動
美術館、小学校,科学館におけるワークショップ及び大学の特別講義。
木村 政司
生年月日
昭和30年11月29日生
略歴
昭和54年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
昭和59年06月
米国ワシントン州立大学大学院修士課程修了 MFA取得
昭和60年12月
米国スミソニアン協会国立自然人類歴史博物館インターン修了
昭和63年10月
(株)アーリーバード設立(代表取締役 現在非常勤)
平成05年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成10年04月
日本大学芸術学部助教授
平成16年04月
日本大学芸術学部教授
平成29年09月~令和04年06月
日本大学理事・評議員
平成29年09月~令和05年03月
日本大学芸術学部長・日本大学大学院芸術学研究科長
平成30年04月~
金沢工業大学コンテンツ&テクノロジー融合研究所客員教授
令和元年09月~令和02年08月
日本大学副学長
令和03年03月~
日本大学第三学園理事
令和05年04月~
日本大学第三学園理事長
佐野日本大学短期大学客員教授
研究領域
Scientific Illustration, Communication Design
研究業績
委託研究:”大昆虫展” 企画・展示・WSのデザイン委託研究2023.4~9/2024.4~9
社会活動
○板橋区基本構想審議会委員
○板橋区文化・国際交流財団理事
○日本サイエンスコミュニケーション協会会員
○日本グラフィックデザイナー協会会員 他
熊谷 廣己
生年月日
昭和30年10月08日生
略歴
昭和54年03月
日本大学生産工学部建築学科卒業
昭和56年03月
日本大学大学院生産工学研究科修士課程修了
昭和57年04月
内井昭蔵建築設計事務所勤務
平成02年04月
前川建築設計事務所勤務
平成12年04月
日本大学芸術学部助教授
平成18年04月
日本大学芸術学部教授
令和03年04月
日本大学芸術学部特任教授
研究領域
専攻分野:建築設計
建築デザインにおける設計過程に着目した方法論を主な研究領域とする。創造的なデザインプロセスの開発を実践活動を通じながら取り組んでいる
研究業績
作品
CURIOSITY
小丘舎
渡辺整形外科医院
論文
「混構造建築物における構造デザイン」日本大学芸術学部紀要42号
制作
「Design of Caps/Tabeleware」日本大学芸術学部紀要〈創作篇〉44/45号
社会活動
日本建築学会
東京建築士会
建築家・前川國男生誕100年記念展覧会発起人
肥田 不二夫
生年月日
昭和28年10月16日生
略歴
昭和52年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
昭和52年04月
赤井電機株式会社勤務
平成05年04月
日本大学芸術学部専任講師
早稲田大学理工学部非常勤講師
平成10年04月
日本大学芸術学部助教授
平成16年04月
日本大学芸術学部教授
令和03年04月
日本大学芸術学部特任教授
令和06年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
専攻分野:インダストリアルデザイン
医療機器,福祉機器等これからの高齢社会における道具、機器をはじめとし、生活に関わる様々なものをユニバーサルデザインの視点から調査分析を行ない、新たな製品開発及びそのデザイン手法、方法論等の、実践的研究を行っている。
研究業績
「ハンドドライヤーから考える衛生環境」第61回日本デザイン学会研究発表大会
「医学とデザイン学の融合による次世代型呼吸器診断ツールの開発」日本大学学術研究助成金総合研究(2015.4~2017.3)
産学連携デザインプロジェクト’ 16「車載オーディオ&エアコン操作システムのデザイン開発」(株)ナガシマ化学工業所(2017.3)
「呼吸器プロダクトの新たな可能性について(4)」日本大学芸術学部紀要第73号(2021.3)
「UD視点による呼吸器プロダクトの可能性について−8」第70回日本デザイン学会発表大会(2023.6)
社会活動
日本デザイン学会会員
人間工学会アーゴデザイン部会会員
小林 昭世
生年月日
昭和30年10月21日生
略歴
昭和56年03月
武蔵野美術大学大学院修士課程修了
平成04年04月
武蔵野美術大学専任講師
平成08年04月
武蔵野美術大学助教授
平成12年04月
武蔵野美術大学教授
この間、(株)三菱総合研究所社会システム部、育英工業高等専門学校講師、イリノイ工科大学研究員、日本大学、名古屋大学大学院、慶応義塾大学大学院、早稲田大学等非常勤講師。
研究領域
デザイン、特に、情報デザインやインタラクションデザインを対象とするデザイン方法論とその理論。また記号論に基づくデザイン理論研究。デザインという概念の成立と変遷に関する歴史、デザイン史。色と形についての、美術、表象文化、生物学等の学際的な思想とその歴史。
研究業績
『意味論的転回―デザインの新しい基礎理論』共訳、『現代デザイン事典2010』-『現代デザイン事典2015』共著、『かたち・機能のデザイン事典』共著、『グラフィックデザイン』共著、『デザイン科学事典』共著、『デザインに哲学は必要か』共著等
社会活動
日本デザイン学会、バウハウス協会、
ANBD(Asia Network Beyond Design)等。
斉藤 里香
生年月日
昭和52年07月20日生
略歴
平成12年03月
女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業
平成14年03月
東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修了
平成17年04月
日本工学院専門学校非常勤講師
平成28年04月
女子美術大学非常勤講師
令和05年04月
女子美術大学短期大学部非常勤講師
令和05年05月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
専攻分野:版画
日本の伝統的な水性木版画技法を用いた木版画と立体作品の制作。
極めて触覚的である木版画の制作過程とその写像を手掛かりに、人間個々の知覚とその差異、記憶などを柱とした世界の手触りを模索している。
研究業績
第68回日本版画協会展 山口源新人賞
第29回現代日本美術展 東京国立近代美術館賞
第13回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞大賞
個展「The advent」東京都庁
個展「斉藤里香展 LIMBO―辺獄―」
奈義町現代美術館
社会活動
日本版画協会会員
版画学会会員
佐賀 一郎
生年月日
1976年11月03日生
略歴
2000年慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、ニフティ株式会社勤務を経て、2003年女子美術大学大学院に入学、2009年美術博士号取得。2014年に多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科専任講師に着任、2017年より同准教授。女子美術大学短期大学部、日本大学大学院非常勤講師。
研究領域
近代日本のタイポグラフィを出発点に研究を開始しました。現在では、ビジュアルデザインとは何か/誰のための/何のためのものかを、その実務的・文化的・歴史的側面、そして機能と表現の関係に注目しつつ、少しでも明らかにしたいと考えています。近年ではデジタルアーカイヴと造形教育/デザイン教育を発想源に加えて研究しています。
研究業績
展覧会企画・監修『20世紀のポスター[図像と文字の風景]』(東京都庭園美術館、日本経済新聞社、2021年)
解説『包む』(株式会社コンセント、2019年)
監訳・解題『遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生』(ビー・エヌ・エヌ新社、2018年)
共著『弘道軒清朝体活字の世界』(女子美術大学、2016年3月)
翻訳・解説『ウィム・クロウエル』(ビー・エヌ・エヌ新社、2012年)
共著『活字印刷の文化史 』(勉誠出版、2009年)
社会活動
日本デザイン学会会員
多摩美術大学アートアーカイヴセンター運営委員
作田 富幸
生年月日
昭和35年01月22日生
略歴
昭和59年03月
東京造形大学美術学部版画専攻卒業
平成09年04月
共立女子大学非常勤講師
平成12年04月
創形美術学校非常勤講師
平成19年04月
横浜美術短期大学非常勤講師
平成21年04月
東京藝術大学非常勤講師
平成26年04月
女子美術大学非常勤講師
平成30年04月
東京造形大学非常勤講師
令和04年04月
日本大学客員教授
研究領域
専攻分野:版画
銅版画を中心にした制作をしている。個人的な経験や思考をもとに、人がみな感じている喜びや悲しみや孤独感などに肉薄し、昇華しようと考えている。
研究業績
第53回日本版画協会展、協会賞
第6回高知国際版画トリエンナーレ、大賞
第16回中華民国国際版画・素描ビエンナーレ、銀賞
第17回バルナ国際版画ビエンナーレ(ブルガリア)1等賞
個展 東急Bunkamuraギャラリー(2015)
個展 エカテリンブルグ美術館(ロシア)(2018)
社会活動
日本版画協会会員
嶋村 有里子
生年月日
昭和54年09月17日生
略歴
平成14年03月
日本大学芸術学部美術学科卒業
平成14年04月
日本大学芸術学部美術学科臨時職員
平成18年04月
日本大学芸術学部美術学科副手
平成20年04月
日本大学芸術学部美術学科助手
平成21年09月
文化庁新進芸術家海外派遣研修員(スペイン・バルセロナ)
平成29年04月
日本大学芸術学部美術学科非常勤講師
研究領域
緊張感のある画面づくりのためのデッサンを探求すると共に、油絵の具という素材の力強さ・色彩の美しさを画面上に表すことを目指し、絵画を支える基底材や顔料の研究を試みている。近年では国内外での滞在制作やリサーチを通して土地の記憶に根ざした作品制作も行なっている。
研究業績
個展(ハナエモリ・ギャラリー)[05’]
第50回シェル美術賞展(ヒルサイドギャラリー)[05’]
松井みどり審査員賞受賞
N+N展油絵の魅力(練馬区立美術館)[09′ 10′ 11’]
個展(高輪画廊)[14′ 16′ 18’]
ヴェロン會展(一宮市三岸節子美術館・高輪画廊・Salle des fetes du Veron)[15’~]
個展(鎌倉ドゥローイングギャラリー)[19’]
個展(始弘画廊)[20’~]
第1回始弘賞受賞
立軌会展(東京都美術館)[20’~]
その他個展、グループ展
社会活動
立軌会同人
ヴェロン會同人
文化庁在研会会員
日本美術家連盟会員
鷹尾 俊一
生年月日
昭和25年02月18日生
略歴
昭和48年03月
日本大学芸術学部美術学科中退
昭和48年04月
彫刻家
平成10年10月
創価大学教育学部非常勤講師
平成13年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成27年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
人体彫刻、人間像を主たる研究分野としている。素材はブロンズ及び樹脂を中心に制作している。
彫刻の長い歴史の中で人間像は、多くの作品と経験を持っているが、彫刻としての人間像はその内に内包される生命とその形の問題、それを形作る物質の問題、それが存在する空間の問題として捉えることが出来るだろう。この問題を変化と関係性という視点から見つめ、現代における人間像の新たな意味と可能性について探っている。
研究業績
第16回昭和会展 優秀賞 日動画廊 東京
神戸具像彫刻大賞展 優秀賞 神戸ポートアイランドパーク 兵庫
第3回高村光太郎大賞展 特別優秀賞 美ヶ原高原美術館 長野
「秘められたフォルムを刻む」鷹尾俊一彫刻展 西武アートフォーラム 東京
丸の内仲通り彫刻展 有楽町 東京
TUES1996鷹尾俊一彫刻展 美ヶ原高原美術館 長野
鷹尾俊一彫刻展「像」 A&Dギャラリー、アートギャラリー 日本大学芸術学部 東京
社会活動
公益財団法人 東京富士美術館 理事
田口 文哉
生年月日
昭和52年05月27日生
略歴
平成12年03月
武蔵大学人文学部日本文化学科 卒業
平成15年03月
日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻博士前期課程修了
平成21年03月
日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程修了
平成21年12月
さいたま市 学芸員(文化部大宮盆栽美術館)
研究領域
日本のイメージ文化史(美術史)を基盤に、中近世の絵画表現を主たる研究領域として、特に図像学―図像(イメージ)の形状、形態に着目し、その変遷や表現意図等を共時的・通時的に分析―という研究手法を用いて、絵画表現の可能性を巡る研究を行っている。
主たる研究内容の一つは、いわゆる「擬人化」表現について。中世の御伽草子から現代の子ども向け絵本を対象に、図像学的見地から、「擬人化」がどのように物語を語るのかを考察してきた。
二つ目は、勤務先のさいたま市大宮盆栽美術館における、日本及び海外における盆栽の歴史・文化に関する考証。美術史研究の視点から、海外研究者とも連携して盆栽文化史の構築を目指している。
研究業績
「『擬人化』の図像学、その物語表現の可能性について-御伽草子『弥兵衛鼠』を主たる対象として-」、『美術史』160号
「盆栽の図像学―浮世絵に見る江戸・明治の盆栽」、『近代盆栽』連載
『盆栽の物語―盆栽のたどった歴史』大宮盆栽美術館
『盆山BONSAN―屏風に息づく中世の盆栽』大宮盆栽美術館
『海を越えた盆栽家 吉村酉二―ニューヨーク、1958』大宮盆栽美術館
社会活動
美術史学会会員
盆栽文化等に関する出演・解説、講演活動
寺内 曜子
生年月日
昭和29年07月27日生
略歴
昭和52年03月
女子美術大学芸術学部造形学専攻卒業
昭和53年03月
女子美術大学芸術学部造形学専攻研究科修了
昭和56年07月
英国Saint Martin’s School of Art彫刻専攻Postgraduate Advanced Course修了
昭和58年09月~昭和59年08月
ヘンリー・ムーア財団フェローとして、アーティスト・イン・レジデンス(ロンドン)
平成02年02月~平成09年01月
英国Winchester School of Art非常勤講師
平成11年04月~平成13年03月
実践女子短期大学非常勤講師
平成14年10月~平成19年03月
愛知県立芸術大学美術学部油画専攻助教授
平成19年04月~令和02年03月
愛知県立芸術大学美術学部油画専攻教授
令和02年04月
愛知県立芸術大学名誉教授
研究領域
専攻分野:美術(彫刻・インスタレーション)
「物」を創るというよりも、「事」から必然的に表れる形や状況を提示する方法で制作をしている。観客の立つ展示空間ごと巨大な作品に取り込んでしまう場所限定のインスタレーションで、見える世界がいかに見えないままにあるかを経験させる場を提供する等、素材や媒体にこだわらずに、私たちの世界認識の限界を具現化することを試行している。
研究業績
「The Sculpture Show」Hayward Gallery
「色彩とモノクローム」東京国立近代美術館
「空間体験」国立国際美術館
<個展> かんらん舎/ Victoria Miro /豊田市美術館/ Chisenhale Gallery /メンヒェングラッドバッハ市立美術館 他
<パブリックコレクション>国立国際美術館 /Victoria& Albert Museum他多数
社会活動
「Art Award IN THE CUBE 2023」 審査員
国際芸術祭「あいち2022」組織委員会アドバイザー会議委員
西尾 彩
生年月日
昭和47年05月19日生
略歴
平成07年03月
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業
平成13年07月
Guildford College of Further & Higher Education, Diploma in Fine Bookbinding and Conservation卒業
平成14年07月
London College of Printing, BA Book Arts and Crafts卒業
平成15年09月
文化庁芸術家在外研修員(英国)
平成16年09月
武蔵野美術大学非常勤講師
平成25年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
研究領域
西洋の伝統的な製本技術をベースに、少部数の特装本などの製本・製函を行なっている。本の形態や特性を生かして作品の魅力をより高めることや、作品との接し方の可能性について、制作を通じて取り組んでいる。
研究業績
The Bookbinding Competition 2001 Best Book in the Competition
大英図書館
The Bookbinding Competition 2004 Folio Society Prize for the Set Book
大英図書館
Designer Bookbinders International Competition 2009
ボドリアン図書館
公益財団法人服部植物研究所
展示物制作
野口 玲一
生年月日
昭和39年08月13日生
略歴
昭和63年03月
東京芸術大学美術学部芸術学科卒業
平成04年03月
東京芸術大学大学院美術研究科修了
平成05年04月
東京都新美術館準備室(平成07年04月から東
京都現代美術館) 学芸員
平成08年10月
東京芸術大学芸術資料館(平成11年04月から
大学美術館) 助手
平成16年04月
文化庁 芸術文化課調査官
平成23年04月
三菱一号館美術館 学芸員
研究領域
日本の近世から近代の絵画史、その延長上にある現代美術。日本近世絵画/浮世絵/版画/日本画/近代絵画/現代美術。専門職と行政職の経験から、フィールドワークに基づく美術行政や美術館についての研究を行う。
研究業績
「1964年の日本美術―アンフォルメルの影、その後の展開―」、『日本の美術―よみがえる1964年』展図録、東京都現代美術館、1966年。
「カリキュラムとしての自画像とその変貌」、『〈洋画〉の青春群像―油画の卒業制作と自画像』展図録、東京藝術大学大学美術館、2002年。
「現代美術にみる浮世絵」、『浮世絵FloatingWorld 珠玉の斎藤コレクション』展図録、三菱一号館美術館、2013年。
「コンドルと暁斎が遺したもの―フェノロサ、芳崖と対比して」、『画鬼・暁斎―KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル』展図録、三菱一号館美術館、2015年。
「芳幾の画業と起業」、『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展図録、三菱一号館美術館、2023年。
社会活動
art-Link 上野-谷中 実行委員
(公財)美術文化振興協会 評議員
版画学会 運営委員
日本版画協会 外部理事
アートアワードトーキョー丸の内 審査員
伏見 唯
生年月日
1982年10月05日生
略歴
2006年早稲田大学理工学部建築学科卒業。
2008年早稲田大学大学院創造理工学研究科
建築学専攻修士課程修了後、新建築社、同大学院博士後期課程を経て、2014年伏見編集室設立。博士(工学)。
研究領域
日本建築史。大工が記した古文書や古図面の研究。いわゆる木割書や建地割図など、中世、近世のものを中心に分析している。研究と並行して、現代建築の評論や建築雑誌の編集制作も行っている。
研究業績
「『建築史』総目次 挿図名付き」『文献探索』2006年号、pp.399–434、2006年
「林家木割書について(1):林家の由緒」『日本建築学会関東支部2006年度査読付き研究報告集2』、pp.65–68、2007年
「大徳寺大工・林家の旧蔵資料における木割書と建地割図の比較研究」『日本建築学会計画系論文集』79(701)、pp.1651–1661、2014年
「『木砕之注文』「重々ノ間之事」における柱間逓減の規定方法」『日本建築学会計画系論文集』79(706)、pp.2751–2758、2014年
『木砕之注文』(共編著、中央公論美術出版、2013年)
『世界建築史論集』(共編著、中央公論美術出版、2015年)
『日本の住宅遺産』(世界文化社、2019年)
社会活動
日本建築学会会員
藤井 匡
生年月日
昭和45年05月11日生
略歴
平成07年03月
九州大学文学部卒業
平成07年04月
宇部市役所 学芸員(美術)
平成20年03月
京都造形芸術大学学科共通工房ウルトラファクトリー マネージャー
平成21年04月
名古屋芸術大学 非常勤講師
平成23年04月
京都精華大学 非常勤講師
平成24年04月
東京造形大学 准教授
平成25年04月
日本大学芸術学部 非常勤講師
令和03年04月
東京造形大学 教授
令和04年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
日本の近現代彫刻史。特に、野外彫刻の興隆する1960年代以降を中心とする。それと関係するかたちで、環境芸術、もの派、1980年代以降の工芸、パブリックアート、アートプロジェクト等についても考察を行う。作品そのものの分析の他に、美術と社会の関係性ついても検討を行っている。また、同時代の美術に関しては、展覧会キュレーション等のかたちでも関与している。
研究業績
『現代彫刻の方法』美学出版
『公共空間の美術』阿部出版
『風景彫刻』阿部出版
『眞板雅文の彫刻=写真』阿部出版
『ミニマリズム後の人間彫刻』阿部出版
『関係の時代の彫刻 1968/2018』阿部出版 ほか
社会活動
屋外彫刻調査保存研究会運営委員
特定非営利活動法人コンテンポラリー・アート・ジャパン理事
一般財団法人プラザ財団理事 ほか
藤村 拓也
生年月日
昭和56年4月2日
略歴
平成16年03月
東京学芸大学教育学部文化財科学専攻卒業
平成19年03月
東京学芸大学大学院教育学研究科芸術教育サブコース修了
平成21年03月
九州大学大学院人文科学府芸術学専修修了
平成24年09月
同上博士課程単位取得満期退学
平成24年10月
町田市立国際版画美術館学芸員
研究領域
ヘラルト・ダーフィット(1460頃~1523)を中心とした初期ネーデルラント絵画史と、15~18世紀の西洋を中心とした版画史。日本の現代版画家に関する展覧会も手がけている。これらの研究と活動を通じて歴史研究と批評理論の接点を模索中。
研究業績
『森羅万象を刻む―デューラーから柄澤齊へ』展図録、町田市立国際版画美術館、2016年
『インプリントまちだ展2018 荒木珠奈―記憶の繭を紡ぐ』小冊子、町田市立国際版画美術館、2018年
『THE BODY―身体の宇宙―』展図録、町田市立国際版画美術館、2019年
『版画の見かた―技法・表現・歴史―』展小冊子、町田市立国際版画美術館、2021年
『自然という書物―15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート』展図録、町田市立国際版画美術館、2023年
『幻想のフラヌール 版画家たちの夢・現・幻』展小冊子、町田市立国際版画美術館、2024年
社会活動
九州藝術学会会員
美術史学会会員
西洋中世学会会員
アート・ドキュメンテーション学会会員
星 晃
生年月日
昭和43年08月生
略歴
平成07年03月武蔵野美術大学 造形学部 日本画学科卒業
平成09年04月武蔵野美術大学 造形学部 日本画学科研究室 助手(平成13年03月迄)
平成12年文化庁国内インターンシップ研修員
平成14年04月武蔵野美術大学 造形学部 通信教育課程 非常勤講師
平成19年文化庁芸術家海外研究員(メキシコグアナファト大学)
平成28年04月東京造形大学 絵画専攻領域非常勤講師(令和05年03月迄)
令和04年04月日本大学 芸術学部 美術学科非常勤講師
研究領域
日本画制作。身近な対象を動機に色彩と構成の研究。膠、絵具、和紙の素材の成り立ち、日本を始め世界の各素材と表現の関係研究。パネル、屏風ほか矩形や支持体の構造研究。
研究業績
平成12年09月「表現の磁場 -日本画の現在-」武蔵野美術大学美術資料図書館
平成17年12月「αMプロジェクト絵画のコスモロジー」art space kimura ASK?
平成20年08月「Realizadas en Guanajuato」Univ.de Guanajuato/Galería Jesús Gallardo
平成21年07月「個展」佐藤美術館
平成21年11月 CAFネビュラ展 埼玉県立近代美術館(毎年出品)
平成28年12月「都美セレクション展」東京都美術館
社会活動
日本美術家連盟会員
CAF.ネビュラ展会員
松本 有
生年月日
昭和27年12月02日生
略歴
昭和53年03月
東北工業大学工学部工業意匠学科 卒業
昭和59年10月
フォルムデザイン有限会社を設立、代表取締役社長
平成15年07月
株式会社フォルム に社名及び組織変更
平成17年04月
東北工業大学ライフデザイン学部兼任講師
平成21年04月
日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師
平成22年04月
日本大学芸術学部デザイン学科ゼミ担当講師
平成22年04月
長岡造形大学プロダクトデザイン学科非常勤講師
平成27年04月
青山学院大学法学研究科ビジネス法務専攻非常勤講師
平成27年11月
放送大学非常勤講師
令和03年04月
日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師
研究領域
デザインにおける知的財産権の活用や、デザインマネジメント。商品開発(企画、リサーチ、外観デザイン、内部機構、設計、量産サポート、販売サポート)。開発分野は医療機器、家庭用品、文具、ベビー用品、ペット用品、車両関係、地域開発まで多岐にわたる。
研究業績
OXO社 POPコンテナ
三菱レイヨンクリンスイ社 浄水器
郵便事業株式会社 集配用キャリーボックス
貝印社 セレクト100シリーズピーラー
良品計画社 ジョイントタップコンセント
等をデザイン開発。手がけた製品は、Good デザイン 賞、IF universal design、Red dot design award等、国内外の賞を多数受賞。
社会活動
特許庁/特許等取得活用支援マネジメント強化事業 委員
巡回特許庁PR検討委員会 委員
「チーム伴走型知財経営モデル支援事業」運営委員会・委員
室井 公美子
生年月日
昭和50年8月15日
略歴
平成19年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
平成21年 東京造形大学大学院 造形研究科美術研究領域 修了
平成17~令和元年 東北芸術工科大学美術科洋画コース専任講師
令和2年~令和5年 東北芸術工科大学 美術科洋画コース准教授
令和5年~現在 武蔵野美術大学通信教育課程 非常勤講師
令和5年~現在 東北芸術工科大学芸術学部美術科 非常勤講師
令和6年~現在 日本大学芸術学部美術科非常勤講師
研究領域
絵画作品を中心に制作。旅やフィールドワークを通した取材を元に、アクション的な行為、身体性を伴った画面構築を模索。「彼岸と此岸の間」相反するものごとの狭間について思考している。
研究業績
代表的なもの5点程度
平成17年 群馬青年ビエンナーレ05’奨励賞
平成18年 「VOCA展 2006」上野の森美術館(東京)
平成25年 第31回損保ジャパン美術財団選抜奨励展FINAL秀作賞
平成28年、平成29年 第52回神奈川県美術展 特選
平成26年 アーティスト・イン・レジデンス Prosper財団 Circle of Peace(ジョージア/ティビリシ)
平成18年~ GALLERY MoMo所属作家として定期的に個展を開催
社会活動
八色の森の美術展実行委員(池田記念美術館)
森𠮷 健
生年月日
昭和44年12月31日生まれ
略歴
平成4年3月
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
平成6年3月
武蔵野美術大学大学院造形研究科油絵コース修了
平成18年4月
専門学校東洋美術学校絵画科非常勤講師
平成27年4月
女子美術大学短期大学部美術科非常勤講師
令和4年4月
日本大学芸術学部美術学科非常勤講師
令和6年4月
武蔵野美術大学共通絵画研究室非常勤講師
研究領域
平面絵画制作 油彩、水彩、各種ドローイングを通してそれぞれの道具の特性を生かして、対象の存在そのものを画面の中に閉じ込めたように描けたらと日々制作を繰り返しています。
研究業績
第9回多摩大賞TAMAうるおい美術展大賞受賞(平成10年)
第9回前田寛治大賞展佳作第三席(平成26年)
第10回前田寛治大賞展大賞受賞(平成30年)
社会活動
日本美術家連盟会員
前田寛治大賞展推薦委員
山中 敏正
生年月日
昭和32年生
略歴
昭和57年03月
千葉大学工学研究科修了(工業意匠)
昭和57年04月
旭光学工業(株)(現リコー(株))工業デザイン室デザイナー・研究員
平成02年10月
イリノイ工科大学デザイン方法論研究室特別研究員
平成06年02月
筑波大学芸術学系講師
平成14年04月
デルフト工科大学工業デザイン学部特別研究員
平成17年04月
筑波大学人間総合科学研究科教授
平成27年04月
筑波大学芸術係長
令和05年04月
筑波大学特命教授(数学マネジメント室長)
令和05年06月
筑波大学名誉教授
研究領域
感性科学の研究とデザインプロセスにおける感性評価,人間工学,認知科学などを用いた情報・プロダクトデザイン方法の研究デザイン教育の理論と実践
研究業績
学術論文・著書
LEVY Pierre, YAMANAKA Toshimasa, Kasnei Studies Description and Mapping through Kansei Study Keywords, Kasnei Engineering International Journal vol.8 No.2, Japan Society of Kansei Engineerig, 2009
Design is the Future: design discourse, DPD: Degree Program in Design 2020– 2021, University of Tsukuba, 2021, ISBN: 9784910114149
社会活動
国際デザイン学会連合(IASDR)運営(会長:2019~2023)
日本デザイン学会理事(会長:2012~2015)
グッドデザイン賞審査員(2001, 2003)
キッズデザイン賞審査員(2006~)
日本感性工学会参与
吉岡 正人
生年月日
昭和28年08月15日生
略歴
昭和55年03月
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
昭和57年03月
筑波大学大学院芸術研究科修了
昭和60年04月
埼玉大学教育学部講師
昭和61年04月
埼玉大学教育学部助教授
平成04年08月
文化庁芸術家在外研修員として渡伊(~平成05年08月)
平成09年04月
東京学芸大学大学院連合学校博士課程S教員併任(~平成31年03月)
平成13年04月
埼玉大学教育学部教授(~平成31年03月)
平成24年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
平成28年04月
武蔵野美術大学非常勤講師(~平成31年03月)
平成31年04月
埼玉大学名誉教授
平成31年04月
早稲田大学理工学術院非常勤講師(~現在)
研究領域
専攻分野:絵画(洋画)
主に卵テンペラと油彩による絵画作品を制作している。平面としての強さと美しさを求めており、その絵画性をもって深い精神性の追求を目的としている。古典から近代の絵画を研究し絵の具の扱い方と平面性の関係を研究している。
研究業績
二紀展に於いて文部科学大臣賞他受賞
第3回前田寛治大賞展大賞受賞(1995年)
個展「パラッツォプレトリオ」(イタリア1998年)
個展「日本橋三越本店」(1991年より7回)
「思い出のファンタジー二人展」(パラッツォベネチア国立美術館・イタリア)
作品収蔵・文化庁、埼玉県立近代美術館、国際赤十字社(スイス)他
著書「モネ・名画に隠れた謎を解く」(中央公論新社・平成19年)他
社会活動
一般社団法人二紀会理事
越生町教育委員会委員(平成7年~16年)
渡邉 有葵
生年月日
昭和56年09月05日生
略歴
平成16年03月
日本大学芸学部美術学科卒業
平成18年03月
日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻博士前期課程修了
平成26年04月
日本大学芸術学部非常勤講師
令和05年08月・10月
アーティスト・イン・レジデンス LTA Programme(ライプツィヒ/ドイツ)
研究領域
色彩や線、絵肌や筆致が関係し合うバランスの中に絵画の可能性を探求している。
スケッチを通して得た実感と絵画の構成要素について画面の持つ意味合いや視点の工夫について研究している。また、画家自身の皮膚とも言えるマチエール(絵肌)の研究を大切にしている。様々なものが繋がり合い関係し合って混沌している現実を枠におさめようとせず、あるがままに受けとめて絵画空間をつくるバランスの中に提示する。
研究業績
日本大学生産工学部賞(卒業制作買い上げ)[`06]
東京ワンダーウォール(東京都現代美術館)[`06]
N+N展(練馬区立美術館)[`10 `14]
CAFネビュラ展(埼玉県立近代美術館)[`11 `16 `20]
第47回 昭和会展(日動画廊)[`12]
個展(HIGURE17-15cas)[`13 `22]
個展(NICHE GALLERY)[`13 `15 `17]
第78回 新制作展(国立新美術館)損保ジャパン日本興亜美術財団賞[`14]
第33回 上野の森美術館大賞展(上野の森美術館)[`15 `16]
第79回 新制作展(国立新美術館)新作家賞[`15 `18]
公募団体ベストセレクション美術(東京都美術館)[`16]
第80回 新制作展(国立新美術館)絵画部賞[`16]
その他個展、グループ展
社会活動
新制作協会会員
CAF.N協会会員
渡部 葉子
生年月日
昭和36年08月18日生
略歴
昭和62年09月
東京都美術館就職(学芸員)
昭和63年03月
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了
平成04年04月
新美術館準備室に移り、平成07年03月東京都現代美術館開館に伴い同館学芸員となる。
平成17年03月
東京都現代美術館退職。
平成18年04月
慶應義塾大学アート・センター専任教員兼キュレーターとなり現在に至る。
平成31年04月
慶應義塾ミュージアム・コモンズ副機構長を兼任
研究領域
近現代美術史。特に1960年代末―1970年代初頭に研究的関心を置いているが、近年は展覧会史研究の観点から研究に取り組んでいる。慶應義塾大学アート・センター所管のアーカイヴを通して、現代芸術のアーカイヴの問題にも関わり、アーカイヴと展示やワークショップを結びつけた実践に取り組んでいる。また、美術館のマテリアルを教育に活かす方法論としてのObject Based Learningにも関心を広げ、その実践にも取り組んでいる。
研究業績
[展覧会企画と出版]
『構造と記憶——戸谷成雄・遠藤利克・剣持和夫』(東京都美術館、1991年)
『レボリューション/美術の60年代』(東京都現代美術館,1995年)
『同時代の眼V ブリンキー・パレルモ』(慶應義塾大学アート・センター以下KUAC、2015年)
『東京ビエンナーレ’70 再び』(KUAC、2016年)
『Standing Point 1 寺内曜子 』(KUAC,2017年)
『河口龍夫 鰓呼吸する視線 [記録集]』(KUAC、2021年)
『河口龍夫 無呼吸』(KUAC、2021年)
社会活動
美術史学会会員
美学会会員
日仏美術学会会員
近現代建築資料館運営委員 他